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2005年4月の7件の記事

2005/04/25

授乳って「はしたない」ことだったのか

05/04/24(日), 18:05:37

授乳:照れずにおっぱい お乳あげ、語りあう「ショー」人気(毎日新聞)

つくば市のことだというので興味がわいて。

授乳時に胸元が見えないように工夫された「授乳服」の実演と説明を「ショー」と呼んでいるようです。「これまで全国各地で約40回開き、6月には愛・地球博(愛知万博)でも予定されている」とのことで、こういうのが全国を巡業して回るほどなのかとびっくり。

主催しているのは「モーハウス」というお店で、授乳服を作っているそうなのですが、開業のいきさつには、代表の光畑さんの経験が元になっているそうです。

製作のきっかけは、光畑さん自身の体験。約8年前、生後1カ月の二女を連れて電車に乗った時、おなかがすいた二女が泣き出し、やむを得ずブラウスを開けて授乳した。「恥ずかしかった。友人からは『信じられない』と言われ、落ち込みました」と振り返る。
ちょっと昔まで人前での授乳はごくありふれた風景だったように思うのですが…。
また友人が「信じられない」と言ったとか、そんな人とは縁を切った方がいいです。母乳哺育の人はみんな苦労してるんだから。

それにしても、「『授乳ははしたない、という思いこみがなくなった』などの反響があり」とか、授乳って「はしたない」ものだったんだ?とこれもびっくり。

ところで、授乳ができるように工夫された服って以前にもあったような気がするんですが、そうでもなかったのかな。

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生業のかおり

05/04/25(月), 19:18:51

しばらく前のことですが、東大阪の工場街を歩いていて「シカル加工」という看板を見つけました。

シカル加工。初めて見る加工法の名前でした。工場をのぞいてみましたが、シャッターが閉まっていて見えない。中で音はしてるんですが。

帰ってからグーグル様にお伺いを立てたところ、プレーナー加工と同種のものだとご託宣がありました。ありがたいことです。要するに、かんな削りと同じですね。
で、「シカル」って妙な響きだなあと思って調べると、ドイツ語でした。プレーナーは「プレーンにするもの」ってことで、かんなっぽいのがわかりますが、「シカル」じゃあわからない。なんとなくレトロっぽい感じがします。

で、プレーナー加工って、金属加工業者でも割と少ない方なんですよね。どれくらい一般的なんだろうって思って、やはりグーグル様にお尋ねしたところ、面白いことがわかりました。

ちゃんと検証してないんですが、「シカル加工」って呼び方は、どうも大阪に集中しているようなんですよ。「シカル加工」でヒットしたサイトを見ていくと、大阪であることが多いんです。で、プレーナー加工だとこれは全国にまたがっている。

で、仮説なんですけど、これは大阪の金属加工の「古さ」を物語っているんじゃないかと。
戦後の技術や設備の導入はもちろんアメリカが中心だったし、英語文献を中心に高校や大学も教育研究が進んだわけで、技術用語に英語が使われるのは理の当然なわけですね。
「ハイス(hi-speed:高速度鋼)」とか「ハイテン(high-tension: 高張力鋼)」とかって言葉は、そうした英語が「メリケン粉」みたいに日本語化した例ですけれど、その響きからは何となく、油まみれで日々働いた職人たちの姿が思われて、わりと好きなんです。

話を戻すと、幕末から明治、大正、そして戦前までは、英米ももちろんですが、ドイツの影響は今より遙かに強かったわけで、「シカル加工」って言葉は、他の地域では新しい英語の言葉に取って代わられたんですけれども、大阪ではずっと根強く残ったんじゃないかなあと思うのです。言い換えると、大阪には、まだずっと昔の日本の「町工場」の空気が生きているんじゃないかな、と。

追記:機械や金属加工のドイツ語語源の現場言葉ってまだ他にもあったと思います。一度、もうちょっとちゃんと調べてみたいなあと思ってます。

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コンドームとサリー

05/04/25(月), 18:07:29

インドのコンドームの殆どがサリー工場で使われている?(Tokyo Fuku-blog)

Most Condoms in India Used to Make Saris(Yahoo! News)

上記どちらでも同じですが、要するに、

インドで年間10億個生産されているコンドームのうち本来の目的に使われているのは約1/4で、残りの大部分はサリーやおもちゃ、スリッパなどの工場で使われている
ということだそうです。

