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2010年4月の39件の記事

2010/04/30

モブログ実験中

モブログ実験中
バスの車内ですが、うまく送れるかな?

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2010/04/29

夜行バス移動中

初めて携帯から書き込んでみます。
Willarのバスに初めて乗るので期待していましたが、来たのは岩崎グループの鹿児島交通のバスでした。ちょっとがっかり。でもバスは新車みたいでまだ新しい車の匂いがしました。
4列シートの格安バスですが、幸いすごくすいていました。9人しか乗客がいません。すごくお得感があります。
夜空がよく晴れて満月がきれいです。渋滞もなくてのんびりして行けそうです。

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ハエよけにナフタレン

こんな方法があるんだ、へぇ~というわけで、メモ。

家の中が・・・蠅だらけ - 教えて!goo

我が家では父が偶然(?)発見した方法でハエをゴミ箱に
寄せ付けていません。
「ゴミ箱の中にナフタリンを置いておく」
これだけです。

ただ、段々ゴミ箱内の温度が高くなって来ると、蓋を
開ける時にナフタリンの匂いもキツくなるのが難点ですかね。
息を一瞬止めてから蓋を開けましょう。でないと気が遠くなるような感じがします...。
(私はスーパーに置いてあるようなビニール袋の中に入れ、袋の口を軽く縛ってます。それでも夏場は強力です(-_-;)
成分が同じなら100円くらいの安い物でも充分です。

たしかに気化するタイプの防虫剤はいいかもしれません。気がつきませんでした。私は段ボールコンポストを室内に置いているので試すつもりはありませんが、庭など屋外のコンポストならいいかもしれませんね。

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2010/04/27

首都圏大学教職員モデル給の一例

これが有名中堅大学とサラリーマンの年収だ!

面白いので挙げておく。
注:モデル給なので、理論上の上限値を示している。ただし諸手当等で上がる可能性もある。実際にはこれより低めになることが多い。

感想:首都圏って賃金水準高いのね~!(妬)

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洗濯ネットでコンポスト

こんなの見つけました。
洗濯ネット・米ぬか発泡スチロール箱で生ごみの堆肥化(PDF)

いろいろやり方があるものです。たぶん、
洗濯ネット=攪拌しやすい
米ぬか=発酵促進
発泡スチロール箱=保温
ということでしょう。

もう生ごみ処理なんて、米ぬか+酸素+保温の三つがあれば、何でもいいような気がしますな。

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コンポスト発熱中

タンカンの皮を投入してから1日か2日ほど経ってると思いますが、朝に計ったら48℃くらいでした。
そのあと、カボチャの芯の部分を入れて、米のとぎ汁を追加して、適当に混ぜておきました。

夜に帰ってきてから温度を見ると、63℃に上がっていました。たぶん、糠の発酵をとぎ汁が促進したんじゃないかなと思います。というのは、糠を投入する前、発酵熱が全然ない状態の時にミカンの皮とかカボチャとかを入れても全然発熱しなかったし、とぎ汁を入れると少し発熱したけれど、ここまで一気に温度が上がったことはなかったからです。実際、糠はまだかなり糠っぽいままですし。

晩ご飯にホッケを焼いて食べたんですが、その残りを投入するつもり。
話によると、魚のアラや内臓は結構発酵熱を出すそうです。でも今回入れるのは骨と皮だけ。どうかなあ?

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2010/04/26

報道ステーションが山寨企業を紹介していた

BYD(比業)が走行距離300km、最高速度160km/h というが…。向こうの言ったことをそのまま出してもねえ。

それより、山東省の山寨企業(ヤマネコ=モグリ)に堂々とカメラが入っているのにちょっとびっくり。
昨秋、南京に行ったときに向こうの新聞を見ていたら、この企業群のことが出ていたんだけど、その報道ではとんでもないモグリの零細工場という感じだったんだけど。
中国の自動車メーカーの粗悪なパチモンを電気で作って、ちゃんとした自動車でもないから当局の規制にもかからず、地元は企業が増えるのはいいから地元では無認可で走り放題、走らせるのに自動車免許もいらないとか、
地元警察は見て見ぬふりとか…。

報道ステーションだと、国内で認可が下りるまでは、外国輸出でがんばるんだ、電気自動車は有望で将来性があるんだとか、外国バイヤーが連日訪れて熱い視線を送っているとか、外国人は品質要求が厳しいから、見合うように日々努力しているとか、なんだかすごいよさげな報道だったが…。

電池+モーターでタイヤを転がすぐらいはその辺でも出来ると思うけど、保安基準とかやり出すと相当辛いことになるような。
そのへんの制度的な参入障壁をどういうふうにしていくのかで、中国の電気自動車業界はかなり様相が変わってくるのかもしれないな。日本の軽自動車みたいなマーケットを作ったりするかもしれないし。

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たばこ臭いです…

また個室でたばこ吸ってる人がいる…。誰だかわからない。
風向きの影響だと思うけど、廊下から部屋から一気に煙たくなる…。のどがいがらっぽくなって辛い。
窓を開けると窓が廊下の空気を吸い込んで、もっと煙たくなった…bearing

たばこ吸ってる人はこういうの気がつかないんだろうなあ。

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久しぶりに洗車しました

日曜の夕方、紫原の洗車場まで出かけて1年ぶりぐらいに洗車してきました。
一ヶ月ぐらい前にGSで洗車してもらったのだけど、錆の跡とかが残って気になってたんですね。
3時間もかかりました。ボディを洗ってワックスを掛けただけなんですが。
がんばりすぎて、肩とか腕とかが痛いです。洗車した後、風呂に行ってへとへとになって帰ってきたら爆睡しました。

で、朝になったら車に桜島の灰が積もっているという…。おまけに夜から雨が降るそうです。

まあワックスとかは車体の傷み止めのコーティングのつもりだから…いい…ん…だけど…(泣)


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2010/04/24

いじめ、不登校への考え方と対応:内沢鹿大教授の陳述書から

鹿児島県知覧町立知覧中学校いじめ自殺事件(1996.9.18)に関する内沢達の陳述書
リンク:知覧中いじめ自殺事件に関する陳述書(PDF)(鹿児島大学リポジトリ)
※2014/03/24 リンク切れを修正しました。論文化してリポジトリに掲載した内沢氏に敬意を表します。

夢中になって読んでしまった。非常に考えさせられたので、以下に所感をメモしておく。
ちなみに、内沢氏は鹿児島大学の先生。上記事件について調査してきた人。
この事件は裁判になり、内沢氏は書証を提出した。上の陳述書がそれ。
裁判は2002年に原告側の訴えを認めた判決が確定した。

以下、断片的に。引用文は段落を一部修正してある。また傍線部などの装飾は私が付加したものである。

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いじめ被害者への対応の基本

S君は、同級生八人ぐらいの名前をあげながら、「今日は○○君になぐられた」「たたかれた」「つばをはきかけられた」「ズボンぬがしをされた」「つねられた」などと、連日、訴えていました。
 にもかかわらず、担任教諭は赤ペンでの書き込みにあるように、「いつも被害者なんだね!」「相手の方も何か理由があるのかな」「たまには猛反撃したら!」「小さい小さい!」などとまったく取り合いませんでした。
 文部省の「調査研究協力者会議報告」にあるような「全教職員がいじめられている児童生徒を必ず守り通すという毅然とした姿勢」(甲第三七号証)が教師らにはなかったことから、Q君は安心して話すことができませんでした。
「被害者にも責任がある」という態度・対応が間違っているということは理解しているつもり。ただ、全教員が一丸となって対応するという体制を持つということの意味をあまり考えていなかった。ハラスメント対応でも類似の問題が起こるが、告発者を報復から守ること、そして守られると信頼してもらうことが事態の解明には絶対に必要だということで、また被害者を守りつつ対応するということは教職員個人が単独でがんばっても無理だということだ。このことは組織的に非常に重大な問題を提起していると思う。

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学校には生徒をいじめから守り、生徒の安全を確保する義務がある。
その内容:調査・報告・防止措置

1.生徒の安全を脅かすいじめについて、その実態を調査する義務
通り一遍ではなく、「他にもあるのではないかという問題意識で調査を尽くさねば」ならない。

2.実態や調査結果などを親、保護者、そして生徒に報告する義務
その理由:
・いじめは学校だけでは解決できず、「いじめの情報を保護者等に提供して理解や協力を求めたり、関係の機関や団体との連携を図るなど」の「開かれた学校づくり」が重要であること。(文部省(ママ)の「調査研究協力者会議報告」)
・生徒たちが「危険からわが身の安全を意識的に守ろうと」できること。

3.いじめの発生を防止する措置を取る義務
その細目:
・日頃から生徒の動静を観察すること
・暴力行為などがないかどうか細心の注意を払うこと
・その存在が窺われる場合には関係生徒からただちに事情聴取をおこなうこと
・教員間、教員と生徒間における報告、連絡および相談等を密にすること
・以前から暴力行為などを繰り返しおこなっている生徒に対しては、校長または教頭自らが厳重な注意を与えること
・教員らが校内を見回るなどの指導、監督体制を全校的な規模でおこなうこと
など

組織的な対応が必須になっている。チーム的な意識共有とリーダーの厳格な対応が重要なようだ。
すごくありがちだと思ったのが、

このように学年が違うと生徒指導主任でさえ、暴力行為のことを知らないのです。
 加えて同じ学年で、しかも同じく生徒指導係であっても、情報を共有していません。
というくだり。公私両面において全く人ごとではない。

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「生徒指導の課題には優先順位がある」
生徒指導がいじめを増長することすらある。

●生徒指導上の問題の三分類

1.大目に見てもよい問題
 必要な場合は注意をして生徒の自覚を促し、時間をかけていってかまわない。
 遅刻や忘れ物を繰り返す、宿題をしてこない、そういった生徒の生活・学習態度に対する指導

2.絶対おおめに見てはいけない、厳しく対処しなければならない問題
 ただちに介入して止めさせ、二度とおこなわせないようにしなければならない。
 生徒の命、安全を守ること。
 校内での喫煙(学校の雰囲気をおかしなものにするのであいまいにできない)

3.本来注意すらしなくてもよい、問題とは言えない「問題」
 「服装指導」「頭髪指導」:校則自体に合理的な根拠がない。「個性を生かす教育」にも合致しない。

「校則についての教師の画一的な指導と生徒間のいじめは、根っこが同じ」
教師の体罰や服装、髪型などの管理がいじめの気運を高めてしまう。

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いじめの問題 = 教師の児童生徒観や指導の在り方が問われる問題

「いじめは、学校生活において、弱い者、集団とは異質な者を攻撃したり排除しようとする傾向に根ざして発生することが多い」
「教師が単一の価値尺度により児童生徒を評価する指導姿勢や児童生徒に対する何気ない言動などに大きな関わりを有している場合があることに留意すべきである」(傍線部は私が追加)

 「靴下は白色」という校則が、そうでないものを、つまり「集団とは異質な者を攻撃したり排除しようとする傾向」を増長しているのです。
 生徒会副会長をしていた先のP君によると、「ネームをつけていない」「違反ボタンだ」というようなことでも、生意気だといって、上級生が下級生を呼び出すことがあったと言います。

