山田の凱旋門を見に行った
昨日、姶良にある山田の凱旋門を見に行きました。
山田の凱旋門は、山田という集落が日露戦争から帰ってくる人の無事を祝って建てたものだそうです。
以前テレビで紹介されていて、一度見に行こう!と思っていたのでした。
で、これが山田の凱旋門。
携帯電話で曇りの夕暮れに撮ったせいか地味な感じに写ってしまった。
明治39年に建てられたとかで、104年ぐらい経つことになりますが、傷んだ感じがありません。すごく保存状態がいい。
裏から見るとこんな感じ。こぢんまりとした感じのいい集落です。
もともと島津藩の郷士たちが住まった「麓」と呼ばれる集落で、山田村の中心地だったとか。
往時を彷彿とさせる石垣などが残っていて、由緒正しさを思わせる町並みでした。住みたいなあと思う感じ。
凱旋門の裏の丘から見た山田「麓」のようす。
この丘には、たくさんの慰霊碑が建っていました。山田村から出征して帰ってこなかった戦死者を弔うものです。
古いものは西郷隆盛らが新政府軍と戦った西南の役で、実に二百数十名が出征したとか。この村の規模を考えると、とんでもない数です。(死者数ではないので注意。)それから、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争と続きます。
こんなのどかな村にも戦争は確かにやってきていたのだなあと思うと、風景もより深く見えるような気がします。
ところで、この村に来る途中の風景がまたよかったです。田畑が広がる丘陵地帯、見事な田園を楽しめました。
田んぼはちょうどレンゲの真っ盛りですばらしかったです。
こんな感じ。
どこにでもあるといえばそうなんだけど、でもやっぱり気持ちいいです。
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