[メモ]PIO病ってのがあるそうで。
知人がWindows XP パソコンの動作が遅くて困っていると言っていた。
インストールから数年以上経つと、起動や終了が遅くなったり全体に動作がもっさりするようになることが多いんだけど、だんだんとゴミが溜まるのかなあなんて考えていた。
HDDが空き容量が少なくなりすぎても動作が鈍くなるので、そのせいかなとも思った。それで、その知人にはもう一度インストールし直してシステムをきれいにしたらどうか、と言ったのだが、今日たまたま知ったのだが、PIO病というのがあるそうですな。
PIO病 | PEACE DOGS & timtim
PIOモード病(PIO病)を治す■【特効楽】■ - mut3の日記
Windows では通常、デバイスの転送モードが UltraDMA という高速なモードなのに、なぜだか PIO モードという遅いモードになったりするそうで、本来の高速な転送モードを使えていない状態のことを PIO病と言うらしい。
で、治し方で一番簡単そうなのは、
PIO病のIDEチャネルを削除して再起動する→Windowsが自動で再構築する。
というもの。知人に連絡しなければ。
実家のパソコンも動きが最近遅いので、今度チェックしてみよう。
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で、どうしてこんな情報を知ったかというと、職場のノートPCのHDDが容量いっぱいになり、大きなものに買い換えようかと思っていたのだけど、SSDもそこそこ大きくて速いものが出てきているらしいので、その情報あさりをしていたときに、たまたまPIO病の話を見たというわけ。
で、SSDなのだけど。
まだ値段と容量的にはHDDの方に一日の長があるみたい。容量も128GBを超えるものもそれなりにあるし、かなり値段もこなれてきているから買ってもいいかなあと思ったりもする。
ただ予想外に転送速度が遅いものもあるし、「プチフリーズ」という問題もあるみたいだし。GIGAZINEなどでは「SSDに換装したら起動が爆速になった」とか「HDDのベンチマークが劇的に改善」とかとあるので、気になってあれこれ見たらそれほど換装前と変わっていなかったりする例や、そもそも遅いSSDもあって、むしろ遅くなったという話もあるし。これはむしろ換装前にどんな状態だったかの方が重要かもしれない。だとすると、HDDでもいいのかなという気もする。
そして何より気になるのは書き込み回数上限があって、場合によっては寿命が短いということ。どんな壊れ方をするのかが気になる。HDDの不良セクタが出るみたいに部分的に壊れていくのか、それともある時突然全て読み書きできなくなるのか。
まだ調べてないけど、キャッシュファイルが書き込まれる領域とか、Windows が勝手にインデックスファイルを作ったりする領域とか、テンポラリファイルを書き込んだりする領域とか、…というのは、ソフトウェアとか自分で作ったデータとかのファイルがどんどん溜まっていくじゃないですか。その領域はもう書き込まないわけだから、書き込みする領域は次第に狭まっていくわけで、そうしたら頻繁に書き換えられる場所が次第に定まっていって、書き換え頻度が上がり、そしてある場所からだめになっていく…という感じなのかななどと思ったりしているので。
まあ妄想する前に調べればいいんだけど。
でも結局好奇心に負けて買ってしまいそうな気がする…。
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追記
SSDの書き込み上限が領域(セクタじゃなくてセルというそうだ)ごとにあり、書き込み回数が上限を超えた場所から壊れていくらしいというのは、おおむね正しいようだけど、使っているうちに書き換えしない箇所が次第に増えていって、頻繁に書き換えられる箇所が集中していくというのは、そうではないらしい。
「本来ディスクの空領域の範囲で書き込みが行われることによる書き込み回数の偏りを是正するための技術が、『SSDの書き込み平準化』であり、この平準化は、本来一度書き込まれて殆ど変更されないOSのファイルを含めたディスク全領域を使って行われる」ようです。
この、書き換え回数の平均化アルゴリズムとか表面に現れないいろいろなことで、SSDの性能や耐久性などは、メーカーごとの違いが大きくなるような気がする。
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