手抜きはばれますな(他山の石)
asahi.com(朝日新聞社):ウィキペディア丸写しで書面間違い 妊婦死亡訴訟で町側 - 社会
ウィキペディアを丸写しして知らぬ顔で提出したら、実はウィキペディアが間違っていてばれた、という話。
盗用した弁護士さんの話
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具体的な日付まで書いてあったので、間違いがあるとは思わなかった。
争点に関係ないので、被告の大淀町に刑事告訴の有無などの事実経過は確認していない。
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まあ、本論に関係ない些細な記述をいちいち厳格に確かめながら書くのってものすごく面倒くさいよね。だからその気持ちはものすごくわかる。
でも、
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被告側の第7準備書面は訴訟に至る経緯を「07年2月に検察が立件を断念すると、検察審査会に不服申し立てをし、不起訴不当議決を得て検察が再捜査を始める中で、当初民事訴訟はしないと言っていた原告らは07年5月に本訴を提起した」とした。
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というあたり、争点ではないかもしれないけど、原告の動機の不純さをほのめかすような感じではないのかな。だとすると、事実関係は押さえておかないと後で攻撃されたら困ったりしないのかなぁ。
ちなみにどこが間違っていたかというと、
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立件を断念したのは奈良県警で、検察審査会にはかかっていなかった。
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というところ。もうね、全然事情が違います。事件について把握しようと努力する気が全くないということがバレバレの間違いになってしまいました。
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で、今原稿を書いているんだけど、引用とか事実とかを結構混ぜて書いている。
これがすごく面倒くさい。細かくて、実際どうでもいいじゃん、と思うところでも、他人の著作なら一応、できるだけ正しく要約しなければならないし、ついこちらの推測で書き飛ばしたくなるところも、一応、いちいち真相に近いところがあるかをあれこれ検索したり資料を探したりしている。そのせいで全く筆が進まない。自分の気持ちや考えだけのことなら勢いで書けるんだけど、もうとても大変。
ほかの仕事もあって片手間になりがちだから、もう適当に手を抜きたくなるけど、でも誰に見られるかわからないと思うので、やっぱり最善を尽くさないと、と思う。
ちょうどまさに「いいから適当にやってしまえよ」という誘惑と戦っているところなので、他山の石とすべくメモすることにした次第。
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