なんでも、コンドームに塗布されているシリコンオイルを糸の滑りを良くする潤滑剤として重宝しているそうです。
繊維産業にとって糸が切れるというトラブルは非常にイヤなものです。それを避けるためには機械の速度を落としたりするわけですが、生産能率が格段に下がるのでそれもイヤ~な感じで、良質の潤滑ができることの喜びはよくわかるのですが、それをコンドームに頼るというのは、まあ要するに材料不足なんだろうなあと。
でも、どうせならシリコンオイルを缶で買った方が遙かに安いはずだし、それもできないほど流通が不自由ではないと思うんですが…?

で、仮説。

1.コンドーム型のゴムとオイルのセットが機械にばっちりだった。つまりオイルだけじゃなくて、ゴムが付いているのが都合がいいという。
2.本当は専用部品がほしいんだけど、潤滑剤その他が入手困難
3.コンドームの方が安い(上記2と本質的には同じ。)

ちょっと調べてみたら、インドではいろんなところがコンドームの無料配布に取り組んでいるらしい。理由としては、
・人口抑制
・HIVなど性感染症の予防
・女性の地位向上など社会的な開発プログラム
があるようです。

ということは、仮説3が一番いい感じかな。つまり、ただでもらえるわけだから。言い換えると、コンドームがだぶついていると言っていいでしょう。背景には、もちろん良質な部材の不足に悩むインド工業の現状があると思います。中岡哲朗が言う「産業連関の結び目」が欠如している状態が透けて見えてきます。それと同時に、手元にある材料をうまく転用して生産をやり遂げてしまう、インド工業の「たくましさ」みたいなものも感じられます。

もっとも、コンドームをだぶつかせている理由が何かを考えると、なんとなく難しい社会構造が予想されて、憂鬱になるわけですが…。

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仙台地下鉄球団

05/04/25(月), 17:37:44

B級とかマイナーとかな存在に心惹かれる私が今お気に入りなのが、楽天イーグルスなわけですが、それにしても全然勝ちませんねえ。

前評判では140試合(たぶん)中100敗する、つまりシーズン全体で30勝くらいだろうとか言われていましたが、この調子だと10勝もおぼつかないのではないか。ここしばらく様子をうかがっておりましたが、私の気持ち的には、今シーズンは二桁勝利を目標にするのがいいのではないか。いや、投手の勝ち星ではなくて、チーム全体の勝ち数です。

そうすれば、今日までですでに5勝していますから、あと5つ何とか勝てばいい。そうすれば、まだ100試合以上残っていますから、じっくり構えて戦力を練っていけると思うわけです。で、万が一目標をクリアしてしまったりした場合には、仙台市内を祝賀パレードしたらどうかと。プロ野球恒例のビール掛けもしちゃったりして。最下位だろうが「プロ野球の恥」と嘲笑されようが、構わず祝っちゃう。

いや、同じリーグ内とはいえ、他チームとの実力差がここまで明確である以上、順位とか勝ち負けとか、他球団を物差しにした相対評価はかえって毒でしょう。目下8連敗中なわけですが、もう「出口の見えないトンネル」とかじゃなくて、もとから地下を走ってると思った方がいい。地下鉄。仙台市の二つめの地下鉄ですよ。

こういう場合は、誰がなんと言おうと、ただひたすら黙々と自分の殻に閉じこもって絶対基準に基づいた到達度評価で努力した方がいいですよ。んで、球場には「臥薪嘗胆」ってでっかく書いておく。宿舎のベッドは薪で作る。選手はガムを噛まずにクマの肝をなめる。楽天の攻撃時には、バックスクリーンにでっかく「今に見ていろ」と表示する。試合前には必ず中島みゆきの「地上の星」を流す。
そういう唯我独尊かつ被虐的、かつストイックな姿勢でがんばるならば、必ずや世の窓際中年オジサンの絶大なる支持を勝ち得るに違いありません。勝てるかどうかはわかりませんが。

PS. 「地上の星」を流すのはまずいですね。我々、地面の下から出てこれないわけですから。かえって落ち込んじゃう。

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2005/04/21

行ってみたい…とは言い切れないところ

05/04/21(木), 21:40:39

歴史公園ワープステーション江戸(茨城県伊奈町)

同僚に聞いたところでは、かなりイタいテーマパークらしい。

本日現在、上記公式ホームページでは、文字通り表紙しかなく、所在地や営業時間等、一切わからない。情報提供を拒まれているような気持ちさえする。

こういうときはグーグル様のお力をお借りして検索をかける。すると過去のページの残骸が見つかったりする。

残骸とおぼしきホームページ
過去のイベント情報
交通アクセス(どこからもリンクなし。どうなってるの?)

