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2009年6月の17件の記事

2009/06/30

最近のコンポスト

先日、あまりに野菜を食べていないことにおそれを抱き、野菜炒めを作ってお弁当作りをしました。
スーパーとかの弁当ばかり食べていると、お金もかかるし、体にも良くないだろうと思ったのです。

そのときに出た野菜くず…といっても、ブロッコリーのヘタとかブナピーのいしつきとかなんですが…をちょろっと段ボールに投入。
三日後にはもうどこに行ったか分からなくなってしまっていました。本当に分解しちゃったのかな。いくら何でも早すぎると思うのですが。

お米をといだとぎ汁なんですが、これを流すのも下水処理に負荷をかけるなあと思って以前から嫌でした。あまりに段ボールコンポストに入れるものがないので、今回は投入してみました。
もちろん段ボールに水を注ぐとふやけてしまうし、水分を含みすぎるとコンポストの腐敗のもとになるので、水気は極力減らさないといけません。
それで、水を極力減らしてなるべく濃厚なとぎ汁のところだけを集め、後は従来通り流します。集めたとぎ汁は、容器に入れて1日くらい静置して上澄みを捨て、片栗粉みたいに溜まった部分をコンポストに入れます。うちのコンポストはほとんど入れるものがないので、大体いつも乾いていて水分補給が必要なくらいですから、これぐらいならちょうど良くしっとりする程度です。

このほか、暑くなって麦茶を作り始めたので、ときどきお茶かすを入れたり、相変わらずバナナの皮を入れたりしています。たぶん、うちのコンポストの3分の1くらいはバナナの皮なんじゃなかろうか。バナナの皮も数日ほどで真っ黒けに縮んでしまって正体が分からなくなってしまうのですが。あ、昨日梅シロップを作ったときに、完熟梅を三つほど食べた皮と種を入れたっけ。…そのうち梅の芽が出てきたりして。

もうちょっとまめに自炊したらコンポストもいい感じで発酵してくれそうなんだけどなあ。
…って、生ゴミを出すために料理するみたいな心理になりつつあります。

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2009/06/29

梅シロップ

昨日もらってきた梅が傷む前にと思って、さっそく梅シロップ作りに挑戦してみました。

梅酒の方が簡単そうだけど、家でお酒は余り飲まないし、熟成に時間もかかるしで、いろいろ使えそうな梅シロップを作ることに決定。

こちらの作り方を参考にして、砂糖とビンを買いそろえ、梅を洗って漬けてみました。梅の重さはおよそ1.6kg。5リットルのビンの7分目くらいまで砂糖で埋まりました。うまくいけば10日ほどでシロップになるみたいですが…?さてさてどうなりますか。

ところで、日記を書くにもやっぱり写真がほしいなあと思う今日この頃。そろそろカメラを本気で考えないとなあ。

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田植え体験

昨日の日曜日、棚田で田植え体験をさせてもらいました。
朝方に車を走らせること約1時間、谷間の集落に到着すると、なんと50人ほどもの参加者がいてびっくり。子供連れ、大学生、おばちゃん集団と多士済々の顔ぶれ。Tシャツに裸足の人あり、レインコートに田植え足袋の人ありと、こしらえも実に様々でした。

お天気はあいにくの雨模様でしたが、前日に買い込んだ雨合羽を着て、手植えを初体験。
はじめは息が合わなくてもたもたしましたが、徐々に慣れて苗を植える手も早くなり、三角枠を転がすタイミングも合うようになって、1時間半もすると無事終了。
ねっとりした泥の感触も楽しくて、疲れを感じる間もない感じでした。遊びに来ていた子供たちは泥だらけ。川から引いた清水を頭からかぶって即席シャワーにしてましたが全身ずぶ濡れ。寒くないんですねえ…。

手植えした田んぼは小さいのが2枚。田植機が入らないので…ということでしたが、それでも30人くらいは参加していたでしょうか。素人集団とはいえ、これだけの人手でこれだけしかできないんだなあと実感。隣のその10倍くらい広い田んぼは田植機で1時間もかからず終了。これにかかった人手は実質一人です。戦後農業の来し方を改めて考えさせられました。

田植えと並行して、すぐ脇の渓流で魚取りもしました。地区の人が前夜に仕掛けをしておいてくださったのですが、あいにくの土砂降りのせいか、数匹ハヤ(カワムツ?)がかかっていたくらいでした。

その後、地区の人たちにお昼をごちそうになったあと、近くの畑で梅ちぎり(梅狩り?)をさせてもらいました。びっくりするくらいたくさん実った梅園で、嫌と言うほど梅をちぎらせてもらいました。
案内してくださった方々は、みんな「完熟したのは使えないから青いのを持って行きなさい」というのです。梅=梅酒という方程式が完成しているんですね…。
でも、完熟した梅はほんのり桃のような香りで、本当に美味しそう。「そのまま食べたらいいよ」の言葉通り、もいだら皮をむいてそのまま口の中へ。甘酸っぱくて本当にスモモみたいです。「ジャムにしたら美味しいよ」とも言われたのも納得です。
結局、大きな袋に一杯梅をもらったのですが、一人ではとても処理しきれないので少しだけにしてもらいました。梅酒なんか漬けたことないのに、えらい宿題をもらってしまいました。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

田植え体験のあと、ついでに近くをいろいろドライブしてみました。
温泉をはしごして(こことかこことかこことか)、ガラス工芸の実演を見て、旧国鉄の線路跡をたどり、濃い霧の中、夜の峠道参考)をさまよって、途中で豪雨に遭遇したりしながら、夜中近くに帰りつきました。

久しぶりに遠出してみて改めて感じましたが、やっぱり鹿児島は奥が深いですね。食べ物はうまく、温泉などのスポットにあふれ、方々で思いがけず深い歴史に遭遇し、自然は荒々しく。いくらでも遊べますねえ。ただ時間とカネがないだけで…。

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2009/06/24

いいなあ…と思う話。

J-CASTニュース : 50~70%引きは当たりまえ 高級ホテル「タタキ売り」状態

東京都内の高級ホテル市場が不況の直撃を受け、崩壊寸前だ。利用者をなんとか確保しようと、宿泊料金は値引き合戦が熾烈で、1泊(ツイン、食事なし)1万円を下回る料金設定も登場。どこも50~70%引きは当たり前のようになっていて、いまや「タタキ売り」状態だ。
というわけで、いろいろ挙げられている例では、

インターコンチネンタル東京ベイ(竹芝)
ツイン(食事なし、2人1室)は、4万9665円が1万2000円。

シェラトン都ホテル東京(白金)
ツイン(食事なし)の4万1370円の部屋が9800円。

セルリアンタワー東急ホテル(渋谷)
通常2人1室6万460円の部屋が1万9800円~2万300円。

ザ・リッツ・カールトン東京(六本木)
「デラックスダブル」(2人利用)が通常2人で10万1089円のところ、4万9665円。

コンラッド東京(汐留)
「ヒルトン彩発見 12月31日まで 最大45%OFF!」

帝国ホテル東京
日月限定プラン(ツイン)が一人あたり1万7000円。
1泊限定「シティナイトステイ UP GRADE」(食事なし)だと、通常料金が2人で5万5440円のところ、2万6500円で泊まれる。