「校則違反」を口実にしていじめが起こっていることに注意。
ヒットラーユーゲント、紅衛兵、「非国民」差別を思い起こさせる。あるいは「ホームレス狩り」。親や教師は無意識・無自覚にこうした分断を子どもたちに持ち込んでいる。
「指導」では避けられない問題だが、「正しいこと」の価値判断自体の正当性への反問、そしてそれを受け入れた子どもと受け入れていない子どもとの関係には絶えず気を配らなければならないということだろう。
 また、加害生徒グループの一人であったG君は、二年の終わりか三年になった頃、髪を茶色に染めてX教頭に注意され、何度言っても聞かなかったといって、生徒相談室にあった電動バリカンで五分刈りにされることがありました。
(中略)
 強制的にバリカンを入れる行為自体も大きな問題ですが、教頭が優先的に指導すべきはG君の髪型ではなく、彼がなした下級生に対する暴力行為や同級生・I君の眉を剃り落とすといった暴行ではないでしょうか。後者について、X教頭は何もしていません。
教頭個人の意識の低さは責められるべきだが、この節で内沢氏が浮き彫りにしていることは、組織として、生徒指導の焦点が校則違反取り締まりや不登校対応(後述)に置かれ、体罰やいじめ、迫害が全く意識化されていないということだ。いわば組織的に「見れども見えず」の状態を作っていたということが示されている。学校がそのような組織になっていたということは、学校が置かれていた状況そのものにも問題の背景があるのではないかということを伺わせる。

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生徒の行動や「問題」の背景をよく考えることが大切。行動や「問題」の現象のみをなくそうとすると対応を誤る。

自殺した生徒(勝己君)には遅刻が多かった。勝己君の二人の担任の対応
V担任:体罰を振るい罰当番を課した。
U担任:特別なノートを作らせ毎日の報告を義務づけた。
U担任:(勝己君は)「時間に対してルーズ」

 勝己君の足を自然には学校に向かわせない、登下校中のことに止まらない、学校の中で起こっていたことにこそ、生徒指導は重点を置いて「熱心」に取り組まれるべきでした。そうしてこそ「指導」の名に値するものです。

 Z元校長は、第一五回口頭弁論において「私が赴任して、知覧中の生徒は、集団行動、全校朝会などの時刻を守る、整然と聞くというような姿からして、ほかの学校よりもしっかりしているなという印象がありました」と証言しました(調書五九項)。
 印象とはいえ、校長においても重視していたのは、「時刻を守る」「整然と聞く」といった外見的なことに過ぎなかったのです。

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不登校生に対して登校を促してはならない

不登校自体をどう捉えるかについては考え方の違いがあっても、〈登校刺激を加えてはならない〉ということは、こうしたことに係わっているものにあっては、とうに常識です。いま現在、学校には行けない、行きたくないという不登校の子どもの気持ちをまず認めてあげることが対応の出発点です。
 親・保護者の不安に対しては「いまお家で元気にしている。それが一番いいことです」と言ってあげることが肝要です。
 そうして時間をかけ、その子が落ちついてきたときには「登校を促す」という考え方をする専門家もおりますが、そのときもきわめて慎重でなければならないというものです。
(傍線部は私)
 子どもたちは、普通、学校は何が何でも行かなくてはいけないところだと思っています。しかし、教えられれば、そうではないことが容易に理解できます。
大学でも近年は出席指導が盛んに行われているし、ますますそれを促進する動きも強まっている。私はそれを当然視してきたので、この記述は非常にショックだった。

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文科省も努力している

文部省の「学校不適応対策調査研究協力者会議」は、一〇年前の一九九〇年に「登校拒否はどの子にも起こりうる」との見方(中間報告、最終報告は一九九二年)を明らかにしました。
 それ以前の、「本人の性格」「怠け」「親の過保護・過干渉」など、子どもや家族の問題として捉えがちだった見方を修正したのです。

1996年7月 調査研究協力者会議報告
過度の同質傾向を排除して、個を大切にし、個性や差異を尊重する態度やその基礎となる新しい価値観を育てるという児童生徒観に立ち、これに基づく指導を徹底することがいじめ問題への根本的な取組として極めて重要となる。
「従来の行きがかりにとらわれず、学級や学年経営の在り方を含め、学校運営の在り方をあくまで子どもの立場に立って見直し、改善すべきは思い切って改善していく必要がある。
 例えば、生徒指導において、なお髪型や制服の規制をはじめ細かすぎると思われる校則なども見受けられる。
 子供たち一人一人の人格のよりよき発達を支援するという考えに立ち、きめ細やかで『個に応じた生徒指導』を行う観点から、見直していって欲しい。」
「いじめを受けている児童生徒には」「緊急避難としての欠席が弾力的に認められてよい」との画期的な提言をしました(甲第三七号証)。
上記提言は県教委レベルでは各校に通達しているらしい。私が中学生だった頃と比べ、相当に研究も対応も進んでいるようだ。だが現場ではそれがなかなか伝わっていないし、社会的な気運も高まっていないような印象を受ける。地道な調査研究の成果は我々が広げていく必要を感じる。
先日落下事故があったみたいに、屋上天窓の処置も通達があったにもかかわらず鹿児島県では全然実施されてなかったみたいだし、鹿児島の学校にはそういう体質があるのかね。勘ぐるのは良くないけど。

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親は子どもを知らない。子どもはそのことを知らない。

勝己君はすさまじい暴行と迫害を長期にわたって受け続けていたが、ご両親は全く気づいていなかった。家庭内に全く問題はないごく普通の家庭であった。勝己君の家庭内の様子は小学校時代から全く変わったところがなかった。

 五で述べたように、勝己君はいじめに一人で頑張って耐えてきていました。勝己君は、家族に遠慮して話さなかったわけでもありません。また原告の家庭に話しにくい雰囲気があったわけでもありません。
 むしろ原告の家庭は、何でも話しやすい雰囲気のある明るい家庭でした。先に述べたように、いじめられていることは話さないものなのです。

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不登校への親の対応

特段の事情の有無もわからないままに「休ませてあげるべきだった」とは、原告に対して非常に酷なことと思われるかもしれません。
 「事情がわからなくても」認めてあげるということ、と言うよりもむしろ「事情を聞かないで」学校を休むことを無条件に認めてあげるということ、これは簡単なことではなくとても難しいことです。
 しかし、それは親を措いて他の人にはできない、親だからこそできる、親に期待され求められる、わが子が学校に行くことを嫌がったときの対応の仕方です。

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なぜ子どもは不登校の理由を言いたがらないか。

一般に不登校の子どもは、自分が学校に行きたがらない理由を、その本当のところをまず絶対にと言ってもよいほどに話しません。
 もちろん理由がないわけではなく、あります。でも言いたがらないのです。なぜでしょうか。それは言ってしまうと「行きたくない理由」が「行きたくなくても行かなければならない理由」に変えられてしまうからです。
 勝己君の場合も同じでした。前日に、ほんの少しだけ「打たれた」と言わざるを得なくなりましたが、それは「本当の理由」の極々一部にすぎません。
 たったそれだけでも、学校を休んでいた理由が、「先生にもお願いしておくから、明日は学校に行くんだよ」と、もうこれ以上は休めない理由になってしまいました。

これは非常に考えさせられる。難しい。親は権力者だということを痛感させられる。

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対応の誤りと自殺へのプロセス

連日暴行が続く→学校をこっそり休む→担任が親に連絡→親が理由を聞く→いじめの一部が発覚→加害者と「仲直り」の握手をさせられる→「チクった」のが加害者に発覚→さらに過酷な制裁を予想→完全な絶望

「仲直りの握手」は加害者に被害者の「裏切り」を見せつけるもの。従って最悪。
学校:いじめの事実を聞き出す+握手の事実を把握→勝己君の無断欠席→対応せず

こんな風に要約すると、全然問題の深刻さが見えなくなってしまうな。

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幼なじみが積極的に非常に残酷な暴行を加えていた。しかし両親はまさにその彼を信頼していた。

 促されてのこととはいえ、勝己君が「打たれた」と親に言ったのは後にも先にも、前夜の一回だけです。敏孝さんは、小学校から同級生だったD君だけは知っていて、以前はスポーツ少年団などでいっしょに仲良くしていたのにわが子を打ったとはショックなことではありました。
 しかし、「今度、そういうことがあったら君が止めてくれ」と頼み、D君も「わかりました」と答えて、「一件落着」と思ったことに無理はありません。敏孝さんにしてみれば、時々出会ったときにはニコッと人なつっこい表情をするD君をそれ以上は疑うことはできなかったでしょうし、当日の朝、ふすま越しに「先生にも言ってあるから、ちゃんと学校に行きなさいよ」と登校を促したことも、じつに自然なことでした。
これは非常にショック。親や先生からすると、人当たりが良くて素直で、いつも仲良くしている子が、実はきわめて残酷な張本人だというのだから。
いじめネタではよくある設定だけど、外部からはそれが見えないので最悪な対応をしてしまうというところがすごく怖い。

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被告少年らに反省がない

いじめの実態についてはあまりに残酷な内容なのでここでは云々しない。加害者の酷薄さが浮き彫りにされている。
また、事件後大人たちが事件解明に相当に注力したが、加害者たちから真相を聞き出すことはきわめて困難であり、また事実が明らかになった後ですら最後まで嘘を変えなかった。さらに、加害者からは自己弁護と被害者と周囲への非難は聞かれても自らの行動を反省し、その意味を問い返し、改悛する様子は見られなかった。中学生とはいえ、陳腐な表現だが心の闇という言葉を想起させられた。

この描写からは、子どもであっても加害者への追及は厳格に行わなければならないということが見えてくる(もちろん脅迫や誘導などがあってはならない)。

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おおよそ思いつくところをメモしてみた。
内沢氏の陳述書は、いじめ事件の苛烈さを知るだけではなく、一般的に学校や家庭での子どもへの対応や教育における基本的な姿勢を知る上でも示唆に富んでいると思う。さらに、学校現場や家庭だけではなくて、大学での学生対応や職場でのハラスメント対応にも通じるところが多いと思う。

知覧中学では、昨年またいじめによる自殺が発生している。内沢氏の指摘と裁判の教訓が生かされなかったことに、問題の深刻さを思う。地域に実は根深い構造があるとか噂好きな人から聞いたが、しかしそんな話を喜んでいている大人がいる限り、こうした事件はまた起こることになるのだろう。

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記事2題

書きかけた記事が消えちゃった。

1.「間違った女らしさ」を押しつけられる悲しさよ...... - サイゾーウーマン

面白い。

こういうステレオタイプな女性観って男性だけじゃなくて女性にも染まっている人、多いと思う。女だからといって「女らしい」ものを好きになる必要はないし、女らしくする必要もないんだよ。
同様に、男だからといって男らしくする必要もないんだけれども。

とはいえまあ世の中は窮屈だけどねえ。適当に折り合いを付けて世の中と付き合うしかないわけで。本心は隠しつつね。
もっとも、折り合いを付けられる人は幸せというか、どうしても折り合いを付けられない人もいて、そういう人たちが世の中を変えてきたということもあるかな。マジョリティがマジョリティの優位性を意識しないのが一番やっかいだと思います。

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2.子ども手当:韓国人男性が554人分申請 孤児と養子縁組 - 毎日jp(毎日新聞)