結局、営業時間や入場料の情報はなし。全然別のところから情報を確保。

大江戸コスプレ博 in ワープステーション江戸
中の写真がたくさんある。建物の造作自体はわりと見られるじゃん、という感じ。それにしても閑散としている…。

「ワープステーション江戸」レポート(空間通信)
「空間施設に関わるリーダーのための運営とコミュニケーションのWeb専門誌」を標榜する「空間通信」の取材レポート。ここで初めて入場料とか営業時間とかがわかった。
ここは2000年4月オープンだったそうで、その数ヶ月後の夏の取材のようだ。結構詳細なレポートで、参考になる。直接的な評価はないものの、ビミョーな表現が楽しい。
施設設立の経緯が「マルチメディアと自然を調和させた新しいまちづくりを実現させる」メディアパークシティ事業という県の第1期事業だったことや、営業主体の「株式会社メディアパークつくば」が、かなり怪しい雰囲気を漂わせた会社(だった)らしいこと、それがわずか2年ほどで破綻して(させて?)、しかも民事再生法で処理するという手口を使ったことなど、県や地元、NHKに大手企業が絡んだ結構香ばしい案件らしいことがよくわかる。
この当時からかなりイタい運営だったらしいこともわかる。まあ施設運営の収益とか地域活性化とかが関係主体の目的関数には入ってなさそうなことは上記から自明なのだけれど。
それと、設定価格が高すぎ。大人1400円、小人700円、しかも中の施設は別途有料。

茨城県伊奈町ホームページ
「ワープステーションイベント情報」というのがあって、どうやらまだ何とかし(てるというポーズをとり)たいらしい。ここで今年度から「営業時間・入場料金等」が変わったことを知る。入場料金:大人1400円⇒500円、小人700円⇒300円 だそうだ。やっと下がった。つーか、やっぱり営業時間はわからないんですけど。

ちなみに、伊奈町は隣の谷和原村と合併して「つくばみらい市」になるんだそうだ。南セントレア市とタメを張れる発想だ。それにしても、地方行政官のセンスって、なんでこんなにことごとくダメダメなんだ?

で、「メディアパークつくば」でぐぐってみたら、色々な情報が出てきた。全部に目を通せないし紹介も無理だが、

潮来出身「海老沢会長」と「茨城県」の深い関係(サンデー毎日)
「テーマパークを柱に先端都市を造る計画」(バカ?)が90年代に出てきて、「94年に映像未来都市事業化推進協議会が発足」して、どうやら県がNHKとつるんで「メディアパーク」構想を作り、そのプロセスでNHKが一儲けしたらしいことがわかる。

・日経ビジネスの2002年09月09日号に「敗軍の将、兵を語る 誰も知らなかったテーマパーク▼助川幹夫氏[メディアパークつくば専務]」という興味深い記事があるらしい。

メディアパークつくば、2千万円に減資(常陽新聞2004年6月4日)
資本金をなんと31億1千万円から一気に2000万円に減資との報道。2002年に再生法で債権者者は泣きを見ているわけだが、上記サンデー毎日の報道、空間通信のレポートと合わせると、民間出資者のほとんどが損金処理したのではないかと思われるが…?しかし誰の生首も飛ばなかったのかな。
なお、ワープステーション江戸はメディアパークつくばから県開発公社に売却されていたらしい。下記毎日放送のページによると、2億円あまりで購入したことになっているそうだ。

記事からワープステーション江戸の入場者数を考えると、01年度に16万5千人、02年度に9万4千人、03年度に6万6千人だそうだ。だが、他のサイトなどの記述を見ると、とにかく人がいないそうで、「本当?」という気がする。パリーグの観客数と同じようなからくりがあるんじゃないかとか勘ぐりたくなる。
ちなみに、上記「空間通信」によれば、当初計画では40万人~45万人でペイという構想だったらしい。こんな計画で事業化へ走ったとは驚く他はない。
なお、記事では2000年度、つまり開園当初から運営は日光江戸村を運営している大新東グループに委託されてるとのことだが、下記の記述とは食い違いがある。