ニューオータニ
通常2人で4万1980円の部屋が「カップルにオススメ! ガーデンタワーSTD」を利用すれば1万8000円。

************************
というわけで、空いてる時期はいいですなあ。

こうしたホテルを見つけるのには、

1.yoyaQ.com - 割引で泊まれるホテル予約・旅館予約サイト
2.ホテル予約・旅館予約[一休.com]

がいいそうで、まあ覚えておいてもいいのかなと。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

それから、こっちは本気で「いいなあ~」と思った話。

房総R不動産: さびしい - 物件一覧

房総半島の田舎のちょっとくせありの物件が並んでいるんですが、これらがどれもイイ!んですなあ。

房総R不動産というのは、説明によると、

房総R不動産とは、単に不動産の紹介サイトではなく、
房総でのライフスタイル、この場所の楽しみ尽くし方を表現するメディアです。

サーフィンにうってつけな外房のワイルドな海、
対岸の夜景が美しい内房の穏やかな海、
新鮮でおいしい魚介類、豊かな農作物と広い土地、
そして点在する穴場の店や、おおらかで暖かい人々。

東京からおよそ一時間半圏内に、こんなエリアがあったのです。
僕たちは房総のポテンシャルに気がつき、通っているうちに魅力に取り憑かれ、
そして土地や家を買ってしまいました。

完全に移住したわけではありません。
都心と房総を、気分や忙しさに合わせて行ったり来たりしています。
オンとオフの適度な距離感、それが心地いいのです。
スローライフのような田舎暮らしでもなく、リゾートでもない。
日常の延長線上にある都市と地方の中間領域。
今までのように「仕方なく住む郊外」ではなく、
僕らの価値観が積極的に選択する「新しい郊外」。
それが房総だったのです。

「東京R不動産」では、都心居住のための物件と可能性を発掘しました。
今度は、房総を舞台に「新しい郊外」の可能性を発見していきたいと考えています。

というわけで、これはまたかっこいいじゃありませんか。

都会に生活基盤を持つ人間が、普段着のままで田舎にしみ出していくという感じ。
仕事とかいろいろあってなかなか街を離れられないけれども、無理せず近場に宝を見つけ出すみたいな。

まあこうした商いが成り立つのは大都市東京圏があるからだとはわかっていますが、しかし地方都市でもやれないことはないんじゃないか。
鹿児島市なんか市街地は住宅価格はえらい高いんですよね。平地がないのに都市規模が無駄に大きいもんだから、他の同規模の地域に比べると高いわけです。はっきり言って神戸とかと変わらんですよ。
だけど、30分ほど車で走って山を一つか二つ越えると、どえらい過疎集落がいくらでも出現するわけです。1時間も走ると、もう房総半島なんかどんだけ都会ですかといいたくなるような土地がわんさかあるわけで。

ということは、「東京R不動産」的発想で行けば、鹿児島市内に職場があっても別に市街地に住宅を構える必要はないし、市街地に家があっても、半分別荘みたいな小屋や土地を持っていてもいいわけです。ていうか、むしろ東京とかより簡単にできるんじゃないか。

鹿児島市にありながら限界集落みたいになっているところがいくつかありますが、そういうところだって、もう宅地とするか別荘地として売り出した方がいいんじゃないか、そうしたら、ちょっとお金持ちのハイブロウ(死語?)な人たちが住みだして、集落が生まれ変わっていくのではないかと思ったりもするのです。

房総R不動産のスタッフの人たちのブログがまたいい味を出しているので、読んでみてください。
この馬場正尊さんという人の本(「新しい郊外」の家)もあるらしい。

いいなあ。いつかは田舎暮らしを夢見てがんばろう。

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2009/06/23

やっと雨

朝になってようやくまとまった雨が降ってきました。
昨日よりは少し涼しいです。今28度。暑いときから下がると、28度でもしのぎやすく感じますね。
部屋の中の暑い空気を換気するために窓を開けていますが、今日は雨の様子を見て開けたり閉めたりすることになりそうです。

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2009/06/22

豪雨に注意とのことですが

ニュースとかでは集中豪雨や雷雨に注意とのことですが、そして天気予報でも雨が降るとされているのですが、夜に向かって全然降りません。

ただ、やたらと風が強い。昨日からずっと強い風が西から吹いていますが、ひたすら蒸し暑いです。風や雲の様子は嵐のようですが降りそうで降らず、なんだか不思議な状態が続いています。

あ、そろそろデジカメを買おうかと思っているのですが…。相変わらずずーっと迷っています。

追記
18:30を過ぎて、ようやく雨が降ってきました。天気予報では今夜半から本降りになるようですが…?

追記2
時々強く降るときもありましたが、結局、ほとんど降りませんでした。ただやたらに風が強いです。
鹿児島は夜でも気温が下がらないので寝苦しくて疲れますね…。

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2009/06/21

ホタル狩り

土曜の夜に車を走らせていたら、偶然ホタルの群生地を見つけました。
鹿児島市の四元にある下谷口川の上流です。

ヘッドライトを消してエンジンを止めて、しばらくじーっとしていると、ところどころでふわーっと光るものが見えてきます。落ち着いてくると、何度もふわりふわりと目の前を光りながら飛んでいったり飛んできたり。枕草子の一節を思い出しながらしばらく時間を忘れるひとときでした。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ところで、今回ホタルを見てみて気がついたこと。

まず、向こう側が山で背景が暗い方が見やすいですね。
今回見つけたところは、こちら側が田んぼで、その奥の崖の下に沢があるんですが、背景は真っ暗で、蛍の光がよく見えました。

それと、ホタルは土の中で成長するそうなので、土手を踏み固めたり車で乗り入れたりしない方がいいかもしれません。それと、結構敏感みたいで、光や音はなるべく出さない方がいいかも。

考えてみたら、ホタルを見つけるのってかなり偶然に左右されますね。この後、見られそうな場所を探してうろうろしてみましたが(夜なのに…ていうかよるじゃないと探せないけど)、なかなかいいポイントって見つけにくいんですよね。

田畑や人家から排水が出ているとダメみたいで、山から流れる清流がある場所の方が可能性は高いと思うんですね。今の農地は肥料の関係で結構富栄養の水が出てくるみたいだし。
その上で、沢が夜の暗闇の中でもアクセスしやすい場所にないとたどり着けないわけで、車道のそばからそういうところって限られるんですよね。ひょっとしたら山の中にはまだ結構ホタルが残っているのかもしれないけれど、結局見つけられたのは後1カ所だけでした。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

今回見つけた群生地は、知られているのかどうなのか、誰も見に来ておらず、たった一人でホタルの舞を堪能しました。近くに田んぼがあるんだけど、田んぼの人はホタルがいるのを知っているのかな。どうかいついつまでも、ホタルの住む清流を維持し続けてほしいものです。