ネットの書き込みを鵜呑みにしてこういうことをする人がいる。(苦笑)
ネタをネタじゃなくするための「工作員」じゃないかと勘ぐってしまう…。

記事によると事実関係は次の通り。
・4月22日、尼崎市在住の男性(韓国籍)が市役所で子ども手当を申請。
・タイにある修道院と孤児院の子どもと養子縁組をしていると説明。
・タイ政府が発行したという「証明書」を持参。
・担当者が「養子はどの子ですか」と聞くと「全員です」と答え、男女で計554人と説明。
・市は厚労省に照会、厚労省は「支給対象にならない」と判断し、市は受け付けなかった。

なぜタイかというと、男性の妻がタイ国籍で、そのことと関係があるのかも。少なくとも記事の書き方ではそんな風に読める。

554人っていくら何でもばかげてると思うんだけど、男性は結構本気だったのかも、というのが記事のまとめ。

・男性は、子どもへの送金証明や面会を裏付けるパスポートのコピーなど外国人に求められる書類をそろえており、事前に調べてきた様子がうかがえた。市の担当者は「可能ならもらおうという意欲を感じた」と話している。

* * * * * *

支給対象の線引きが曖昧だという話は以前からあって、だんだん厳格化されていっているのは確か。記事によると4月6日には「50人の孤児と養子縁組をした外国人には支給しない」となったとのこと。子ども手当が実際いい政策かというのはそれ自体問題ではある。

こういうのが外国人嫌い:ゼノフォビアとかぶるのが一番心配なんだけど、それはともかく、稼げるなら稼ぐよ、という人が現れるのは世の習い、むしろ経済としては健全なので、制度の穴を付く動きが表れるのはまあ当然というか。でもちょっとこのケースは極端すぎてなんだかヤラセくさいなあと思うけど。

ちょっと思うのは、なんで日本人の子どもの養子縁組がでないのかなあということ。日本にも孤児はいるんだけど。ちょっと検索してみたけど、外国人の養子の話ばかりでなかなか見つからない。(>_<)
稼げるのなら当然あるべきだと思うんだけど…。何か条件がないのかそれとも話題になっていないだけなのかな。

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ショウジョウバエ退治完了

コンポストの発酵熱が収まりまして、ハエも完全にいなくなりました。

切り返してみたところ完全に乾燥していたので少し水気を与えて、タンカンと清見オレンジの皮を投入。傷んだタンカンも一個まるごと。最近入れるものはミカンの関係ばっかりですな。以前大量に作ったスパゲティのソースがずーっと残っているので、全然料理してないんです。

柑橘類は香りが高いのでハエが来やすいと思います。で、穴を掘って埋めました。どうなるでしょうか。

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2010/04/23

Google Street View

知らないうちに家の周りが見られるようになってました。広がってますね~。
衛星写真は古いままなのにストリートビューは新しい景色が見えていて不思議なことになっていますな。
自分の家がばっちり映っているとちょっとびっくりするような。ずいぶん奥まで入ってくるんだなあと思ったり。

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言語と論理の関係(大げさすぎる?)

さっきもRadio Cataniaを聞いていて気がついたんだけど、
「彼はどこにいるのかしら?」っていう日本語、「彼」が主語で、その彼がどこかに存在しているという事実を中心にとらえてますよね。英語にすると、 Where is he? という感じだと思います。で、たぶん、英語ネイティブの人もこういう表現になるんじゃないかな。
でもさっき聞いたイタリア語だと、Dove lo trovo? と言ってたんです。私は彼をどこで見つけるだろうか? Where do I find him? ということです。これが「彼はどこにいるの?」のイタリア語。日本語的発想だとまず思いつかないと思います。

もちろん「彼はどこ」を直訳したイタリア語 Dove e' lui? でも通じるし、この表現も普通に使うと思うけど、でも「私は彼をどこで見つけるだろうか」もイタリア語脳では自然な表現なのだと思います。でもこれは日本語脳では自然ではない。ここが決定的な差ではないかと。
さらに考えてみれば、「…できる」って部分もないんですね、この表現には。普通日本語だと、「私は彼を見つけるだろうか」ではなくて、「私は彼を見つけられるだろうか」の方に傾くと思うんですね。「…できる」の要素が無意識に入っちゃう。その方が理屈にもかなっていると思うし。
でもイタリア語で Dove lo posso trovare? とかになると、間違った表現じゃないと思うけど、ちょっとまどろっこしい感じがします。言いにくいような?ネイティブの人はどう思うんだろう。ちょっと聞いてみたいけど、こういう感覚って本当に「わからない」んですよね。脳的に全くわからない。「そういうものだ」と鵜呑みにするしかない。こういう丸暗記をどんどん積み重ねて経験を増やしていけば、少しはイタリア語脳ができてくるのかなあ…。

追記
別のことを思い出しましたが、韓国人留学生の人が先輩にいるのですが、昔その人と話していて、日本語がどうも難しいという話になって。
その先輩の曰く、「濁音になったり半濁音になったりするけど、あれは規則がさっぱりわからない」と。
たとえば、熊という言葉、白に付くとシロクマと濁りませんが、穴に付くとアナグマと濁ります。どうして?

いや、文法的な規則があるのかもしれませんが、少なくともネイティブの人は無意識に使い分けているわけです。そういう語感に一種のセンスがあるんですけど、これがすごくやっかいみたいです。
そういえば、中国人にとって格助詞の「の」が付くか付かないかがわかりにくいみたいだし、「象は鼻が長い」という文の「は」と「が」の使い方が外国人が間違いやすいとか、考えてみたらたくさんありますね。間違うポイントも、その人がどの言葉を母語にしているかによっても変わると言うし。話がだんだん難しくなってきたので、とりあえずここまでで。

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2010/04/22

心の慰め

添削を延々と続けていると、体の芯が疲れてきて気力がすごく萎えて逃げ出したくなります。

で、Radio Cataniaで音楽を流しながら、UNIQLO CALENDERでミニチュアみたいな映像を流しながら仕事してます。

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2010/04/20

4年間で2000万円

東京音大の学生たちが4年間に費やすお金だそうです。
作曲家の三枝成彰さん(東京音大教授)が、日経新聞の「領空侵犯」というコラムで話していました。

大学の納付金の他に、レッスン代とか諸々必要なお金の合算だとか。

三枝さんの曰く、卒業=失業という音楽業界の状況を考えるときわめて高額な学費だとのこと。
学費=将来の所得を得るための投資 という発想からでは、割に合わないどころじゃない投資ですねえ。

それでも引きも切らず応募する学生が後を絶たず、東京音大なんか難関中の難関なのはどうしてなのか。
「もうけ」とか「生計を立てる」とかいう価値観とは全く違う次元で進路を選ぶ層が一定割合で存在することの証でしょうか。
芸の道は古今東西厳しい世界ですけど、私みたいに「食い扶持になる」みたいな話で釣ってる側の人間からすると、逆にうらやましく感じたりしますねえ。

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ぬか投入その後

今朝9時半頃ですが、59.3℃でした。およそ2昼夜にわたって50度以上を維持しています。たぶんハエの卵と幼虫は退治できたと思います。

ぬかをもらった関係で、米がたくさんあるので早く消費しなくてはいけません。
それで昨夜研いだ米のとぎ汁をコンポストに足して、底からよくかき混ぜて空気を混ぜておきました(切り返し)。
いい堆肥が出来そうです。使うあてはないけど。

でも清見オレンジの皮は元気。柑橘類の皮ってすごいなあ。

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2010/04/19

英語脳

CGSA (Chuo Graduate School of Accounting)’s development oriented towards globalization:教育:Chuo Online : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

1年間のサバティカルで客員教授としてブリスベンに滞在した人の話。
英語に苦労したということなのだけど…。

 仕方がないので、第二言語としての英語(ESL: English as Second Language)の先生について、とにかく論文の作成と発表のための準備に入った。毎日、毎日、膨大な英作文をして、それを修正してもらうという日々をすごした。それらの日々の中で、当然ながら、英語の文章は英語で考えないと分からないことに気が付いた。そう、日本語の文章を作って英語に翻訳しても、大体の場合、先生に「日本人の英語はわからん」といわれて真っ赤に校正された。その内、英語で書き出す方法がなんとなくわかり始め、それで専門的な会話も大学では可能な状態になっていった。このとき、学んだことは英語の論理が日本語に翻訳すると壊れるという事実である。英語は英語のまま分からなければ、その英語は再現できないし、ましてやそれに基づいたディスカッションもできない。あるいは、英語が書けなければ、正確な英文の読解もできないように感じた。

というわけで、英語脳にならないと英語はできないという話。

これは感覚的にわかる。語のつむぎ方が根本的に違うし、話の運び方も違うので、日本語の作文の筋だと、どうも英語にしにくい。翻訳家はすごいと思うんだけど。

大学で初めての夏、先輩がレポートを直に英語で書いていて、びっくりしたら
「英語ははじめから英語で書く方が楽だよ」
と言われたことを思い出す。

そうか!と思ってまねをしたけど、なかなか英語脳にはなれず…。日本語で考えてしまう。

思うに、言語チャンネルみたいのが頭にはあるのじゃないか。がんばって外国語を覚えると、そのチャンネルが出来てきて、ある程度になるとそのチャンネルで考えたり行動したり出来る。で、普段使ってないチャンネルはさび付いてしまう。

で、理屈とかは日本語で身に付いているわけで、その中には漠然としていてちゃんと言語化できていない考えもあるんだけど、日本語で表現している限り、その漠然さに気がつかない。それを外国語にしようとすると、時にそれが引っかかって、うまく理屈を説明できないということが出来てくる。思考が甘いところと言えばそれだけなのかもしれないけど。

イタリア語を話そうと思うと、どうもイタリア人っぽい態度になっちゃうというのもその一つなのかなあ。饒舌になったり自己主張が激しくなったり謝る前に弁解したり…。

あと、中国語を妙にかじったものだから、イタリア語チャンネルと混ざって、中国語を考えようとするとイタリア語が出てきたり、訳わからない状態になってるし。

というわけで、外国語は苦手です。英語とか、日常に使える環境を維持しないと絶対忘れちゃいます…。語学留学とかしたいなあ。

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ウナギ稚魚が不漁。

かば焼き縁遠く…シラスウナギ漁獲量激減 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

鹿児島はウナギ養殖がさかんで、その中心は大隅半島です。
ウナギ養殖は天然の稚魚を取って育てて売るので、稚魚が取れないと事業が根底から崩れることになります。

先日、ウナギの完全養殖…卵から成魚まで全部人工的に管理できる…に成功したというニュースが出ましたが、まだ広げるには時間がかかりそうです。

記事で指摘されている不漁の原因
・昨年のエルニーニョ現象→海流の流れが変わった→シラスが日本近海にたどり着けなかった
・乱獲による資源の枯渇

シラスの漁獲量は11960年代前半の200トンから近年は10トン前後に落ち込んでいるそうです。実に20分の1になったわけです。

マグロは先日話題になりましたが、鹿児島には串木野などマグロの水揚げ港になっていたり、枕崎みたいにマグロ船を抱えている街もあります。水産資源管理はグローバルな外交問題ですけど、その方向に街の命運をゆだねている地域もあるわけですね。

