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2010/04/03

阿久根だけじゃなかったですね

阿久根は市政の混乱ですっかり有名になりましたが、阿久根のほかでも結構ぐだぐだだったんですね。

asahi.com(朝日新聞社):公費で屋久島視察、報告138字だけ 妻同伴の宮崎市議 - 社会

 政務調査費の不正支出が発覚した宮崎市議会の最大会派・市政同志会の現職市議2人が、2005年に同費を使って、世界自然遺産・屋久島(鹿児島県)を妻同伴で視察していたことがわかった。視察後、議長に報告書が出されてはいるが、「報告事項」として記された138文字には具体的内容がほとんどなく、誤字や尻切れの状態。2人は「妻の旅費は自己負担」「女性の視点が必要だった」などと説明し、報告書も出していることで「同伴視察」を正当化している。

 また、報告事項の最後には「一般質問にて」と記述されているが、市議会事務局によると、この視察以降の市議会定例会は3月末現在まで21回あり、金丸氏の一般質問は1回、日高氏は0回(途中2年間は議長)で、屋久島視察に関する発言はなかった。

記事にはこの視察の報告書の写真がありますが、これがひどい。本当にただの走り書き。
報告書が大事だということではありませんが、全体的に見て、観光旅行だったのは否定できないでしょう。
思えば、議員だけどろくに質問にも立たないとか、飲み食いと口利き、利権にばかりご執心な人って、地方議会では当たり前なんですよね。そしてそれは有権者の誰も問題だと思わない。

で、こうしたルーズさは「文化程度の低い田舎にしかないんだろ…」とかではすまないようです。

asahi.com(朝日新聞社):緊張欠く?押しボタン投票 参院改革のシンボルのはずが - 政治

 自民党の若林正俊元農林水産相(75)の「なり代わり投票」問題は2日、若林氏が参院議員を辞職することで幕引きが図られた。議員の投票行動の明確化を掲げて、1998年に参院に導入された押しボタン投票。代理投票という前代未聞の事態に、参院改革のシンボルは汚された。

 若林氏が「なり代わり」投票に及んだのは3月31日、午後1時開会の参院本会議だ。

 40分ほどすると隣の青木幹雄前参院議員会長が席を立った。そこから約1時間。NHK予算の承認と9法案の計10件で押しボタン投票があった。若林氏は青木氏の席に手を伸ばしては、自身と同じ賛否でボタンを押し続けた。


今回は表沙汰になったわけですが、一つの疑念は、こうしたことが実は日常的なのじゃないかということです。若林議員のいきさつもこんなことだったようです。
 青木氏は本会議場を出る際、「2時から別の会合があるから、抜けますから」と若林氏に告げたという。その後の「投票」を頼んだともとれる発言だが、両氏とも依頼は否定。若林氏は辞職後の記者会見で「すぐ戻ってこられると思いボタンを押した。魔が差した」と説明した。

 若林氏の説明では、その後も青木氏が戻ってこなかったため、10件の採決で投票を繰り返した。若林氏は「一連全体を通じて魔が差した」「青木さんの意に反することはないと思った」と語った。


で、どうも国会議員には投票に対する意識がルーズな人がいるようなんですね。
 3月31日の参院本会議でも、民主党政権の目玉政策である高校無償化法案に自民党議員2人が「賛成」。ともにボタンの押し間違いと説明しており、押しボタン投票にまつわる緊張感のなさも浮き彫りになっている。投票が仮に間違いでも、各党が協議して合意しない限り、投票結果はそのまま残るとみられる。

議案が多くて、毎日何十件も投票していたら、そりゃだんだんルーズにもなるでしょうが、しかしこういうルーズさも、まあ私たちは余り問題にしないわけです。

日本全国どこでも阿久根になる素地は十分にあるってことですね。

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