ニッポンの現場 テーマパーク再建請負人(サタモニ11/30放送分)(毎日放送)
大新東グループの日光江戸村で支配人に相当する城代家老を務めていた大久保亘さん47歳が所長となって立て直しに奮闘する様子を描いた放送らしい。
ここの記述では、大新東グループはメディアパークつくばの破綻後に運営を委託されたとある。
「人間としてお客様にいかに触れ合うか。そこでお客様にいかに感動を持ってお帰りいただくか。そういう人間の力によってお客様に満足を提供していきたい」
という所長の言葉はメディアパーク事業の直接的な批判になっている。

取材後記によると、県開発公社は「過去の経緯に触れるなら取材は断わる」と言ったらしい。すばらしすぎると言えよう。

なお、このページでは、「歌謡ショー」や「手作りの遊具」、「地元で採れた新鮮な野菜の直売」が改革のための新機軸として紹介されているが、冒頭に述べた同僚は、これらに強烈なネガティブインパクトを受けたらしい。同様の記述が上記サンデー毎日の記事にもある。

本誌記者が訪れた9月1日も、平日とはいえ、午前中の入場者はわずか4人。夫婦で来ていた近くに住む男性(49)が語る。

「初めて来たけど、客が誰もいない。歌と踊りのショーを見ましたが、妻と2人きりではとても楽しめない。来るのは一度で十分です」


知事定例記者会見における発言要旨(平成17年2月3日 茨城県)
今もメディアパークつくばとワープステーション江戸が県政をひきずっていることがわかる。
メディアパークつくば事業は、結局第1期のワープステーション江戸破綻以降、凍結されているようだ。当たり前とはいえ、人ごとながらほっとする。


なんだか恐ろしく長い記事になってしまったが、要するに、ワープステーション江戸、探偵ナイトスクープ的に言えば「秘境」的味わいで楽しめそうなのだが、でもこれだけ調べたら、もうおなかいっぱいだ、ということだ。

●さらに追記。
メディアパークつくば専務だった助川幹夫氏でぐぐってみたら、おおむね次のことがわかった。

助川幹夫氏
昭和22年生まれ。明治大学法学部卒業後同庁入庁。ミュージアムパーク茨城県自然博物館、福祉部障害福祉課、生活環境部生活文化課、企画部企画監を経て平成15年より教育庁生涯学習課課長。

企画部企画監の時に専務を兼任していたのだと思われる。

1996.8? 自然博物館企画課長

2002年まで メディアパークつくば専務
2002年 財団法人 茨城県国際交流協会評議員
http://www.ia-ibaraki.or.jp/ja/iia/hyougi.htm

茨城県 教育庁参事(自然博物館副館長兼務)(年代不明。県教育委員会サイトによる。更新されていないのか?自然博物館サイトでは副館長名が異なっている)

宮城県の社労士に同姓同名があり。
http://www.sharo-miyagi.com/htmls/meibo/meibo_izumiku.html

2004/06/29時点では茨城県教育庁生涯学習課課長
http://www.asahi-kyoiku.net/interview/back_006.html

なお、常陽新聞ニュースに
第3セクター「メディアパーク」破たん(2002年7月26日付)
メディアパークつくばで債権者説明会(2002年7月30日付)
という2本の記事がある。

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統計とか

gretl
フリーの計量経済学用ソフトウェア
R よりも取っつきがいいとか?
サイト:http://gretl.sourceforge.net/
参考:http://freshmeat.net/projects/gretl/

freshmeat というサイトを初めて知りました。
http://freshmeat.net/

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2005/04/06

航空科学博物館

世界最大の飛行機模型シミュレーター(Yahoo!ニュース)

実物とほぼ同様のコックピットで操縦すると、展示してあるボーイング747―400型機の8分の1スケールの模型が動くというものらしいです。千葉県芝山町(成田空港近く)の航空科学博物館にできたんだとか。

NHKラジオでも紹介されて、その話によれば、「操縦」に時間がかかるので、1日30人の予約制だとか。

航空科学博物館
今、サイトをチェックしようとしたらアクセスできず。多分、皆さん一斉にアクセスしてるんだと思います。

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