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2009/02/03

[メモ]退職を拒んだら“兵糧攻め”に・・・。カリスマ経営者に騙され、「辞表」を出した管理職たち

ダイヤモンド・オンラインの「第2次リストラ時代(!?)に贈る 私が「負け組社員」になった理由」というシリーズもの。
http://diamond.jp/series/yoshida/10008/

うちの会社でも中期的にはリストラ必須と思われ、こうした労働関係はちょくちょく見ておかないと。
先日、すぐ近所の同業他社が閉鎖するという報道も出た。…生き残りゲーム?
同僚の中には逃げ出す人も出始めたしなあ…。先手必勝かもしれない。

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業績不振の会社。人件費総額の15%カットと役員報酬の30%カットを決定済み。

1.管理職が「カリスマ性のある創業経営者」から会議に招集される。
2.「自らの進退を一任する」という文書に署名を迫られ、それに応じる。
3.その署名を盾に、辞職を迫られる
4.応じない場合は執拗に迫られ、退職金・解雇等をちらつかされる
5.職場でも仕事を取り上げられる

ここで挙げられている教訓。

1)安易に「出処進退」に関する書類などを書かないこと
「たとえ経営者からの「命令」であったとしても、自分の意思に反して「出処進退」に関する文書を提出しないこと」

正社員は簡単に解雇できないので、「いろいろな理由をつけて自主退職(依願退職)に追い込もうとしてくる。」
始末書や業務命令違反文書なども、辞表を書かせる口実になりうるとのこと。
もっとも、始末書などを根拠に辞表を書かせる行為が正当なのかどうかは書かれていない。

2)「ただ抵抗する」だけでは、得策ではない
いったん会社が決意すると、退職させるまで簡単にはあきらめない(他の社員への示しが付かない)ので、自分たちだけでがんばり続けるのは無理があるとのこと。
一つの選択肢が、労働局や労働基準監督署、労政事務所といった第3者機関に相談し、会社との調停に入ってもらうというもの。ここで「退職強要ではないか」「会社として努力してこなかったのではないか」などを問いただすことも出来る。

「一連の行動が会社の明確な意思である以上、厳しい闘いにはなるだろう」という一文が重い。


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