マグロなんかは、安売り回転寿司とかが世界中の業者を渡り歩いて買い付けている辣腕ぶりがビジネス番組とかで時々出ますが、実はとんでもないのかもしれません…。

マグロとかウナギのほかに、タコも深刻ですし、近海でも最近は不漁続きで漁業者も減ってきてます。漁業の先行きは厳しいですね。

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米ぬか投入

夕方、米屋さんで米ぬかをもらってきました。
ショウジョウバエがたくさん(と言っても十十匹ぐらいだけど)湧いているので、幼虫とかを米ぬかの発酵熱で一気に退治してしまおうという算段です。

お米を5kg以上買わないと分けてくれないというので、しかたなく米を買い、2kgぐらいのぬかをもらってきました。
かさでいうと、中ぐらいのレジ袋いっぱいぐらいです。

19:20 ごろに、約1kgほど…つまりもらってきた半分ぐらいをコンポストに混ぜ込みました。中の湿り具合を見て水は足さず。一気に発酵するように底から返してよく混ぜました。
室温は20.8℃でした。コンポスト内部もおおむね同じものと思われます。

21:00ごろ温度を見ると、23℃ぐらい。あまり変わりません。

で、日付が変わって 1:50ごろに見てみると、ちょうど38℃でした。
これくらいのままだと卵とか幼虫とかは退治できませんね。60℃ぐらいまで上がってほしいのですが。

追記:
9:30ごろに見たら、58℃でした。

21:50ごろですが、56℃でした。
少し糠の香りが漂っていました。段ボールの中はむっとした熱気。
清美オレンジの皮とお茶かすを埋めました。

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二題

備忘用。

1.従軍慰安婦の講演会が中止させられた事件の関係。

慰安婦証言集会を中止に追い込む愚かさ - dj19の日記
原則的かつ忘れてはならない論点。


2.外国人地方参政権反対の話に関連して。
asahi.com(朝日新聞社):「拒否権発動する」亀井氏、外国人参政権反対集会で表明 - 政治
この集会に出席した政治家:
国民新党代表の亀井静香金融相
自民党の大島理森幹事長
たちあがれ日本の平沼赳夫代表
みんなの党の渡辺喜美代表

東京新聞:『与党は帰化した子孫多い』 石原知事 :政治(TOKYO Web)

石原都知事が発言釈明「私もネアンデルタールからの帰化人」 : bogusnews

まあさすがボーガスニュースというべきか。これにとどめを刺すね。

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2010/04/18

頴娃と開聞岳と

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しばらく前ですが、調べ物があって頴娃の図書館に行ってきました。
本当の目的地は川辺町だったんですが、市町村合併で南九州市になってから図書資料が頴娃と川辺と知覧に分散することになってしまい、それで仕方なく頴娃に。

よく困るんですが、南さつま市と南九州市、いつになっても混同してしまいます。「さつま」も「九州」もかなり広域を示す地名なのでホント勘弁してほしいんですが。市町村合併は罪深いことを残したなあと思いますね。こんな広域の地名を付けるんなら、もっと夢は大きく、日本列島南西端市とか極東アジア中央市とかにしたらよかったのに。それかもっと合理的に「N31°22′E130°26′市」(市役所の緯度経度)で表したらグローバルスタンダードだったのに。

閑話休題。

で、指宿スカイラインから頴娃に下りたんですけど、山を下りて視界が開けたとたん、下半分が真緑色に。
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お茶お茶お茶、茶畑だらけ。見渡す限り海までお茶畑が続いているみたい。

お茶の新緑がなんともきれいで見事な光景。見晴らしもすばらしい。

あまりにもお茶畑過ぎて、乱開発しすぎじゃ…と思ってしまうほど。

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頴娃は海までなだらかな斜面が広がっていて、すごく見晴らしが良いです。何枚でも写真を撮りたくなります。

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道路沿いの土手に登ったら、何かの巣穴がありました。ウサギかタヌキかな。どちらもよく出会います。

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頴娃の図書館のすぐそばが海岸です。南向き、遠く奄美諸島や沖縄の方から波がやってきています。
見渡す限り自分一人きり。風景全部独り占めです。

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で、開聞岳が否応なしに目に飛び込む。見れば見るほど見事な山です。
山頂が見えるたびに、「ああ、今登っていたら見晴らしがすばらしかったのに…」と思います。

というわけで、特にオチも何もないんですが、頴娃は来るたびに「きれいなところだなあ…」とため息が漏れます。いつ来てもそう思っちゃう。なんで観光地にならないんだろう。プリンスエドワード島の田園風景を見に行くくらいなら頴娃でバカンスしたらいいのにと思うくらい。
どうかこの美しい風景がいつまでも守られますように。

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2010/04/17

コンポスト:ショウジョウバエ発生中

暖かくなってきて虫の活動が盛んになってきております。
部屋にアリが出始めました。窓際にプランターを置いているんですが、そこにアリが住んでいるんです。

でコンポストの話ですが、ここしばらくサワーポメロとか夏みかんとかの皮をどんどん放り込んでいたら、埋まらなくなって…。ショウジョウバエが湧いてきました。

はじめは数匹ちょろちょろでしたが、数日のうちに数十匹になりました。困った。

米ぬか調達しますかねえ。

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2010/04/16

暴力

asahi.com(朝日新聞社):保守系団体が抗議、慰安婦講演会キャンセルに 名古屋 - 社会
「保守系団体」の正体が明らかにされないのが気に入らない。

「抗議」というより実際には脅迫と威圧。会場の職員を脅迫。
・1人の職員に10人で抗議。
・サングラス姿の男性が「胸ぐらをつかんでもいい」など、脅迫めいた言葉を投げかける
・「自決するか、会場使用を断るか」
・講演会の部屋の階下の会議室に「保守系団体」が使用予約。
・抗議活動への集結を呼びかけ

こうした威圧を受けた会場側が、主催者に「どうしますか」と聞いた。
まあ事実上「中止してくれ」ということだな。

で、主催者が会場変更を決意したという次第。

「保守系団体」とか、まあ右翼とかの連中って基本的に姑息で卑怯で暴力的だけれども、このところ「保守系」とか右翼とかいう以前のどうしようもない連中が騒動を起こしている。輪をかけてひどい。自分を守るためには他人を守らなければならないという理屈を理解できない人たち。今回はどこがやったのだろうか。


2010年4月16日20時17分
 名古屋市内で17日に予定されていた戦時中の慰安婦問題の講演会が、保守系団体の圧力で会場のキャンセルに追い込まれていたことが分かった。抗議を受けた貸しホール「桜華会館」(同市中区三の丸)の職員が主催者に相談し、主催者側がやむなく利用中止を決めた。今後、別会場での開催を検討する。

 講演会は、韓国在住の元慰安婦の女性を招いて証言を聞くもの。韓国併合100年の節目に、歴史を学ぶのが狙いだった。新日本婦人の会愛知県本部が主催し、2月に予約を入れていた。

 会館によると、最初に抗議があったのは今月10日。保守系団体のメンバーを名乗る約10人が突然、会館を訪れ、「なぜ、開催を認めたのか」「やめさせろ」などと、一人で応対した職員に要求した。サングラス姿の男性が「胸ぐらをつかんでもいい」など、脅迫めいた言葉を投げかける場面もあったという。

 桜華会館は、神田真秋愛知県知事が顧問を務める財団法人が運営しており、施設の一部は県が所有している。県遺族会連合会の事務所や、戦没者の遺品を展示する「平和記念館」も併設。10日以降も、「英霊を侮辱するのか」などと抗議電話があり、別の男性が訪れ、職員に「自決するか、会場使用を断るか」と迫ったという。

 その後、別の保守系団体の関係者から、講演会のある4階ホールの下の3階の会議室に予約が入った。団体に関連するホームページ上では、会議室で講演会に対抗するパネル展を開くことや、抗議活動への集結を呼びかける書き込みもされた。

 混乱を心配した会館職員は13日、婦人の会に連絡を取り、講演日に会館内や近くで勉強会や結婚式があることなどを説明し、「周辺に迷惑をかける可能性がある」と伝えた。婦人の会は14日、自主的に予約を取り下げた。会館の責任者は「キャンセルを求めたのではなく、混乱が予想されるので、どうされますか、と聞いた」と説明する。

 婦人の会の水野磯子代表委員は「会館から働きかけられ、残念だがキャンセルを選んだ。慰安婦の生の声を静かな環境で聞きたいためで、脅しに屈したのではない。歴史の事実を伝えるため、別の会場を探して講演会を開く」と話している。(西本秀)

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2010/04/15

やっぱり寒かったんだ

今日は冷や冷やするなあと思っていたら、本当に寒かったみたい。

asahi.com(朝日新聞社):鹿児島市、1世紀ぶりの寒さ 15日の最高気温9.9度 - 社会
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4月としては1912(明治45)年の8.9度に次ぐ観測史上2位の低い記録で、100年ぶりに記録を更新した。これまでの2位の記録は1910年の10.6度だった。同市の4月の平年最高気温は21.1度。
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誰に会っても「すごく寒い」「寒い寒い」と連発するので、「寒いのかー」と思ってたけど、なるほどです。
私はいつもこれくらいひんやりすると気持ちいいのになあと思って快適に過ごしていたのですが…。

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2010/04/14

馬毛島が気になる

馬毛島は種子島の隣にあります。普天間基地の移転問題で話題に出ました。
この前佐多岬に行ったときに眺めたこともあって、ちょっと興味が出たところです。っていうか、正直そんな島知らなかったので、「どんな島なの」ってのが大きいかな。
で、この前テレビでちょっと見たら、なんだか不思議なことになっています。

1.島全体に滑走路を建設中。島全部が飛行場になるみたいな。
  インチョン空港も島をつぶして空港にしたとか聞いたけどそんな感じかなあ。

2.島はほぼすべて「馬毛島開発」という会社の所有。
  結構大きな島なんだけど1社が独占して、社員が少数住んでいるだけらしい。

なんで独占することになったのかとか、あんな所に飛行場作ってどうするつもりかとか、ちょっと謎だなあとよけいに興味が。

で、南日本新聞の特集を見てみたり、「馬毛島開発」とか、社長である「立石勲」さんとかでググってみると、なんかいろいろ怪しそうな話が出てきました。
こんな話とかこんな話とかこんな話とかこんな話とか。

この中でも馬毛島開発の立石さんに心惹かれます。自治体「独立」を掲げてみたり、と思ったら突如引っ込めてみたり。なんかフレッシュです。阿久根の竹原さんにもフレッシュさを感じるわけですが。

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関係ありそうなリンクを追記。(信頼性等はとりあえずおいておく)

平和相互銀行・乱脈不正融資事件(事件史探求)
平和相銀:派閥争い。創業者小宮山一族 vs. 監査役・伊坂、稲井田社長ら新経営陣
昭和58(1983)年、伊坂・稲井田コンビが馬毛島売却を計画(防衛庁レーダ基地として)したが頓挫。
政界汚職が噂されるも表面化しなかった模様。平和相銀は住友銀行が吸収した。
参考:「衆議院会議録情報 第126回国会 法務委員会 第1号」を「平和相互銀行」「平相銀」等でテキスト検索。

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馬毛島の採石事業差し止め訴訟、請求棄却(2004年12月14日、鹿児島地裁)
漁業者、自然保護団体、住民らが訴え。2002年2月には仮処分決定したが、それを覆した。
馬毛島開発の事業に対して2004年12月現在で7件訴訟が起こされている。
参考文献として下記2点が挙げられている。
「馬毛島裁判報告 馬毛島訴訟弁護団代表 菅野 庄一」 (環境と正義 43号)
「馬毛島保全の根拠と方策ー生態学の立場から 京都大学理学部動物生態学研究室 立澤 史郎」 (環境と正義 53号 54号)

