面白かったのでメモ
癒し系放送・OTTAVA(オッターバ)、TBSが鳴り物入りで開局した「クラシック音楽専門局」は聴いてガッカリの低予算-JanJanニュース
1.「OTTAVAは要するに癒し系だ。聴くとホテルのロビーにいるようなムードが漂う。癒し系がコテコテすぎて笑えるくらいだ。」
2.まず「この類は他にもあるじゃん」という気がする。…中略…日本でもすでに有線放送が同様のスタイルで番組提供している。
まあおおむねその通り。USENで十分なのだけど、USENは有料だし仕事場には引けないのだ。あと、新屋の仕事のBGMなので、コテコテの癒し系がむしろ都合がいい。音楽と向き合う時間じゃないので。
というわけで、OTTAVAになってるんだよね。
ところが、MSNのラジオステーションガイドがデザインを一新して、日本のラジオ局のリンクがほとんど失われてしまった。というわけで、OTTAVAにつなぐのが面倒くさくなってしまった。うーん。
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で、もっと面白かったのがこっち。
J-CASTニュース : JPOPの曲似ているのは理由がある 「コード依存」がひどいから?
JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた 前編‐ニコニコ動画(ββ)
JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた 後編‐ニコニコ動画(ββ)
JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた、という話 - 音極道 Music Hacks
ニコニコ動画はログインが必要だけど。
コード進行が同じでメロディーが浅薄だからどの曲も同じに聞こえるのだ…という話なんだけど、実例を伴って説明されるとすごく面白い。
昔から音楽理論とか作曲法って面白いよねえって思ってるんだけど、結局さわったことがないんだよね。
心に響くメロディやハーモニーに、実は仕掛けがあって、心の動きを読み解けたりコントロールできたりできる…ってことを知ったのは、中学でブラバンをやったときだったけど、これは自分にとっては大きな衝撃だった。それで高校生の時にヤマハで和声学とか立ち読みしたりもしたけれど、全然分からなかったなあ。
今回ここで紹介されたコードの「王道進行」だけど、聞いてみると、ロマンチックで甘酸っぱくてもの悲しくてどこか懐かしい感じの響きなんだよね。確かに今の日本人の感覚に合うなあという気がする。
そして、短調っぽい響きって、長唄や民謡などの日本音階にも通じるような気がするし、このもの悲しさと懐かしさが混じった響きって演歌にも繋がっているような気がする。そして実際、演歌っぽい歌って、即興でわりと作れちゃうんだよね。
この動画を作った音極道さんはユーロビートが日本で繁栄したというような話で、それ自体面白い話なんだけど、日本人的な深部に何かこういう響きに反応するものがあるんじゃないかな。もしそうだとすると、J-POPは現代の演歌なのかもしれないな。
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