理髪業界の参入阻止政策?
全然知りませんでしたが、理髪・理容業に洗髪設備の設置を義務づける動きが広がっているそうです。
業界団体が都道府県の議会に請願して条例改正に至るという流れが一般的なようです。その根拠は衛生上の理由ということのようで、
・切った髪などが不潔なのだが、洗わないと完全には取りきれない
・髪が汚くて洗った方がいい場合がある
・取り残した髪が他の人に付いてしまうかもしれない
といったことがあげられているようです。
まあ直感的に言って、1000円以下の激安店の参入阻止という動機がないとは思えませんね。よしんば衛生上の理由が第一であったとしても一定の参入阻止効果は持つわけで、こうした効果を期待しない理由はないでしょう。
あげられている「衛生上の理由」があまり合理的とは思えないおかげで、業界団体のごり押しという印象が強いのは、業界にとっても良いこととは思えないのですが。
新業態が出現して既存経営が苦境に陥ることは、経済全体で見れば競争環境の変化に対する対応力が発揮されている正常な状態という意味があるわけで、その変化が社会・経済的に好ましくないものでない限りは、あまり干渉しない方がいいと思います。しかも非合理な規制は経済全体の効率性を阻害するので全体としては損失が大きいでしょう。結局、業界団体としては、激安店に対抗できるような経営の合理化や近代化、マーケティングを追求するというオーソドックスな方向しかないのではないかと思いますが、どうなんでしょうか。
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