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2009/06/19

段ボールコンポストのその後

一人暮らしで入れるものがない状態で10日程度放置。

見てみたら、………………すっかり乾燥してました(泣)

ネットやものの本では、
「生ゴミに相当水分が含まれているので水は足さなくて良い」
「水分が多いと上手く発酵しない」
などとあったので、水を足さなかったんだけど、やはり生ゴミを全然入れてないと水も足りなくなるわなあ。

あまりに入れるものがないので、冷蔵庫で数年以上熟成されていた月餅を小さく砕いて投入。
いや、まさにこの日のために取っておいたわけですよ。すばらしい先見の明。さすがオレ。

大丈夫かな…と心配していましたが、数日で月餅の痕跡が消えてしまいました!
…土に紛れただけかもしれないけど。

で、相変わらず土はぱさぱさです。以前入れた空豆の殻とバナナの皮は真っ黒のぱりぱりの干物みたいになってます。バナナの皮とか空豆の殻とか、組織がしっかりしたものは形がなくなりにくいのかもしれません。

…てか、それしか入れてないんですけどね。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

その数日後、今度はお豆腐を入れてみました。
これも冷蔵庫で数年ほど熟成していたやつです。パックの口を開けると、3分の1くらいが、どろっと出て行きました。
「水分=腐敗」という図式が脳にすり込まれていたので、ある程度水を切って、コンポストに混ぜてみました。

…土が乾燥しきっていたせいか、あっという間に土と混ざって分からなくなりました。土もあまり湿った感じになりません。
変なにおいが出たりしないかと思っていましたが、その後も全くにおいは出てきませんでした。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

それからまたしばらくして、いよいよ土も乾燥しきっていましたが、今度は久しぶりにバナナの皮を入れてみました。
2日ほどしてから掘り返してみると、皮が黄色いままでなんか乾燥してるっぽい感じになってました。発酵が進行する以前に、水分を土に取られているような感じです。

で、一昨日のことですが、霧吹きを買ってきて、土を混ぜながら少し湿らせてみました。
その上で、バナナの皮を追加投入して、米ぬかを軽くまぶしてから、土をもう一度混ぜてみました。
しばらく、土が乾燥しきらないように状態を見ながら、湿らせてみようと思います。米のとぎ汁が時々出るので、それを使ってみようかと思っています。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

今までのところで思ったのは、コンポストもバランスなんだなということです。

水が溜まってきたり、土が湿りすぎたりするのは腐敗など失敗の原因になるんでしょうけど、だからといって乾燥しすぎるのも良くない。やっぱり適度な湿り気が必要じゃないかということ。
で、土の湿り気は、もともとある土の量と投入する生ゴミの量・頻度のバランスで変わるので、投入するものが少ない場合は、適当に湿り気を追加してやらないといけないんじゃないかということ。

発酵を継続させるためには、ある程度コンスタントに生ゴミなど発酵の母体になるものを投入し続ける必要がありそうだということ。腐葉土など、持続的に発酵が進みそうなものがたくさん残っていても、生ゴミが少ないと、生ゴミ自体の発酵はゆっくりとしか進まないのかもしれない。

このへん、腐敗と発酵のペースを調整するような加減が必要ということかなあと思いました。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

あとは余談。

生ゴミ投入に合わせて米ぬかを足せという話もあるんだけど、そうすると、なんだか生ゴミコンポストというよりも、結局米ぬかを堆肥にしているということにならないかなあと思ったり。

土が乾燥していたせいかもしれないけれど、段ボール自体は全然問題なく使用できている。傷みなどはまだ全く見られない。また、生ゴミの量が少なかったり乾燥したりしているせいもあるかもしれないが、虫の発生もまだ全くない。

お菓子なんかは調味料などが入っているので心配したんですが、意外なほどに大丈夫でした。よほど塩分が強いものとかでないかぎり、何でも適当に入れても平気なのかもしれません。

次はどこかでミミズを入手してきて、ミミズを段ボールで飼ってみようかなあとも思っています。豪雨が降ったら、近所の原っぱに出かけてみようと楽しみにしています。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

追記

実家の庭のコンポスト穴ですが、内壁が粘土質で酸素不足の上に水分過多で、それが腐敗になっていると思うんですが、そうしたときに、米ぬかを追加するのは発酵促進の逆効果になっているのではないかと。

米ぬかも有機質なので、発酵(分解)の対象物ですが、ただでさえ、酸素不足のところに有機質を追加すると、余計に酸素が足りなくなって嫌気性の腐敗が余計に進行するのではないかと。
つまり、腐敗状態を改善するためには酸素を追加する必要があるのだけど、粘土層に掘った穴だとガス交換を改善するのは難しいので、酸素を追加する代わりに、消費される酸素の量を減らすほうがいいのではないかと思うわけです。要するに、生ゴミを入れるときに米ぬかを入れるのは止めたほうがいいし、入れる生ゴミも減らした方がいいのではないかということです。
自分の考えとしては、粘土層の地面に穴を掘るのではなくて、むしろ腐葉土などで20センチくらいの高さまで土盛りをして、そこに穴を作って入れていった方がいいのじゃないかなあと思うのですが。通気性を確保すると同時に、周囲の腐葉土などに住む微生物などを活用できるような気がします。

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オーク

新漢検:10月に初検定 元高校教諭ら組織 - 毎日jp(毎日新聞)

元祖の方:「日本漢字能力検定協会」(京都市)
新しい方:「日本漢字習熟度検定機構」(東京都千代田区)
なんか間違い探しみたい。

新しい方は、千代田区に置くみたいだけど、主たるメンバーは「兵庫県の高校教諭OBら」なのだそうで。理事長は、元兵庫県立芦屋高校校長(75)とのこと。
メンバーには国語教諭OBがいて、教本の執筆や問題作成には国語辞典の編集経験者らも参加しているとのことだから、専門家集団と言っていいのかな。

この記事の関連で紹介されていた次の記事。

漢検協会:前理事長逮捕 脱サラしパン屋→別荘に叙勲まで 「昇」38年後「墜」 - 毎日jp(毎日新聞)

毎日新聞2009年5月20日付け東京朝刊の記事らしいんだけど、逮捕された大久保前理事長の半生が紹介されている。

この記事を見て気がついたんだけど、知らないうちに、なんか個人的に微妙に近いところをうろうろしていたみたい。

1.大久保さんの近所で生活していた。

この大久保昇さんは、1971年に桂駅西口にオークビルってのを建てて、現存しているらしいんだけど、実はこのあたりは本当によく歩いていた時期があったわけで、グーグルマップで見ると、「ああ、あのビルか」というくらいになじみがある。桂に住む前も、阪急で桂を通過するたびにぼんやり眺めて記憶に残っていたビルでもあるし。
でもパン屋が入っていたとは知らなかった。よく行ってヴィドフランスだったしなあ。