海亀通信(2000年2月16日~)
1999年末、種子島に使用済み核燃料中間貯蔵施設を誘致する動きが表面化→馬毛島も候補地と。

立石建設→馬毛島開発の採石事業(他に山羊の放牧場、個人用飛行場建設など)
県、西之表市:日本版スペースシャトルHOPEの着陸場計画。誘致成功なら馬毛島開発から島を買い取る合意がある。実際には誘致は困難。
Y代議士、浜脇氏(種子島漁協長・中種子町議):中間貯蔵施設を支持。

馬毛島開発:立石建設の現地法人。太平洋クラブが大株主。同クラブは住友系で、歴代国会議員が多数加盟。住友と原子力産業とのかかわりは深い。太平洋クラブは平和相互銀行の系列会社だった。
馬毛島開発は、採石事業の開発など、地元と調整がない・認可がない状態でも工事を進めちゃう体質みたい。

「立石建設は島の98%以上を取得済みだが、残る地権者の一部と係争中。3月にも和解決着の見込みで、土地は立石側に渡る公算が強い。あとは、5つの浦に漁協名義の土地が少しずつと、名士一族の所有地若干、そして小中学校跡の市有地(4~5000坪)がある。西之表市は立石に学校跡地を売らないと決議済み。」(種子島ネットワーキング報告 (2000.2.19現地調査))

立石建設が馬毛島買収に使ったお金には諸説あるみたい。
1.276億円:裁判で証言された金額とのこと。(太平洋クラブが?)
2.5億円:立石社長が住友銀行に支払った金額は5億円と馬毛島開発の所長後庵氏が証言。
3.15億円:種子島の(中間貯蔵施設?)反対運動関係者からの情報

ちなみに、「後庵氏は校長を3期勤めた教育者で、立石社長は水産高校(枕崎市)の教え子」とのことで、元水産高校校長の後庵弥三郎氏のことだろうか。
参考:昭和57年12月14日 南日本新聞「寝耳に水 沿線ショック 鹿児島交通線の廃止」
南薩線廃止を新聞はどう伝えたか


米軍再編現地レポート 馬毛島の米軍関連基地誘致の動き
「自主・平和・民主のための広範な国民連合『日本の進路』地方議員版38号(2008年2月発行)」

昭和55年無人島となるまで、サトウキどやサツマイモ栽培など農業と豊な漁業で最大500人の人口を有するまでにぎわった。
 その馬毛島に、平成19年2月米軍関連の(NLP)施設誘致の話が、、朝日新聞こよって最初に報道された。そこからほぼ一年後の今年1月5日、再び新聞報道で、防衛省が馬毛島を最有力候補地に絞り、年内こ現場調査を実施する予定と報道された。

このときまでの「馬毛島問題」
環境負荷が大きい公共事業的開発に対する見直し論議を含めた、いわゆる持続可能な地域開発を模索した動きであった。
「馬毛島の自然を守る会」は馬毛島の豊な自然の価値を認めてもらうこと、豊かな漁場が破壊されないことを訴えて、これまで採石工事や採砂工事などの差し止め裁判、及び不当な土地買収の無効を訴えた裁判運動を平成11年から展開してきた。

馬毛島を巡る経緯

昭和50年代に馬毛島開発株式会社が馬毛島の土地を買収。平和相互銀行の子会社であった。その当時は国の石油備蓄基地の候補地とされた。
昭和51年馬毛島開発計画審議会の報告によると、一年間で審議会5回、現地調査2回が行われ、慎重な調査審議がなされたとある。当時は、鹿児島県農政局はもとより、九州農政局などを巻き込んで、農業、漁業、畜産振興、そして環境保全、石油備蓄など、多岐にわたって議論された。

土地の買占めが進み昭和55(1980)年に無人島となる。

志布志湾との誘致合戦に敗れ、石油備蓄基地は鹿児島県志布志湾に決定。大型レジャーランド構想が出されるも立ち消え。
平成7(1995)年に立石氏が「住友銀行」から買収。

※上記海亀通信の後庵氏証言によると、276億円という数字は備蓄基地誘致合戦時代に平和相互銀行が使ったお金とのこと。
※喜入にも備蓄基地があるんだけど…。

馬毛島 - Wikipedia
ここには、
「ピーク時の1959年には113世帯528人が住み、サトウキビ栽培や酪農を営んでいたが、河川がなく農業に適さない土地であることに加え、害虫や鹿の農作物被害が増加、生活が困窮し、徐々に島民が減少していった」
とあるけど、川は複数あったらしい。今は開発されてどうなったかわからないけど。

馬毛島の自然を守る会上屋久町支部/馬毛島の入会権訴訟等を支援する会
馬毛島が個人所有になっていった歴史とその後、昭和26年に奄美大島などから入植した人たちの苦難、開発を巡る経緯などいろいろ。一番詳しくわかるかも。

ここは酷い馬毛島ですね 障害報告@webry/ウェブリブログ
いくつかリンク先。

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[メモ]終焉に向かう原子力と温暖化問題

京都大学原子炉実験所の小出裕章さんの講演資料です。面白いです。(→資料PDF

原子力発電が地球温暖化を食い止める方法として有効だというのは間違っている、というのが前半。
地球温暖化対策だけに注意を向けず、人間活動がもたらす環境破壊全般に目を向けることが大切。
そしてその大きな原因となっているエネルギーの浪費を食い止めなければならない、というのが後半。

「原子力発電が地球温暖化を食い止める方法として有効だというのは間違っている」というのは、

・CO2濃度上昇が温暖化の主因かどうかは明確ではない→CO2増加を抑えれば温暖化防止とは言えない
・原発はウラン採鉱から廃棄物管理まで含めるとCO2発生が少ないとは言えない
・原発は熱効率が低く膨大な廃熱を海などに放出している

という論点が出されていると思います。
それに加えて、

・放射性廃棄物の問題とそれを巡る行政と電力会社の姿勢が決定的にダメで原発そのものが代替エネルギー源として選択肢に挙げるべきではない

というのもあるように思いました。

細かい論点はちょっと疑問な所もありますが、原発自体の問題の指摘については、ああそうだよねえと思った次第です。

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2010/04/13

山田の凱旋門を見に行った

昨日、姶良にある山田の凱旋門を見に行きました。
山田の凱旋門は、山田という集落が日露戦争から帰ってくる人の無事を祝って建てたものだそうです。
以前テレビで紹介されていて、一度見に行こう!と思っていたのでした。

で、これが山田の凱旋門。
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携帯電話で曇りの夕暮れに撮ったせいか地味な感じに写ってしまった。
明治39年に建てられたとかで、104年ぐらい経つことになりますが、傷んだ感じがありません。すごく保存状態がいい。

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裏から見るとこんな感じ。こぢんまりとした感じのいい集落です。
もともと島津藩の郷士たちが住まった「麓」と呼ばれる集落で、山田村の中心地だったとか。
往時を彷彿とさせる石垣などが残っていて、由緒正しさを思わせる町並みでした。住みたいなあと思う感じ。

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凱旋門の裏の丘から見た山田「麓」のようす。
この丘には、たくさんの慰霊碑が建っていました。山田村から出征して帰ってこなかった戦死者を弔うものです。
古いものは西郷隆盛らが新政府軍と戦った西南の役で、実に二百数十名が出征したとか。この村の規模を考えると、とんでもない数です。(死者数ではないので注意。)それから、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争と続きます。
こんなのどかな村にも戦争は確かにやってきていたのだなあと思うと、風景もより深く見えるような気がします。

ところで、この村に来る途中の風景がまたよかったです。田畑が広がる丘陵地帯、見事な田園を楽しめました。
田んぼはちょうどレンゲの真っ盛りですばらしかったです。
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こんな感じ。
どこにでもあるといえばそうなんだけど、でもやっぱり気持ちいいです。

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2010/04/11

暑い

部屋の中ですが、27.6℃あります。窓を開けているのに風も入らない。暑い…。

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2010/04/09

サンバーに乗ってみた

代車で軽トラのサンバーに乗ってみました。
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第一印象は、運転席が前輪の前に突き出していて、頭でっかちに見えます。前にこけるんじゃないかとか回転時に振り回されるんじゃないかとか思ってしまいます。あと、事故とかのとき怖そうな。

内装はすごく簡素。
ドアはオートロックじゃないし窓も電動じゃない。ラジオはAMだけ。メーターも速度計が大きいのが一つ。
足下の中央に変な棒が立っているので聞いたら、ハンドルの回転を伝える軸だとのこと。確かにハンドルを回すと棒が回ります。むき出し。

本当に実用第一なんだと妙に感心しながら乗ります。
それが、走り出すと…これがびっくり。

うちのヴィヴィオちゃんより快適なんです…(汗)

まず音が静か。サンバーはエンジンが後ろにあるんですね。でエンジン音が遠い。よく聞いていないと高回転でどんどん回してしまいそうになるくらい、エンジン音が聞こえません。うちのヴィヴィオちゃんは音で無意識にシフトチェンジしているので、サンバーでは永遠にセカンドとかサードで走りそうになって困りました。
で、まあラジオがよく聞こえること。時速60kmとか70kmでもラジオが快適に聞こえてくるという驚きの静粛性。
エンジンが遠いのもありますが、ロードノイズもずいぶん小さい。背が高いからか、サスペンションとかの性能なのかわかりませんが、路面の状態があまり気になりません。サスペンションもちょっと柔らかいというか、うちのヴィヴィオちゃんが、もうヘタヘタにへたっているのかもしれませんが。なんでトラックのくせに乗用車より乗り心地がいいんだよと思います。

で、もっと困ったことに、ヴィヴィオちゃんよりも加速性がずーっといいという。すぐ60kmとか70kmとか出ます。
エンジン音が小さいので気がつくと高回転まで引っ張ってしまっているんですが、それでも全然加速性に違和感を感じません。低速ギヤのままずーっと引っ張って加速できそうな印象です。
逆に高速のギヤでも結構坂を登ります。ヴィヴィオなら3速に落とす坂でも4速で登ったりして、「え~なんなの、これ~」と思わずぼやきが出るほど。

あとから諸元表を比較してみたら、ヴィヴィオ(NA)とサンバーだと、サンバーの方が若干力強いようですが、性能上はあまり変わらないみたいに見えます。なのに、こんなに印象が変わるのは、どうも設定の方向性が違うのが理由じゃないかという印象です。
ヴィヴィオはエンジンを高回転で回して力を出していくタイプ、サンバーは低回転で力強いタイプという感じです。
だから発進時の加速とか、坂やカーブの多い市街地とかだと、サンバーの方が元気よく走れるみたいなんですね。私は元々あまりエンジン回転数を上げないで走るタイプなので、ヴィヴィオの方が非力に感じることになったみたいです。

ただ一つ難点を言うと、ギヤの入れ方がよくわからなかったです。どこに入っているかわからないんですね。トランスミッションはセレクティブ4WDのエクストラロー(超低速ギヤ)付って奴でしたが、結局エクトラローなのか普通のローなのかわからずじまい。あと、はじめは5速が入りにくくて、4速までしかないのかと思いました。バックも4速に入っているのと感触が変わらないし。

