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2009/05/25

[メモ]北朝鮮の核実験

本日北朝鮮が地下核実験を行ったとのこと。2006年に次ぐ2回目だそうです。ちなみに、短距離ミサイルも撃ったとのことで(韓国が観測したみたい)、なんだか北朝鮮はこのところしっちゃかめっちゃかですね。

報道によれば、北朝鮮はこの以前から警告していたそう。このところニュースも新聞もまともに見ておらず、全然気づいてませんでした。

以下、毎日新聞から。
4月29日付 北朝鮮:「核実験も」 外務省声明、国連制裁「撤回なければ」 - 毎日jp(毎日新聞)

4月30日付 北朝鮮:「核実験辞さず」報道官声明 日中「織り込み済み」 - 毎日jp(毎日新聞)

それまでの経緯
・4月13日 長距離弾道ミサイル発射(人工衛星打ち上げ)に対して国連安全保障理事会が北朝鮮非難の議長声明を採択。
・4月14日 北朝鮮、6カ国協議への不参加や使用済み燃料棒再処理を宣言
・4月25日 北朝鮮、再処理開始を表明
・4月29日 北朝鮮、安保理が即時に謝罪しなければ「追加的な自衛的措置」として、2度目の核実験や大陸間弾道弾(ICBM)実験を実施すると表明。また、軽水炉原発の建設に向け、核燃料の独自生産のための技術開発を速やかに始めるとも。

4月30日の記事で見る各国の反応

・麻生首相同行筋 「北朝鮮はわざと日中首脳会談の当日にぶつけてきたのだろう。注目を集めて見返りを引き出す、いつもの『瀬戸際外交』だ」と分析
・麻生首相「北朝鮮に対し、過剰に反応することなく、抑制的に対応することが大事だ」と指摘(温首相との会談で)
・温首相「関係各国は大局的見地から冷静な態度を維持していくことが重要。6カ国協議は曲折があるが、ねばり強く困難を克服することが重要だ」

いずれも北朝鮮を6カ国協議へつなぎ止める方向を確認したのみという印象を受ける。

中国にとっても「自国の安全保障に影響する北朝鮮の核実験はミサイル発射とは異なる次元の問題」(北京外交筋)であり、核実験は容認できない。  さらに、6カ国協議再開に向けて中国が外交努力を続けている段階で、北朝鮮が核実験などに踏み切れば、6カ国協議の枠組み維持は困難になりそうだ。中国は当面、6カ国協議の重要性を強調するしか手のない状況に追い込まれている。

・韓国「全面的な挑戦」と非難
・米国「国連安保理の謝罪はない」

というわけで、誰も譲歩する兆しは見せず。

北朝鮮側の事情として、同記事では

・米本土を攻撃できる核能力保有を前面に打ち出すことでオバマ政権に圧力をかけ、早期に交渉のテーブルに着くよう促す狙い
・国内では国防委員会の権限強化(労働党よりも地位が高くなった?)に伴って強硬派の発言力が増しているとみられる
・6カ国協議への不参加や使用済み燃料棒再処理開始などをしてきたが、米国が譲らないので、危機感を高めた

点を指摘している。

というわけで、

米国の対応が遅れた場合、北朝鮮は声明を実際の行動に移す可能性が高い。(4月30日付)
と予測していたけれども、誰からも相手にされず、振り上げた以上、拳は振り下ろす他はなく、おまけに国内でも強硬論が高まっていて、「やっちまえ」となったということかな。なんか突然無茶をしたみたいに思ったけど、成り行きがあったのね。

核実験を受けて、日本政府は安保理招集を要請し、ロシアは「問題は極めて深刻」と表明したとのこと。中国はどうするのかな。30日付の記事の「北朝鮮が核実験などに踏み切れば、6カ国協議の枠組み維持は困難になりそう」という予想がどう展開するか興味深いところ。

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