2.で、オークという名前に縁がある。

オークビルで気がついたんだけど、オークってのは要するに大久保さんの名前から取ったんだろう。漢字検定の不正で話題になったのもオークという会社だったんだけど、たぶん、この会社、私が大学時代にドネーションでお世話になっている。ていうか、ドネのお得意先だったような気がする。なんかオークという名前に聞き覚えがあるなあと前から引っかかっていたんだけど、たぶん、大学時代の記憶じゃないかと思う。自分が回った記憶はないからどこに事務所があったか覚えてないけど。漢字検定の収益の一部がこっちにも回ってたのかなあと思うとちょっと複雑な気分ではあります。
それにしても相手先がどんな事業をしている会社かも調べずにドネに行ってたんだなあ…自分のことながら、学生って本当に考えが甘いよね。

3.たまたま買った本がオークの本、つまり大久保さんの協会の本だった。

教材として漢字検定はよく利用しているんだけど、「漢字だけじゃなあ」という思いもあって参考書を探して見つけたのが「文章能力検定」という試験だった。
「似たことはどこでもやってるんだなあ。まあ今どき検定ブームだしなあ。」
ぐらいに思って関連書籍を数冊買って、折々に参考にしていたんだけど、あるとき奥付を見てみたらオークの本だった。
要するに文章能力検定も漢検と同根だったというわけ。これを知ったときはちょっとがっかりした。「漢字検定の片手間かサイドビジネスか」という気がしたんだね。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

あと、どうでもいいけど、京都がらみだと、なんか野中広務の名前がやっぱりいろいろ出てきますな。記事によると、2006年に大久保さんが叙勲されたそうで、そのときのパーティでも野中さんが挨拶したそうだし。京都にいた頃には他のちょっとしたことでも野中広務の名前が出てきたりしたし、最近だと「野中さんに頼まれたので断れない」楽天の野村監督が試合の合間を縫って無茶なスケジュールで講演会をやったとかいう話もあるし。野中広務の存在を忘れては京都の政財界では生きていけないということなんでしょうなあ。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
漢検協会:前理事長逮捕 脱サラしパン屋→別荘に叙勲まで 「昇」38年後「墜」

 昨年度289万人が受検した「日本漢字能力検定」(漢検)の生みの親が19日、背任容疑で逮捕された。直前まで「何も悪いことはしていない」と胸を張った漢検協会前理事長の大久保昇容疑者(73)。07年に発刊された財団法人化15周年記念誌では「私が選ぶ一字」に「昇」を選び、「私も漢検も常に『昇』でありたい」と強烈な自負心を見せつけた。だが、その功績は国内最大級の検定の権威と共に地に落ちた。【木下武、広瀬登】

 大久保容疑者が12年間のサラリーマン生活を経て、京都市郊外の阪急桂駅前(西京区)にテナントビルを建てたのは大阪万博の興奮さめやらぬ1971年。「脱サラ」の先駆け的存在だった。ビル内に開いたパン屋は今もにぎわう。

 スカーフの輸入、ゲームセンター、料理教室、学習塾--。大久保容疑者は事業の手を広げた。塾の先生のアイデアで始めた漢検の第1回(75年)受検者は672人。「事業は赤字続きで、市内にあった先祖代々の土地を売って穴埋めしていた。大久保さんの『私財をなげうった』という言葉は本当だ」と知人は言う。「結局、成功したのは漢字だけだった」

 だが、協会関係者によると、漢検が軌道に乗ると、大久保容疑者のぜいたくぶりが目に付くようになった。スペインの別荘を買い、頻繁に海外旅行に出掛けていたという。かつて経営していた新聞販売店の跡地には、新たな邸宅も建設した。

 06年秋にあった大久保容疑者の叙勲記念パーティーの模様を収めたビデオがある。協会理事だった明石康・元国連事務次長らが発起人を務め、政財界から200人以上が招かれた。祇園の舞妓(まいこ)の踊りやオペラ、モーツァルトのセレナーデが盛り上げ、女性ピアニストは「大久保さんは、ウィーンのニューイヤーコンサートに行くほどのクラシック通です」と持ち上げた。

 乾杯の音頭を取った野中広務・元自民党幹事長はこうあいさつした。「どんなに社会貢献しても、法に触れたら叙勲は受けられない。生涯を通じて法律に触れなかった証しです。深い敬意を表します」

 叙勲時の記念写真は等身大に引き伸ばされ、理事長室に飾られた。ある協会関係者は「豪華なパーティーにかかった費用も元をただせば検定料だ」と苦り切る。

 ◇「悪いことしていない」--逮捕前夜

 「逮捕されるという前提で質問されても答えようがない。犯罪を犯しているなら別だが、私は悪いことをしていないんだから」。大久保昇容疑者は18日夜、毎日新聞の電話取材に気色ばむ半面、「逮捕が近いと言われる身になりなさいよ」と嘆いた。京都地検に任意同行される約5分前の19日午後1時15分ごろには、妻らしき女性が電話に出て「今は無理です」と話した。

 大久保容疑者は今月13日から連日のように電話取材に応じ、「自宅前(京都市右京区)にマスコミがいて、一歩も外に出られないんですわ」といら立ちをあらわにした。「あまり眠れず頭がぼーっとしている」とけだるそうな日があれば、捜査の動きを気にかけ「また連絡してください」と丁寧な口調で話す日もあった。

 今週初めには、強制捜査が近いことを察知したのか「どんな情報が入っているのか」と動揺。事件の詳細に触れることはなく「悪いことはしていない」と言い続けた。逮捕前の最後の言葉は「改めて答える機会を設けますわ」だった。【木下武】

 ◇文科省「誠に遺憾」

 漢検を所管する文部科学省の生涯学習推進課は19日、「前理事長らが逮捕されるという事態が生じたことは誠に遺憾。捜査の進展を見守るとともに、捜査当局の要請に適切に対応したい」とのコメントを発表した。

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2009/06/17

暑いです

まだ梅雨らしい雨も降っていないのですが、だんだん蒸し暑くなってきました。

もともとうちのアパートは暑いんですが、今夜は9時をすぎているのに29℃から下がりません。

いよいよ最低気温30℃の季節がやってくるのかなあ…

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2009/06/11

成績が悪いということ

学生と接していて時々思うことが、成績を付けるというのはつくづく問題が多いことだということです。

成績を付けるというのは、本人にとっては、その科目の到達度を知ることで自分を客観的に把握し、勉強や努力の仕方を修正するための刺激という意味があると思うのですね。これは、普段から成績がいい人、いい成績しか知らない人であれば、間違っていたところがあれば、そこを直そうという動機付けにもなりますし、成績が落ちた時には焦りや緊張を伴った強い圧力にもなると思うのです。
しかし、幸か不幸か普段から成績が悪い人というのが必ず出てしまって、そしてそういう成績に慣れてしまった人にとっては、悪い成績というのが改善の動機付けにならないのですね。間違ったところを直すという動機にもならない。
もっとたちが悪いのが、悪い成績という事実を受け入れなければならないために、自己評価を低くし、「自分はできない人間である」「この科目・分野は苦手で自分には適性がない」というふうに状況を合理化してしまうということです。もちろん、悪い成績が何度か続くと、そのような形で納得しなければ、心が現実を受け入れることが難しくなりますから、自然で正常な反応だと思うのですね。しかし、いったんこのような形で自己評価が定まってしまうと、その分野でがんばる意欲を回復することはとても難しくなってしまいます。