ただ、サンバーだと背は当たり前だけど高くて見晴らしはいいし、音は静かだし、路面のでこぼこはあまり気にならないし、エンジンが低回転でも元気がいいし、うーん、気持ちいいなあーと。

というわけで、思いがけず、うちのヴィヴィオさん(ヴィヴィオ一般じゃなくて)の限界をいろいろと知らされてしまったのでした。うーん…。
でも、乗り続けますけどね。

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2010/04/06

アリストに乗ってびっくり。

これも先日のことですが、知り合いの人にトヨタのアリストに乗せてもらいました。レクサスの前身です。

800px-2nd_generation_Toyota_Aristo.jpg(写真はWikipedia

排気量3000ccの高級車で、これが出た当時は「欲しいな~」と思っていましたがとんでもなく高嶺の花でした。だから今回乗れてちょっと興奮したのですが、それより何より普段乗っている我がヴィヴィオちゃんとあまりに違うのですごくびっくりしました。

中が広くて高級なのはいいとして、
1.すごーく静か。走ってるのに車内はシーンとしてる。窓を少し開けても全然風音もしない。「ああこれならカーステレオに凝りたくなるのもわかるなあ」と思いました。
2.走ってる感じがしない。路面のでこぼこもわからない。なめらかに飛んでいるような感じ。時速60kmで農道を走ってもすごくゆったりに感じる。加減速も全然体にこない。

早い話、同じ「車」と思えない。まるきり違う乗り物でした。
確かにヴィヴィオとアリストじゃ、零戦とジャンボジェット、小型モーターボートと豪華客船ぐらい違うかと思いますが、ヴィヴィオに完全に慣れている自分にはすべてが驚異の世界でした。逆にアリストクラスに乗ってる人がヴィヴィオに乗ったら、ゴーカートみたいに感じるんじゃなかろうか。

***********

書いてて思い出したけど、ヴィヴィオの整備予約をしたスバルディーラーから電話があって、
「先日お約束した代車ですが、軽のステラでお約束していましたよね。それが都合でダメになりまして…他の車に変更していただきたいんですが」
お、いい車に乗れるかも?と内心わくわく。

軽トラでいいですか」

爆笑!思わず爆笑しました。

このディーラー、私をカネにならない客と見たのか、最近こうした仕打ちが目立つんですね~。以前はあった案内も電話もないし整備時期になっても連絡もなく、ディーラーで整備待ちしていても完璧に放置状態だし。来て欲しくないんだろうなあ…という感じ。

で、結局どうしたかというと、軽くむかつきつつも軽トラでOKしました。
というのは、スバルの軽トラはサンバーというんですけど、近いうちになくなりそうなんですね。普段軽トラに乗る機会はないし、軽トラの中でもスバルらしい特徴があって惜しまれているサンバーなら、一度は乗ってみようかという気になったからです。果たしてどんな車なのかなあ。楽しみです。

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麻里花とその周辺

先日、伊集院近くにある「麻里花」でランチをして、近くの村を散歩しました。

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麻里花の前景です。日差しが強くて影が暗くなってしまいました。
この建物は最近できたとのこと。以前はその隣にある手作りの小屋(失礼)みたいなところでやっていたそうです。

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中の様子です。古民家風。
平日の昼間なのに、お客さんも結構います。奥さん連中ばっかりですが。

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日替わり定食。760円だったかな。数種類から選べます。
私はお魚のあら炊き。ちゃんとした「お昼ご飯」って感じ。タケノコが2皿、美味しいです。おみそ汁は具だくさん、だしの利かせ方が鹿児島風。漬け物も美味。

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知人が選んだのはうどんと鶏の唐揚げの定食。
美味しかったけど、量が物足りない…とのこと。

で、食後に村を散策。

道ばたにお地蔵さんを発見。すごく大切にされている感じです。

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中のお地蔵さんはこんな優しいお顔をなさっていました。
聞くところによると、このお地蔵さんは「いぼの神」と呼ばれているそうで、お地蔵さんの所の何か(聞いたけど忘れちゃった)をできものに付けると治るそうです。
(ところで「いぼの神」で検索するといろいろなウェブページが出てきます。人気があるんですね。)

近くには「たのかんさぁ」(田の神様)もありました。

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お顔などはもうわかりません。ほどよく風化していい感じ。
またぶらぶら行くと花が満開の家がありました。

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桜と桃かなあ?実物は日光に輝いていたんですが、日差しが強すぎて写真が暗くなってますね。
と、そこで、

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地元の自警団に遭遇。誰何され、厳しい尋問にあいました。「どこから来たの」「なにしてるの」「どこに行くの」「一緒に行っていい?」

彼らの追求から必死に逃れた先に美しい光景が。

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ため池です。よく整備され、清掃が行き届いています。これだけするのはすごく大変なはず。
集落に力があるなあと思います。鹿児島の村は過疎と高齢化というけれど、地力はまだ十分あると感じますね。

池の畔の戦没者慰霊碑。

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日本列島の末端の農村に残る戦争の記憶。鹿児島には他にも方々にこうした傷跡が残っています。

その奥にもう一つため池がありました。

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ちょっと離れたところで小さな神社を見つけました。

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熊野神社とあります。簡素だけど丁寧に守られています。信仰の原点を考えさせられるような。

社殿の脇の古い仏様。

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鳥居脇の仁王様。背中に文政十年とありました。1827年でしょうか。

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この神社の石像は全体に破損、廃棄されたものを再建したように見えます。ひょっとしたら明治時代の神仏分離、廃仏毀釈と関係するのでしょうか。うち捨てられた石仏や石塔を掘り起こしてもう一度お祭りした人たちがいるのかもしれません。

このあと、内ファームによるジェラート工房 paceパーチェに寄って、サツマイモと抹茶のダブルに黒蜜?がかかったジェラート(名前忘れた)を食べました。素材の味満点でした。食べるのに夢中で写真は撮り忘れてしまいました。

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歴史は繰り返す…か。

1.「アジア系の人が590人分の子ども手当を申請、それが即日認められた」「その様子を現場で見ていた」

川崎市の高津区役所で590人分の子供手当てしてたアジア系の人いたニートな2ちゃんねらー日記

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川崎市の高津区役所で590人分の子供手当てしてた アジア系の人いた
さすがに別室に連れてかれてた どうなったんだろう
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どさっとアジア系の人が書類を窓口において
590人分のショルイアリマスと流暢な日本語で言ってた
ダンボールでもってきて、その半分ぐらいが書類でうまってた
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高津区役所いってきた。
どうなった?ってきいたら個人のことなので詳細は答えられないが
手続きは順調に終了しましたと回答
ちょっと困った顔でした。
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子供手当ての審査は即日なので
成立したっぽい
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Togetter - まとめ「非実在市役所で非実在の子供手当て支給が問題になってたまとめ」

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子供手当。ちゃんと指示しないと現場が混乱してるぞおお!!何百人の外国人養子。本当に支給するのか? 明確にアナウンスしないと変な商売している者が出てきているようじゃないか!! 555hamako 2010-04-05 11:46:08
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@555hamako 高津市役所で590人分の子供手当てを申請した人がいたらしく、しかも通ってしまったみたいです。767万円だそうです。 http://bit.ly/c4ZjXo #kodomoteate #ikuji #papajp okashi1724 2010-04-05 12:04:21
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@555hamako: 高津市役所で590人分の子供手当て件、別の方が市役所に確認したところデマとのことでした。 cr_market 2010-04-05 12:15:33
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しゃあないので私が確認したった。590人の子ども手当情報は、もともと川崎市高津区ということになっていたようだが、いつの間にか高津市に。そもそも高津市なんて市はないみたいだぞ。それすら確認せずに情報の拡散をした人たちがいたわけだ。ハマコーとか。続く。 kureichi 2010-04-05 15:28:51
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本日、15時25分、川崎市高津区役所に電話をした。担当の子ども家庭課によると、「まったくのデマです」とのこと。それどころか、不自然な数の申請さえひとつもないそうだ。海外に子どもがいる人たちについての申請も受けておらず、現在その対応を協議中とのこと。デマにもほどがある。 kureichi 2010-04-05 15:30:23
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RT @kureichi: 本日、15時25分、川崎市高津区役所に電話をした。担当の子ども家庭課によると、「まったくのデマです」とのこと。それどころか、不自然な数の申請さえひとつもないそうだ。海外に子どもがいる人たちについての申請も受けておらず、現在その対応を協議中とのこ ... cr_market 2010-04-05 15:59:23
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帰ってきた見たら、RTがすごくて驚いた。しかも高津区役所を市役所と書き間違えているし。あとこんなに広がる一次情報である @usagiou さんのことも含めておけばよかったと反省。 cr_market 2010-04-05 16:16:34
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2.アフリカ人から「10歳未満の子どもが40人の母国にいることにして、2015年までに7000万円稼いで帰国して事業を興す計画」を聞いた

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昨日の夜、六本木で飲んでてとんでもない話を聞いた。
お前 ら、中国人、韓国人で怒り狂ってる場合じゃないぞ。

南米、アフリカのコミュニティでも「正規の手続きで子ども手当てを入手する方法」の解説メールが出回ってるらしい。
特にアフリカのコミュだと母国の子どもがいることをデッチあげる方法とか、手続き上必要な情報のご まかしかたとかを指南してるらしい。
アフリカでも国によっては複数の夫人が合法だから、養子じゃなく実子で10~50人の子どもが母国にいることにするらしい。実際には、それだけの嫁さんや子どもがいるのは金持ちだけで、日本に出稼ぎにきてるのは職にあぶれた貧困層の連中だが、役所は判断付かない。
この制度が続く限り金を稼いで、母国に凱旋帰国するらしいぞ。
俺が聞いた奴は10歳未満の子どもが40人の母国にいることにして、2015年までに7000万円稼いで帰国して事業を興す計画だとさ。満面の笑みで「日本人ありがとう」って言われたよ orz
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3.「ザイール政府公式発行の証明書付き」で子供200人分の請求が来たのを目撃。

FF35しようずwwwwwwww ネトウヨ「590人分の子ども手当を申請する外人を見た!」→区役所「嘘を流されて非常に迷惑してます」

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156 名前: Trader@Live! [sage] 投稿日: 2010/04/02(金) 21:53:41 ID:ZU4KrHAz
ミンス滅ぼさなければ日本が滅ぶ
他スレより転載
698 名前: 名無しさん@十周年 投稿日: 2010/04/02(金) 14:03:02 ID:HjpCpGki0
窓口が200人って声を上げたせいで、役所の中が凍りついたよ><
ザイール大使館員付き添い付きでザイール政府公式発行の
証明書付き子供200人分の請求きた。

162 名前: Trader@Live! [sage] 投稿日: 2010/04/02(金) 22:07:03 ID:kQ80Y3jk
>>156
今現在ザイールという国は存在していないはずだが・・・?

