どうやら私にも逆鱗(らしきもの)があるようだ
チームを作って細かい作業をしていたときのこと。他の人の言動にいらいらして仕方なかった。
そのとき思ったのだけど、私にはどうもそれをされるとすぐにいらいらする行為というのがあるようだ。
それを自省も含めて書いておく。
1.初対面の人にいきなりなれなれしい言葉遣いをされること
自分より目上の人であっても、挨拶もなしに「ああ、君、これやって」みたいな扱いを受けると、一瞬、いらっとする。頭に血が上って相手をにらんでしまうのがわかる。おまえは「ですます調」みたいな言葉遣いもできんのか?みたいな。我ながら、ちょっと偉そうだよね。このところ「先生様」呼ばわりされて妙な自尊心を肥大させてる面もあると思う。ただ、これが明らかに上司だという人や慣れた人なら何ともないんだけど。
2.仕事に集中すべき時に周りで私語や騒音を立てられること・よけいな気遣いをされること
学校でも自習中とかにやたら騒いで邪魔する子がいたけれど、そんな感じで、根を詰めてやらないといけない作業中にやたら人に雑談を仕掛けたり歩き回ったりがさつなことをする人がいるんだけど、すごく腹が立つ。あと、自分のノルマが終わって暇になったとたん、雑談して爆笑したりしてる人がいるけど、これにも腹が立つ。
「邪魔するな!」「終わったならとっとと出ていけ!迷惑なんだよ!」「こっちはあんたらみたいに暇じゃないんだよ!次の仕事があるんだよ!」というかんじ。
あと、こっちが全力でやってるのにだらだらやって足を引っ張る人にも腹が立つ。それに、テーブルいっぱいに資料を広げて作業しているのに、その資料のすぐ脇にお茶を一杯に入れたコップを持ってくるのも止めてほしい。こぼしそうで気になって集中できないし。腹が立ったから一気に飲み干してやったら、また入れてくれた(泣)。いや、そんな気を遣う暇があったらさっさと自分の作業に戻ってくれと。
3.保守的な男女役割論みたいな話をされること
「俺さあ、家ではお茶くみ係なんだよね~。女房に入れてあげてるんだよ~。」
「洗濯物を干したり取り込んだりするのも俺なんだよね~。近所から何を言われているやら(笑)」
「へぇ~、うちではご飯当番がありますよ」
「ほらやっぱり、うちの奥さんもがんばってるからねえ、ちょっとは協力しないと」
「お宅は家事何を手伝ってるの?」
こういう話、大っ嫌い。
聞いていて胸くそ悪くなる。おまえらいったい何様なんだよと言いたくなる。これは本当に私の逆鱗かもしれない。
あと、出身地ネタも逆鱗の一つかも。
「どちらの出身なの?」
「関西です。」
「へぇー、関西のおばちゃんってうるさいんでしょ?」
「関西弁って普通に話してるのに漫才みたいだよね」
「地震どうだった?」
なんか、こういうステレオタイプで話を振ってくる人、嫌い。あと、
「あの人、東北出身でしょ?俺、東北なまりはちょっとわかるんだ」みたいに、人の特徴を勝手に解釈してプライバシーに踏み込んできたり、何かをちょっと鼻にかけたりするような話も嫌い。なんかその人の無意識のさげすみがにじんでるような気がする。
こう考えると、自分は、性別や出身などの「属性」で人間を評価するというのがすごく嫌いみたいだ。個人は個人としてすべて対等であるという原則を犯されそうになると怒りがこみ上げるようだ。どうしてかは自分でもわからない。何かそうなるきっかけがあったのかもしれないけれど。
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