私が接している学生には学業成績が全般に低い人たちが多くいます。こうした人たちを見ていると、本当に学校に振り回されてきたのだなと感じることがしばしばあります。机の上でする勉強に対する苦手意識は相当なものです。その意識が彼らの行動や意思決定の基準になっているのではないかと思うこともあります。例えば、文章を読むという作業を忌諱するさまはまるで条件反射のようです。加えて、一つの事柄について論理立てた話をするということも上手ではありません。「考えを深める」という行為そのものへの忌避があるのではないかという印象を受けるのです。単に「私は国語が苦手だ」「自分は数学が苦手だ」ということで済むのであれば、悪い成績を付けることにはそれほど多くの問題は出ないかもしれません。しかし、多くの場合、数学の成績が悪ければ、理科や国語や英語の成績も悪かったりするわけです。そのようにあれこれの科目で成績が悪ければ、読み書きそのものや論理的に考えること自体への苦手意識を生んでしまい、その苦手意識が、今度は本当にその人からこうした能力を育てる契機を奪ってしまうことになるのではないかと思うのです。

こうして悪い成績に慣れてしまった学生にとっては成績評価が勉強の動機付けにはならなくなってしまいます。成績は低くて当たり前、いやむしろ低くなければならないということも生じます。単位を落としたり落第したりすることへの危機感は鈍磨せざるを得ません。このことが教える側にとってやっかいなのは、成績評価を使った励ましをすることがほとんどできなくなるということです。厳しく評価しても意欲を刺激することができないのはもちろんですが、逆に良い成績を付けても「がんばろう」という思いを喚起することはできないのです。成績を良くすると、「なんだ、あの程度の取り組み方でもこれくらいの評価になるのか」とか「ラッキー」だとかという感想が多く出てきます。これが「あの先生は甘い」、「あの科目は易しい」という評価になったりすることもあります。結局、いい成績が「自分はできる」という自尊感情を高めたり、がんばろうという意欲を増したりすることには繋がっていかないのです。

いったん成績評価に対する心理的な合理化ができてしまうと、成績評価を高めても低めても、それで勉強意欲を喚起することは難しい。それどころか、悪い場合にはその人の思考能力や表現能力をすら奪ってしまうことがある。このような事例を目の前にすると、これからの就職活動や社会人生活にどのように向き合うことができるのだろうかと心配でたまらなくなってくるのです。

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2009/06/10

梅雨入り

九州は昨日梅雨入りしたそうですね。朝のニュースで言っていました。

昨日から昨夜にかけて蒸し暑く、夜に職場を出るときに窓を開けて出たのですが、夜中から雨。小降りなんですが時折強い風が吹いて、朝出勤してきたら窓側はずぶ濡れになっていました。

で、窓を閉めると、これが蒸し暑い。外は涼しいのに…。
外気を入れればエアコンを付けなくていいのに…と思うと悔しくて、ムシムシした部屋の中で汗をかいています。

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2009/06/07

「悪者」を抹殺すればこの世はよくなる?

闇サイト殺人「極刑を」32万人署名…連載「死刑」第4部 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

「愛知・闇サイト殺人事件」で一人娘を失った磯谷富美子さんが、自分のサイト上で始めた死刑嘆願署名に続々と賛同する署名が届いているそうですが、なんというか、私にはそれが恐ろしく感じられます。

無情な人間、非道な犯罪を重ねた人間、更生の可能性がない人間は殺せ、社会の害にしかならない人間は抹殺せよという発想や、むごい殺し方をして一向に悪びれる様子を見せない人間に対する(というのはこちら側の勝手な思いこみで、本人の感情がどうなっているかなんて簡単に分かるものでもないのですが)憎しみを、「署名」という形で社会的に堂々と公表して恥ずかしくないというあたりが、何とも言えず、ぞっとする冷酷さを感じさせますし、そういう人が32万人もおり、そしておそらくもっとたくさんいるのだろうなというあたりが私には空恐ろしく感じられるのです。

人というのは多かれ少なかれ残酷かつ冷酷なもので、同時に暖かく優しいものでもあるわけで、そして誰もが多かれ少なかれ世の中の害悪になっていると同時に、多少の役には立っているわけです。加害者は非道な罪を犯していて、その反抗に対する義憤や被害者遺族の悲しみ・怒りへの同情が強く起こるのは社会的にもまっとうだとは思いますが、その量刑について32万人もの人が判断できるほどにみながこの事件を研究したとは思えないし、ましてや死刑という取り返しの付かない処分が妥当だという結論を熟慮の上で出したとも思えないのですね。直感的な処罰感情に従ったとしても、あるいは署名推進者との人間関係を尊重したとしても、やはり、相当ルーズな基準で「あいつらを殺してしまえ」、言い換えれば「どうにもならない奴は我々の手で殺せばよい」という声を上げたことになると思うのです。

少し昔のオウム真理教事件や、比較的最近なら光市の殺人事件とそれにまつわる弁護団への弾劾要求もそうですが、こうした風潮を見ていると、報道された表面的な情報に対する直感的な感情を優先して、関係者への取り返しの付かない処分を要求するという判断がこんなに多いということは、やっぱりみんな裁判官になりたいんじゃないか、独裁者的な権力を振り回して、自分の気に入るような世の中を作りたいんじゃないかと思ってしまいます。

これをもうちょっと広げると、こうした「悪い奴は抹殺しちまえ」という感覚は、阿久根市の竹原市長や名古屋市の川村(*1)河村市長、大阪府の橋下知事や東京都の石原知事、千葉県の森田知事などが支持された背景や、公務員バッシング、議員不信の原動力にもなっているような気がします。

*1: タイポ修正(2009/06/17)

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

それで思い出したのですが、このところ、20歳前後の若い人たちと政治について話をする機会が増えたのですが、改めて、彼らの政治不信と公務員に対する反感の大きさには驚かされますね。
公務員はろくに仕事もしないくせに失業もなく、福利厚生は抜群で高給取りで…という印象、議員は議員で地方議会でも国会でも、給料はがっぽがっぽ、特権を振り回して賄賂はもらい放題やりたい放題、議会は欠席しても居眠りしても全く平気で、タダで海外で遊び回っている…というような感じです。
それで、とにかく憎たらしくてしようがない、貧乏で就職先もろくに見つからない自分たちから税金を搾り取って、その金でやりたい放題なのがあいつらなのだから、議員などは減らすのが当たり前、議員報酬なんか要らない、公務員も半分以下に減らして給料もその辺のバイト程度で十分だ…というような話になるのです。
そういうわけなので、市町村合併などは当然中の当然だというわけです。とにかく公務員と議員を減らして無駄な人件費を減らせるのが最大のメリットで、これに反対しているのは公務員と議員関係者だけにすぎない、反対している人間は自分らが甘い汁を吸えなくなるのに抵抗しているのだ…ということになるのです。