170 名前: Trader@Live! [sage] 投稿日: 2010/04/02(金) 22:28:49 ID:ZU4KrHAz
>>162
コンゴ民主共和国になってたんだった、気付かず騙された。
まぁどちらにしろミンスは滅ぼさないとダメなのは変わらない。
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ほかにもまだ「デマ」の事例は収集できると思うがもう十分だろう。
すなわち、「自分は…を見た」という直接体験レポートとして投稿されている。
いうまでもなく、最初にこの「嘘」を作文し投稿した人間が存在している。こういう人間が普通の顔をして善良な市民として生活していることを忘れてはならない。彼・彼女は、我々のごく身近にいるかもしれない。

それともう一つ。
口コミ、伝聞情報は世の中にあふれている。その中にはこんなたぐいのデマも含まれている。これは日常的な現象だ。
しかし、あまりに荒唐無稽なこと、倫理的に認めがたいことはなかなか世の中に流布しない。情報の受け手に「これはおかしい」「これはよくない」という判断が働いて疑う気持ちが生じるし、それを伝える側もそれを「何かおかしい」というニュアンスで伝えるからだ。
しかし、今回のデマは、多くの人が信じて広めてしまった。なぜか。
単純にいえば、このデマに多くの人が信憑性を感じたからだ。なぜ感じてしまったのか。その背後に、

「貧乏で欲深でエゴイストのあいつらなら、いかにもやりそうなことだ」
「羞恥心も社会性も持たず、もらえるものならホイホイ手を出すガキみたいなやつらだからな」
「人気取りばかりで政治も行政も素人の民主党の穴だらけの政策、世間の厳しさを知らない甘ちゃんの鳩山政権だから、食い物にされるに決まっている」

というような気分が広く共有されているのではないか。(「ミンスは中国韓国の手下」みたいなことをいう人達もいるが、それはあまりに特殊な層だと思うのでとりあえず放っておく。)

こうした漠然とした「外国人は信用できない」「外国人は何をするか分からない」という反感が、こうしたデマを易々と広めてしまう要因だと思えてならない。
こうした反感の一つの象徴を次に示そう。

4.子ども手当は外国人に無制限に支給されるため国の財政が破綻するという主張

子ども手当再審議要求デモ:ハムスター速報

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ノドから手が出るほど子ども手当を欲しがる外国人はたくさんいる。
(中略)
海外に100人養子縁組をすれば、単純に月260万円(満額)もらえるんだよ。
子ども手当が大金を得るビジネスにされてしまうかもしれない。
しかも悪用をチェックするのは相当困難だと予想されている。
子だくさんの外国人が日本に殺到。子ども手当一回の四球でも日本の財政が危ぶまれている。
そして、そのツケを払うのは未来の子供たちなんだ。
**************************
こんな問題が・・・
『孤児院で子供100人を養子に』
毎月260万円(人数制限が無いので歯止めが利きません)
『ブローカーに子供5人分の証明書の偽造を頼む』
毎月13万円(チェックできず給付される可能性)
『母国で親類の子供10人養子にすれば仕送りで家が建つ』
毎月26万円(手当で生活が成り立つことも)
(後略)
**************************


子ども手当「外国人に590人分支給」 「まったくのデマ」で騒ぎに (2/2) : J-CASTニュース

**************************
テレビ番組でネパール人男性の申請が報じられた東京・豊島区役所では、中国やネパールの人などから数件問い合わせがあった。しかし、「母国に子どもがいるケースは、児童手当の制度でも当てはまります。それに比べて、特に問い合わせが増えたり外国人が押し寄せたりしていることはありません。うちでは、養子などの問い合わせは、まったくないです」と言う。

一部報道にあった東京・荒川区役所や埼玉県川口市役所でも、問い合わせは数件しかなく、混み合ってもいないという。児童手当の通常業務時と変わらないとしている。荒川区役所では、該当のケースで申請があったのは中国人1人だけだそうだ。
**************************

拝外排外(*)主義的なj-castニュースですら(もっとも、窓口に問い合わせた結果を率直に書いているのは好感が持てる)
「もっとも、申請が始まったばかりで、様子見をしている可能性もある。ブローカーの暗躍といった危険性が指摘されており、不正受給については今後も十分な警戒が必要のようだ。」
としか書けない有様(笑)。
(*)誤字訂正:2010/04/14

市町村に対する政府の指示は次のようなものだ。

「平成22年度における子ども手当の支給に関する法律における外国人に係る事務の取扱いについて」のポイント(厚生労働省)

■支給要件の確認の厳格化
(年2回以上の面会)
(概ね4ヶ月に1度の継続的な送金)
(来日前の同居)
(実質を備えないと疑われる事案への厳正な対応)

■証明書類の統一化
■第三者による翻訳書の添付
■外国人が出国した場合の対応
■地方公共団体からの相談窓口の設置、不正に関する情報交換・提供

**************************

さて、こうした外国人への反感、しかもそれはアジアアフリカ諸国を中心とする低所得国とその中の貧困層(要するに自分たちより貧乏で哀れな奴ら)に集中的に向けられているのだが、こうした反感が広く共有され、それが大きく高まる機運があるとどういうことが起こりえるか。

関東大震災と阪神淡路大震災 1923年の日本人による朝鮮人虐殺はなぜ起こったか

私はこの事件をどうしても想起してしまう。
排外主義や差別は、平常時には、あまり表面化しない。迫害は、それを受ける人たち以外には、ほとんど意識されない。被差別者でない多数の人にとって、平凡で平穏な暮らしが続き、自らと排外主義や差別との関係について意識することはほとんどない。
しかし、ある時、何かをきっかけにして排外主義が大きく吹き出すことがある。それは時に朝鮮人虐殺のような凄惨な事件にまで拡大する。
「朝鮮人が暴動を起こす。」はじめは漠然とした不安をつぶやいた小さな一言だったかもしれない。しかしそれが、朝鮮人に不安を持つ周囲に共鳴し、噂が噂を呼び、やがて「事実」として伝えられ、朝鮮人への不安が次は憎しみへ、そして殺意へと高まっていき、自分たちの家族と社会を暴力と略奪から守るために、侵略者たる朝鮮人を打ち殺す運動が組織されていく。この高まりの過程で、「そんなことが可能なのか」「事実はどうなのか」「朝鮮人を見つけ次第襲うというのは正しいことなのか」という反省・振り返りは、ほとんど機能しなかった。その理由の一つは、社会に根強く浸透していた朝鮮人に対する排外主義があっただろうことは想像に難くない。

上記「関東大震災と阪神淡路大震災 1923年の日本人による朝鮮人虐殺はなぜ起こったか」は、次のように書いている。

**************************
もちろん、朝鮮人の命を救ったり保護した日本人がいたことも事実です。しかし、人々はそんな「うわさ」「デマ」を笑い飛ばすこともできたでしょうに、実際には全体としてはそれを受け入れたのでした。国民が「排外主義」思想--自分たちだけが優秀だとして、よそ者を敵視、排除しようとする考え方--に染まっていくのは、この時が出発点になります。
**************************

近年の風潮―たとえば外国人の地方参政権の問題、高校無償化の問題などに見られるような外国人排斥の機運―は、当時の風潮と重なっているように見える。
韓国併合は1910年、関東大震災の朝鮮人虐殺が1923年、そしてこれらの一つの帰結であった日本の敗戦が1945年。この間35年がかかっている。
社会の変化は往々にして目に見えないほどの変化で静かに進行する。今、私たちは重大な岐路に立っているのかもしれない。

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2010/04/03

窮屈な社会

みんなのうた「コンピューターおばあちゃん」について(平成22年4月2日)

DVD化されて販売されていたそうです。すると、その内容について
「DVDを見た方から指摘があり現在の番組担当者が確認しました。」

で、その指摘内容。
「 アニメーション画面の一部に使われている風景・人物などの連続映像(全体で15秒程度)の中に、女性のおしり・胸・下着姿の写真がそれぞれ約0.1秒ずつ3カット含まれていました。」

で、
「みんなのうた「コンピューターおばあちゃん」の映像の一部を手直しする」
とのことです。

現在、動画サイトで当該場面を見ることができますが、

・普通は視認できない。すごく短いコマ。
・問題のカットも別に卑猥な映像ではないし、これが使用されているシーンも、当時の世相を反映した社会風俗のコマ送りといった使い方で、わいせつさを意図したものには見えない。

私の印象では、子供に見せて問題になるとは思えませんでした。
この10年か20年かの傾向かなあと思いますが、「暗然」とか「安心」とかをキーワードにして、いろいろな管理者責任を厳格化することが進んでいて、表現する側が窮屈なことが多くなっているように思います。

asahi.com(朝日新聞社):月の満ち欠け、芭蕉が説く?新教科書、伝統・道徳が満載 - 社会

安倍内閣時代の教育基本法改悪の影響が出てます。「伝統」とか「道徳」とかを強調するようにさせられているのですね。官製のお仕着せの「伝統」とか「道徳」なんて、一番警戒すべきものなのに…。

で、記事ではいくつか例が挙がっていまして、
1.月の満ち欠けを教えるくだりで、松尾芭蕉の肖像画とともに「明けゆくや 二十七夜も三日の月」の句を載せた。(6年理科 教育出版)

2.国語の低学年の教科書では、5社中4社で因幡の白うさぎ、2社でヤマタノオロチの話が登場。指導要領が、伝統的な言語文化を学ばせる上で「昔話や神話、伝承などの読み聞かせ」を明記したため、とのこと。

3.算数の数を学ぶ単元で千代紙を使った折り鶴の写真を掲載。(1年 大日本図書)

このほかに、音楽では雅楽、家庭科では雑煮などの郷土料理が扱われるようになりました。

どれも内容は穏当だし一見いいことみたいに見えます。国語の「神話」の扱いなど、教科書会社の工夫も見られます。でも、何でお仕着せでこんなことを気にしないといけないのか。

それから「道徳」的なものではこんな例が。

各学年の算数の巻末問題で、指導要領の道徳の部分に出てくるキーワードをちりばめた。正解にたどり着くと2年では「すなおのかぎ」、3年は「せいぎのかぎ」、5年は「友情のかぎ」が手に入り、6年で「希望のかぎ」を手に入れると「未来というすばらしい宝もの」が手に入るという仕立てにしている。(学校図書)

「すなお」とか「せいぎ」とか気持ち悪すぎます。しかも「正解」したらって。
そんなどこかのRPGみたいなことで人間性や道徳感情って「手に入れる」ことができるという世界観を肯定しちゃっていいんですかね。これが官製の道徳ですか。社会的に「いい」とされている価値観だったら、それを身につけさせる手段は選ばなくていいんだ。すばらしい「道徳」ですね。「水伝」と一緒ですね。

ただ、こうしたことが起こる理由の方がもっと面倒な話で。

 こうした教科書が出てくる背景には、「売れないと困る」という教科書会社側の不安もある。ある社の担当者は「各地の教育委員会がどの教科書を選ぶか決める際『指導要領で強調しているのに、どこに取り入れたのか』と言われると困る」と打ち明ける。その心配から、小さな話題でもとにかく盛り込むよう努めたという。

ここでも表現者側の自己規制が働いてしまうんですね。

私には、こうした自己規制の姿勢と、労働組合の組織率の低下とがなんとなくかぶって見えるんですね。
変なことを言っていると思うかもしれないけど、この二つ、表現者の自己規制も、合理化・リストラへの対応も、どちらもこんな構図じゃないかと思うのです。すなわち、上から圧迫される・圧迫されそうな気がすると、個人がみんな首を縮めてそれを避けようとするという絵に見えるんです。たとえば、阿久根市役所では、無法な市長からの処分が怖くて、公務員はそれに対して異を唱えられず、無法な行政の執行者にならざるを得ないわけです。どこの会社でも大なり小なり、たとえ変なことだと思っても、「空気を読んで」自己規制しないと立場が危なくなることってあるし、大学生の就職活動の神髄は、こうした「空気」に自ら率先して同調する能力を高めることにあるわけです。就活って、会社の「理念」に帰依する態度を以下にうまく表現するかっていう競争ですからね。

