4年間で2000万円
東京音大の学生たちが4年間に費やすお金だそうです。
作曲家の三枝成彰さん(東京音大教授)が、日経新聞の「領空侵犯」というコラムで話していました。
大学の納付金の他に、レッスン代とか諸々必要なお金の合算だとか。
三枝さんの曰く、卒業=失業という音楽業界の状況を考えるときわめて高額な学費だとのこと。
学費=将来の所得を得るための投資 という発想からでは、割に合わないどころじゃない投資ですねえ。
それでも引きも切らず応募する学生が後を絶たず、東京音大なんか難関中の難関なのはどうしてなのか。
「もうけ」とか「生計を立てる」とかいう価値観とは全く違う次元で進路を選ぶ層が一定割合で存在することの証でしょうか。
芸の道は古今東西厳しい世界ですけど、私みたいに「食い扶持になる」みたいな話で釣ってる側の人間からすると、逆にうらやましく感じたりしますねえ。
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