何度か話をしていて、なんというか、なんで普通選挙ができ、国民主権が憲法にうたわれているのかが全く理解されていないとか、行政の役割って本当に目に見えていないのだなあとか、いろいろ考えさせられました。一体に、社会を支えている公共の仕組みというものについてほぼ完全に無知ですね。というか、そういうふうな視点が全くない。こんな漠然とした反感で政治や行政の機能低下を支持したって、回り回って自分たちの首を絞めるだけにしかならないと思うのですが。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

話が前後しますが、磯谷さんがしておられる死刑要求署名、お気持ちはなんとなく理解できるのですが(実際、被害者遺族の感情が「分かる」などとは思い上がりも甚だしいでしょう)、しかし私には正しい方法とは思えません。
記事では「署名の数の力で死刑に持っていくつもりはありません」とありますが、死刑要求を目的にしないといいつつ死刑要求署名という体裁を取っているというのは理解しづらいです。数の圧力は軽視できるものではありませんし(だから署名という運動形態が今もあるわけだし)、署名活動にいろいろ関った経験からすると、署名活動自体は決して「考える」機会を提供する方法として有効ではありません。むしろ直感的な踏み絵として機能する方が高いと思います。「死刑制度の是非を問う」とか「死刑に関する量刑判断の妥当性を問う」ということであれば、加害者の命を手玉に取るようなやり方ではなく、もっと一般的な意見公開や被害者遺族としての要求行動という形を取った方がいいと思うのです。
また「彼らを殺せ」という要求においても、署名という形ではなく、それが妥当である旨の主張として裁判所においてなされるべきで、それ以上である必要はないと思います。もちろん自分の主張の妥当性について社会に訴えていくことはなされるべきです。でも、それを「署名」という形で「殺すべきか」の賛否として二元化するのは裁判所の判断に対する正当な働きかけだとは思えないのです。

◆ ◆ ◆ 以下記事引用◆ ◆ ◆ ◆

闇サイト殺人「極刑を」32万人署名…連載「死刑」第4部

 明治以来、日本の死刑制度は「絞首」という形で存在し続けてきた。

 命による償いは、社会に何をもたらしているのか。これからも必要なのか。連載の締めくくりとなる第4部では、海外の実情も報告しながら、死刑の意味を考えたい。

 ◆「誰でも良かった」に不安感、国内外から署名続々◆

 大きな青い仕分け用の箱から、封書の山があふれていた。2007年10月1日、名古屋市千種区にある千種郵便局。「愛知・闇サイト殺人事件」で一人娘を失った磯谷(いそがい)富美子さん(57)は、この日届いた約3万5000人分の署名を受け取った。逮捕された男3人の死刑を求める署名だった。

 同年8月24日夜、娘の利恵(りえ)さん(当時31歳)は帰宅途中に車で連れ去られ、ハンマーで殴打されたうえに首をロープで絞められ亡くなった。3人の男はインターネットの闇サイトで知り合い、金目当てで、偶然通りかかった利恵さんを襲った。

 「命を奪ったのだから、命で償ってもらいたい」。磯谷さんは9月下旬、ホームページ上で死刑を求める署名活動を始める。用紙はホームページから印刷できるようにし、郵便局留めで送ってほしいと呼びかけた。

          ◇  

 同僚と署名したOL、患者に協力を頼み、300人以上の署名を集めた開業医……。米国やスイス、ニュージーランドから郵送してきた人もいる。目標は3万人だったが、10月1日には10万人を、開始2か月で20万人を超えた。そして、名古屋地裁で判決公判が開かれた今年3月18日、署名数はちょうど32万人に達した。

 〈犯人の「誰でも良かった」という言葉はショックでした。ひょっとしたら自分が殺されていたかもしれない〉(名古屋市、女性)

 〈大学生の娘を育てております。娘が毎日帰宅するまで、気がかりでなりません〉(広島県、女性)

 署名に添えられた手紙の多くには、ネットを通じて形成された犯罪者集団が見ず知らずの市民を殺害した犯行に対する、切迫した不安感がにじんでいた。

 同地裁は検察側が提出した磯谷さんたちの署名を証拠採用しなかった。だが、近藤宏子裁判長(49)は2人に死刑、自首した1人に無期懲役を言い渡し、極刑を選択した理由をこう述べた。「この種の犯罪は凶悪化・巧妙化しやすく、模倣される恐れも高い。社会の安全にとって重大な脅威というほかはなく、厳罰をもって臨む必要性が誠に高い」

 死刑判決を受けた堀慶末(よしとも)被告(34)は先月下旬、名古屋拘置所で読売新聞の面会取材に応じ、「判決直後は2日ぐらい食事がとれなかった」と明かした。署名については、「別に気にしてないっていうか、当たり前なんだろうなと。遺族への同情で署名したのだと思う」と言った。堀被告は控訴している。

 一方、闇サイト事件で弁護を担当したある弁護士は、「署名となって表れた世論も、裁判官の心理も、今回のような犯罪が増えるのではないかという不気味さを感じている点で、根は同じ。死刑に犯罪の抑止効果を期待している」と分析する。

 命による償いを求めた32万人の署名。その中には、職務上、加害者の側に立つ人から送られたものもあった。
◆社会守るため「極刑やむなし」…オウム弁護人、保護司らも◆
〈当方は死刑を求刑された地下鉄サリン事件の実行犯の弁護をしております。しかし、今回の凶行は悪質極まりなく、社会防衛の観点からも遺族の応報感情の点からも、死刑はやむを得ないと思います〉

 第2東京弁護士会に所属する田瀬英敏弁護士(52)は2007年10月、「愛知・闇サイト殺人事件」で娘の利恵(りえ)さん(当時31歳)を殺害された磯谷(いそがい)富美子さん(57)に手紙を書いた。都内の事務所で偶然、磯谷さんのホームページを目にして、残虐な犯行に憤りを覚えた。職員全員で署名をし、手紙とともに投函(とうかん)した。

 オウム真理教元幹部の広瀬健一被告(44)(1、2審死刑、上告中)を2審から担当している。弁護士会を通じて、打診が来た。当時、弁護士になって4年目。初めての死刑事件だった。5000人を超える死傷者を出した地下鉄サリン事件の結果はあまりにも重大だが、「一貫して罪を悔いる姿勢を示す広瀬被告には死刑は重すぎる」と感じ、弁護を引き受けた。

 「再び社会と折り合える可能性がある加害者の場合、死刑を科すことは慎重であるべきだ。一方、闇サイト事件で死刑判決が下されなければ、女性が夜道を歩くことが命がけになってしまう」。田瀬弁護士は署名した理由をそう説明する。

          ◇

 北海道のオホーツク海に近い遠軽(えんがる)町に住む米堂(よねどう)征男さん(65)は1998年から、仮釈放者らを支援する保護司を務める。「突然、一人娘を奪われた磯谷さんの悔しさを思うと、居ても立ってもいられなかった」。07年秋、妻とともに、死刑を求める署名に加わった。