要するに、何か大きなもの、世間とかお客様とか会社とか上司とか、そういうものの圧力に対して、みんながバラバラに各自で対処しないといけないって思っているような。「自己責任」っていう風潮はその一つの表れのような気がします。「みんなでもの申す」という態度、「みんなで考え、作っていく」という態度がすごく弱くなっているのじゃないか、それと、この窮屈さとが重なっているのじゃないかというふうに感じるのですね。

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阿久根だけじゃなかったですね

阿久根は市政の混乱ですっかり有名になりましたが、阿久根のほかでも結構ぐだぐだだったんですね。

asahi.com(朝日新聞社):公費で屋久島視察、報告138字だけ 妻同伴の宮崎市議 - 社会

 政務調査費の不正支出が発覚した宮崎市議会の最大会派・市政同志会の現職市議2人が、2005年に同費を使って、世界自然遺産・屋久島(鹿児島県)を妻同伴で視察していたことがわかった。視察後、議長に報告書が出されてはいるが、「報告事項」として記された138文字には具体的内容がほとんどなく、誤字や尻切れの状態。2人は「妻の旅費は自己負担」「女性の視点が必要だった」などと説明し、報告書も出していることで「同伴視察」を正当化している。

 また、報告事項の最後には「一般質問にて」と記述されているが、市議会事務局によると、この視察以降の市議会定例会は3月末現在まで21回あり、金丸氏の一般質問は1回、日高氏は0回(途中2年間は議長)で、屋久島視察に関する発言はなかった。

記事にはこの視察の報告書の写真がありますが、これがひどい。本当にただの走り書き。
報告書が大事だということではありませんが、全体的に見て、観光旅行だったのは否定できないでしょう。
思えば、議員だけどろくに質問にも立たないとか、飲み食いと口利き、利権にばかりご執心な人って、地方議会では当たり前なんですよね。そしてそれは有権者の誰も問題だと思わない。

で、こうしたルーズさは「文化程度の低い田舎にしかないんだろ…」とかではすまないようです。

asahi.com(朝日新聞社):緊張欠く?押しボタン投票 参院改革のシンボルのはずが - 政治

 自民党の若林正俊元農林水産相(75)の「なり代わり投票」問題は2日、若林氏が参院議員を辞職することで幕引きが図られた。議員の投票行動の明確化を掲げて、1998年に参院に導入された押しボタン投票。代理投票という前代未聞の事態に、参院改革のシンボルは汚された。

 若林氏が「なり代わり」投票に及んだのは3月31日、午後1時開会の参院本会議だ。

 40分ほどすると隣の青木幹雄前参院議員会長が席を立った。そこから約1時間。NHK予算の承認と9法案の計10件で押しボタン投票があった。若林氏は青木氏の席に手を伸ばしては、自身と同じ賛否でボタンを押し続けた。


今回は表沙汰になったわけですが、一つの疑念は、こうしたことが実は日常的なのじゃないかということです。若林議員のいきさつもこんなことだったようです。
 青木氏は本会議場を出る際、「2時から別の会合があるから、抜けますから」と若林氏に告げたという。その後の「投票」を頼んだともとれる発言だが、両氏とも依頼は否定。若林氏は辞職後の記者会見で「すぐ戻ってこられると思いボタンを押した。魔が差した」と説明した。

 若林氏の説明では、その後も青木氏が戻ってこなかったため、10件の採決で投票を繰り返した。若林氏は「一連全体を通じて魔が差した」「青木さんの意に反することはないと思った」と語った。


で、どうも国会議員には投票に対する意識がルーズな人がいるようなんですね。
 3月31日の参院本会議でも、民主党政権の目玉政策である高校無償化法案に自民党議員2人が「賛成」。ともにボタンの押し間違いと説明しており、押しボタン投票にまつわる緊張感のなさも浮き彫りになっている。投票が仮に間違いでも、各党が協議して合意しない限り、投票結果はそのまま残るとみられる。

議案が多くて、毎日何十件も投票していたら、そりゃだんだんルーズにもなるでしょうが、しかしこういうルーズさも、まあ私たちは余り問題にしないわけです。

日本全国どこでも阿久根になる素地は十分にあるってことですね。

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2010/04/02

Radio Catania

昨夜からインターネットラジオRadio Cataniaというイタリアのラジオ局を聞いています。

時差があるのでお昼に聞くとまだまともに始まってないみたいなんだけど、夜に聞くといろいろ番組が聞けて楽しいです。
でも…。

1.議論というか話し合いばっかり。

向こうの番組のパターンですけど、とにかく話し合い続けるというのが多い。
口調のせいもあるけれど、みんな主張しまくりで喧嘩してるみたいに聞こえる。
でも、まあこれが普通なんだけど。
こうした互いに言いたい放題で別にお互いに平気っていう、はっきりした(割り切った?)人間関係って感じは結構好きで、日本にいると、イタリアうらやましいなあと思うことの一つ。

2.サッカーの話ばっかり!

まあこれも仕方ないんだけど、延々とサッカーの話ばっかり。まあよく毎日こんなにしゃべることがあるなあと思うくらいずーっとサッカー。
電話でリスナーの意見を聞いたりしてるけど、時間切れになるとしゃべってる途中でも容赦なくぶち切るのがおもしろい。いかにもイタリアだなあって感じがします。むちゃくちゃに切られても、まあたぶん激怒したりしないと思います。イタリア流って感じ。

*******************

会話を聞いて改めて思い出すのが、語学って、単純に単語と構文の置き換えじゃないよなあってことです。
イタリア語は、音は聞き取りやすいので、ある程度慣れて単語数が増えてくると、ディクテーションはわりと容易なんですけど、単語を聞き取れても意味がわからないってことが多いです。表現が日本語的発想とはかなり違う感じがします。なんていうか、イタリア語的な頭というかセンスというかを養わないと、なかなか付いていけない気がします。
もう一つ思うのが、言語の感覚というだけじゃなくて、なんていうか、精神性も違うというか、イタリア人的な話の展開っていうのがあるような気がします。うまく言えないけど。ラジオで議論しているのを聞いていると、どうも日本人的な話の運び方ではどうもかなりイタリア人っぽいイタリア語にはならない気がします。

日系企業とかで、外国の現地従業員について日本人管理者がいろいろ愚痴ったり、「中国人ってのは…」とか「インド人は…」とか「スペイン人は」「イタリア人は」「ロシア人は」「アメリカ人は」みたいに「こういう困った(だめな)奴ら」という評価をすることがありますよね。それとか、在日外国人(成長してから日本に来た人)について、「○○人は…」と言ったりとか(日系ブラジル人とか)。
たとえばこういうのは異文化間接触の一つの典型だと思うけど、「こういう奴ら」っていうレッテル張りをしてしまう背景には、こうしたコミュニケーションパターンのずれも一因じゃないかなあと思います。コミュニケーションのズレを、相手側の事情を考慮せずに自分の感覚に100%依拠したまま、(多くの場合は立場が偏っていることに気づかず)相手側の問題だとしてしまう。こうした心の動きがあるんじゃないかな。

イタリアのラジオ面白いよっていう話を書くつもりだったのに、全然違う話になってしまった。まあ、ネットラジオはいいですよ。とか。

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2010/04/01

名前が読めない…

新入生の名簿をもらって作業しておりますが、読めない名前が多くて…。

・同じ漢字だけど、男女で読み方が変わるもの
・音読みか訓読みかわからないもの
・読みは難しくないけど、珍しい読みになるので「これでいいのかな」と不安になるもの
・普通の読みとは異なる読ませ方をするもの

覚えるまでになかなか苦労しそうです。

ところで、男性は「しょう」や「りょう」が付く名前が多いですね。この世代の特徴かなあ。
それと、「た」や「や」で終わる名前も多いみたいです。
だから「しょうた」「りょうた」みたいな語感の名前が多いですね。なんとなく力強くて元気そうな感じが好まれるのでしょうか。

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エイプリルフールではありません

「日本には外国人差別が根強い」、国連特別報告者が法整備要請 写真4枚 国際ニュース : AFPBB News

【4月1日 AFP】国連人権理事会(UN Human Rights Council)のホルヘ・ブスタマンテ(Jorge Bustamante)特別報告者(移民人権問題担当)は前月31日、「職場や学校、医療施設、家庭などで、国籍に基づく人種主義や差別意識がいまだ日本には根強く残っている」述べ、日本に滞在する外国人の権利を守る取り組みを強化するよう促した。

 ブスタマンテ氏は閣僚や政府関係者、移民、弁護士、教育関係者、市民社会活動家などへの聞き取り調査を行った後、憲法や法律が外国人居住者を守るために効果的に機能していないと述べ、「日本は人種差別を防止・撲滅するための特別な法整備をすべき」と主張した。

 外国人が研修生や技能実習生として来日するプログラムについて、実態は搾取され、低賃金で長時間働かされているとして、プログラムの中止を訴えた。

 また、不法移民や難民が何年にもわたり収容される場合があることについて、本国送還までの期限を設けるべきと主張した。

 最終報告書は、暫定報告書に対する日本政府の意見を受けた後、10月までに国連人権理事会に提出される。(c)AFP


日本はもともと人権全般でいろいろ評判が悪い国ですが、それに外国人差別の勲章も付いたというところでしょうか。

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無題

あまり注目されないけれど、こういう報道は大事だと思う。
「マスコミはもう要らない、ネットだけでいい」という話を時々目にするけれど、報道の専業ってやっぱり必要なんじゃないかと思うのはこういう記事を見るとき。

東京新聞:共産党を支持する社会保険庁(当時)の職員を、警視庁公安部な…:社説・コラム(TOKYO Web)

筆洗
2010年3月30日

 共産党を支持する社会保険庁(当時)の職員を、警視庁公安部などの捜査員は約四十日間、徹底的に尾行した。自宅を出た後に、昼食に何を食べ、夕方にだれと会ったのか。夜はどんな集会に参加したのか
▼行動は分刻みに記録された。多い日には十人以上の警察官が出動し、三、四台の車両、ビデオカメラ四~六台がたった一人の尾行に使われた。私生活に踏み込む執拗(しつよう)さは、戦時中に戻ったような錯覚さえ抱かせる
▼一人のプライバシーをなぜ、ここまで監視しなければならなかったのか。それは国家公務員が休みの日に、政党機関紙を配った行為を「犯罪」とするためだった
▼東京高裁はきのう、堀越明男さんに逆転無罪の判決を言い渡した。政治活動を禁じた国家公務員法の罰則規定を適用することは「国家公務員の政治活動に限度を超えた制約を加えることになり、(表現の自由を定めた)憲法二一条に違反する」という明快な判断だった
▼中山隆夫裁判長は「公務員の政治的行為は、表現の自由の発現として相当程度許容的になってきている」と社会状況の変化に言及する異例の「付言」をした。国民の常識に沿った考えだ
▼同じ警視庁公安部が威信をかけて捜査してきた国松孝次警察庁長官の銃撃事件はきょう、公訴時効を迎えた。納税者として警視庁に言いたい。「税金の使い方がおかしくないですか」と。

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