 更生を手助けすることにやりがいを感じてきた。疑心暗鬼の様子で家を訪ねてきた元受刑者を、「過去を振り返らず、将来だけを考えよう」と励ました。彼は地元の会社に就職でき、今もまじめに働いている。

 「加害者の更生は大切だが、もっと大事なのは、まじめに生活している人が人生を奪われないこと。ためらいもなく人を殺害するような行為には、死刑という相応の罰があることを、裁判所が示す必要があると思った」と米堂さんは言う。

 ◆社会のために危険の芽を摘む◆

 東京都内の40歳代の主婦は、磯谷さんに送る署名を集めるために近所を回っていた昨年11月末、裁判員候補者に選ばれたことを伝える通知を受け取った。

 署名の数は順調に増えていた。ただ、単純に署名を送ればいいという心境ではなくなった。「裁判員として死刑を選択することを想像したら、死刑がとても重い意味を持つものとして自分に迫ってきた」

 一人でも殺したら死刑、というように考えたくはない。でも更生の可能性がないような人はどうすればいいのか。命が大切だからこそ、感情論ではなく、社会のために危険の芽を摘む意味で、私が死刑を求めてもいいのではないか――。

 結婚前に保育園の保母をしていた主婦は、「子供たちに安心な社会を残したい」とも思った。自分も含め50人を超える署名を郵送したのは、12月末だった。

          ◇

 今年3月18日、名古屋地裁で死刑判決を受けた2被告のうち、1人は控訴を自ら取り下げて刑が確定。残る1人と無期懲役を言い渡された1人については、控訴審で裁判が続けられる。

 「今は、署名の数の力で死刑に持っていくつもりはありません。ただ、事件を風化させないために、そして、さらに多くの人に死刑について考えてもらうために、署名活動は続けます」と磯谷さんは語る。

 6月5日現在の署名は32万1397人。その数は今も少しずつ増えている。
(連載「死刑」第4部「償いの意味」1)

(2009年6月6日06時07分 読売新聞)

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2009/06/04

日本人のチャーハン好き

Excite Bit コネタから。

中華料理長に聞いた「日本人がやたら好きなもの」 | エキサイトニュース

「珍しい食材などをたくさん使ったコース料理を出すと、『チャーハンがない』『焼きそばがない』とよく言われます。ボリューム的にはもう十分満腹のはずなのに、デザートが出てくると『あれ? チャーハンがまだきてないよ』と言われる。たっぷりいろんな料理を食べて、もう食べられないぐらいだと思うのに、デザートが出ると、『チャーハンか焼きそばを忘れられた』と思うらしいんです」
「こちらではいろいろ珍しい食材・料理をお出ししているのですが、やっぱり麻婆豆腐、エビチリなど、定番メニューがないと……という人は多いです。麻婆豆腐だけ単品で追加注文する人などもいますよ」
これは本当にその通りで思わず笑ってしまいました。日本人の団体で中国に行ったとき、みな中華料理にはすぐうんざりしてしまうのに、チャーハンだけはものすごい勢いでなくなってしまうし、チャーハンだけを特別に追加してもらったりお代わりしたりしたこともしばしば。「チャーハンないんですか」と要求されたこともあるし。加えて、日本での定番料理、麻婆豆腐やエビチリなどは総じて好評で、やっぱりあっという間に皿が空くわりに、日本であまり食べ付けない青菜の炒め物や魚料理や汁物類は、ほとんどと言っていいほど手が着かないで残っていました。

せっかく外国に来ているんだし、普段食べられない「本場の中華」ってのを味わえばいいのに…と思って、何度も勧めてみたんですが、「おいしくない」っていうケースが多かったですね。確かに日本の味付けと違ってる感じのものも多いですが、そんなに変わった味のものはなかったんだけどなあ…。

親戚や知り合いなどの話でも、台湾やベトナムの他にヨーロッパでも、旅行中に食べ物が口に合わずに苦労したとかいう話は何度か聞いたことがあるし(口を付けることはおろか、見た目で食欲をなくすとかも)、海外には梅干しと醤油、ラーメンを持っていくという話は定番ですから、考えてみたら、日本人の舌というのも相当に保守的なのかもしれません。日本には和洋中のいろいろな料理があるし、エスニック料理店もかなりそれなりに普及しているので、結構グルメで対応力があるように思ってたけど、そういうわけでもないんですね。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
中国の人は、漢字の「ど忘れ」をどうしてるのか | エキサイトニュース
子どもを春から小学校に通わせる、知人の中国人夫婦に聞いてみると、 …

「ちゃんと辞書で調べて書きます」

うげ、厳しい!! さすがに、子どもはそんなこと、ないでしょう?
「いえ、子どもでも同じ。わからない漢字は辞書で調べて書きます」

つまり、「ど忘れした漢字」だけでなく、「知らない漢字」は、別の文字で代替するのではなく、「調べて書く」、あるいは「書かない」ということのようだ。

というのですが…。
うーん、本当かなあ。確かに分からない言葉はその都度辞書で調べるというのは正しい立派なことだけれど…。自分のことを考えると、そんな面倒くさいことするとはちょっと思えない。

で、気になって別のところを眺めてみると…。
中国人が漢字をど忘れしたとき、どうするんですか?日本人はひらがな使えますけど... - Yahoo!知恵袋

ピンイン(アルファベット発音表示)をつかう人も居ますが、全般的に中国人のピンインはあまり正確ではありません。極端な言い方をすると、われわれ外国人で中国語を学んだ人のほうが正確な場合があります。

現代では携帯電話が広く普及してますので、これで調べる人もたいへん多いです。では携帯が普及していない時代(ほんの数年前の話です)はどうしていたか?

同じ発音(または良く似た発音)の簡単な字で代用するのです。これまで4000年の歴史の中で、この方法が最もよく使われています。現存する史料にも、当て字や間違いが結構あるそうです。

とのこと。うーむ、こっちのほうが自分の感覚には合うなあ。
もちろん世の中にはいろんな人がいるので、厳格な人は辞書を調べるんだろうなあ。最近は電子辞典を持ち歩く人も多いから、私なんか余計にルーズさが際だっちゃいますねぇ。

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2009/06/03

八代海に謎の海丘群?

謎の海丘群:円すい形で80個密集 熊本・八代海の海底 - 毎日jp(毎日新聞) (魚拓

記事にあるイラストを見てほしいんですが、私ははじめ何かの生物の図かと思いましたよ。

水深30メートルの海底に
・直径約50メートル、高さ約5メートルのきれいな円錐形
・ほぼ同じ大きさ・同じ形の円錐地形が80個も
・南北3キロ、東西2キロの範囲に、北西から南東へと並んでいる。

海保では「どうやってできたか全く分からない」とのこと。
1.付近に海底火山が活動した形跡はない。成分は泥と砂。
2.中に生物はおらず、表面はカキの仲間のカキツバタに覆われていた。
3.土砂や廃液の投棄というわけでもないようだ。→人工的なものではないみたい。

一体何なんでしょうか。すごく不思議で面白い。こういう話を聞くとわくわくします。

解明されて結論だけ聞いちゃうと、ああーなるほどって豆知識になるだけなんだけど、現象が先に提示されて、それの形成メカニズムがわからないっていうのはすごく楽しいですね。謎が解けていく・知識が増えていくプロセスってのに快感を感じる性分なんですかね。

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2009/06/01

年金もらえないかも?

同僚から聞いた話。
私は中途採用されたわけだけど、定年まで勤めても年数不足で受給資格がないかもとのこと。

ええ~!マジですか?それはすごくまずい。

勤続年数が少ないから当然ながら退職金の掛け率もよくないわけで、こちらも期待できないとなると…。

うう~む…。

まじめに副収入とかなんか考えないとまずいのかな…。しかし今の仕事で一杯一杯だし…。

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さすがにこれはどうかな…

性犯罪の仮釈放者にGPS、行動把握へシステム検討…法務省 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

特定の人間を悪魔化するのは直感的にすごく反発があるんだけど…。
アメリカの半分と韓国ではすでに実施済みとのこと。「刑期を終えた後も一生付けさせる州がある」とか、もう江戸時代の入れ墨と同じというか、何のために刑が期間限定なのか意味がないというか。
足や腕に装着するということは、プールで泳いだり温泉に入ったりはもちろん、健康診断なども含めて人前に肌をさらせないってことですよね…。あなたの周りでお風呂や温泉に入るのが嫌いな人、プールや海で泳ぎたがらない人、どんなに暑い日でも、どんなにくつろいだ時間でも長袖や長ズボンでいる人などがいれば、ひょっとしたらその人は性犯罪常習と認定された人かもしれませんよ。

性犯罪に依存性・常習性があることはよく知られているけれど、こうした処置の背後には、それが決して治らないものだという意識があるような気がします。本人が悔い改めることができないばかりか、当人がどんなに自らを改めようと努力しても決して性犯罪を自力で止めることはできないのだというような…。あるいは、そんなことに多大な労力と費用をかけるわけにはいかないということもあるかもしれません。

こうしたタイプの犯罪抑止措置の話を聞くたびに疑問に思うのが、これで本当にその犯罪が抑止されるのか、こうした措置は間接的に自分たちの首を絞めるのではないか、何かもっと大切なことを見失っているのではないかということです。上手く言えないけど。もちろん被害者の苦痛(被害後一生続く様々な後遺症も含めた)や、自分がいつ誰に襲われるか分からないという不安や恐怖が放置されるべきものではないのは明らかなのですが…。

じゃあ性犯罪対策はどうしたらいいんだ、もっといい対案を出せということになるかと思うんですが、即効性のある妙案ってのはないと思うんですね。一般的な防犯対策に加えて、地道なことですが、性教育や人権教育なども含めて、絶対にしてはいけないことだという意識を強めていくことが一番大切なことではないかと思います。特に「男を誘うような格好をしておいて…」とか「やられた方にも隙がある」とか「女は口では嫌だ嫌だというが…」とかの意識や「男は強くなければ」みたいな意識なんかをどうにかしないといけないような気がします。

話は変わりますが、この記事で山下弁護士が「本人が同意するのであれば一概に悪いとは言えない」と言っていますが、そりゃ普通、本人は同意するんじゃないでしょうかね。身柄を完全に支配された状態で、しかも人倫にもとる最低最悪の性格異常者という烙印を押されていてですよ、「GPS付けてもいいですか」って聞かれて「いやです」って答えるのはかなり勇気がいるんじゃないかな。「付けてくれたら(仮)釈放してあげるんだけどな~」とか言われたらなおさらじゃないかしら。

ところでGPSを付けて抑止できるとすれば、「俺は監視されている」「犯行現場にいたことがばれてしまう」っていう意識への期待ということですよね。四六時中こんなプレッシャーがかけられてたら性格歪みそうだなあということはともかく、どうなんだろう、犯行を隠蔽してしまえばいいんだって思ったりしないだろうか?あるいは接近禁止区域が指定されてそこに近寄るなってこともありそうですね。もう少し発展させれば、潜在的被害者にもGPSを付けて、一定距離以内に接近しないように警報を鳴らすとかもできそうです。もっと言えば、もう全ての人がGPSを付けておいて、各種の属性に合わせて接近禁止領域を動的に設定すればいいんじゃないでしょうか。ロリコン認定された人は幼児・児童には近づけないとか万引き常習認定された人はスーパー・コンビニなどには近づけないとか贈収賄関係者は議会や役所、料亭などには入れないとか。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
 法務省は、全地球測位システム(GPS)を使って、仮釈放者の行動を把握する仕組みの検討を始めた。

 当面の対象は性犯罪を犯した人で、今後2年かけて海外の運用状況を調査し、導入の妥当性を見極める。性犯罪の被害者は「新たな被害が減るきっかけになってほしい」と期待するが、保護観察の現場からは「仮釈放者との信頼関係を築きにくくなるのではないか」と懸念する声も出ている。

 現在、韓国や米国の半分以上の州では、性犯罪の常習性がある仮釈放者らにGPS付きの足輪などを装着させ、行動を監視している。米国では刑期を終えた後も一生付けさせる州があるという。

 2年前の法制審議会の調査によると、英国も、破壊しない限り外れない発信装置を腕や足に装着させていた。同省はこの3か国に加え、フランス、ドイツ、カナダ、スウェーデンなど、監視制度がある国に担当者を派遣し、現状や効果などを研究する。

 小学5年の時に被害に遭い、今も折に触れて事件を思い出す後遺症のため通院を続ける関東地方の女性(21)は、インターネット上で被害者の交流の場を作り性犯罪防止を訴えてきた。「被害者の間でも国の対策は遅れているとの声は大きかった。前向きな取り組みが始まることは評価できる」と話す。

 全国被害者支援ネットワークの山上皓理事長も「性犯罪を繰り返す加害者がいる以上、GPSによる監視は必要だ。装着を条件に仮釈放を早めれば、加害者のためにもなるのではないか」と賛成する。

 一方、仮釈放者と信頼関係を築きながら再犯防止を目指してきた保護観察官たちの間では戸惑いもある。

 かつて連続強姦(ごうかん)事件を起こした仮釈放者らの指導を行ったことがある保護観察官は「初めは指導を嫌がった人も徐々に『自分の女性に対する見方は偏っていた』と理解が進み、こちらの思いも伝わったように感じた」と振り返り、「GPSによる監視システムが、われわれと仮釈放者の関係を変えることになりはしないか」と心配する。

 また、受刑者の人権問題に詳しい山下幸夫弁護士は「本人が同意するのであれば一概に悪いとは言えないが、プライバシーや人権の観点から、行動に関する情報の取り扱いは慎重に考えるべきだ」と指摘する。

 同省の調査では、性犯罪で服役し1999年に仮釈放された人が2004年末までに再び性犯罪を犯した割合は8・3%。同省幹部は「海外の事例を研究し、まず、児童が被害者となった事件の仮釈放者への利用を検討することになるだろう」と話している。

(2009年6月1日14時40分 読売新聞)

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