自爆テロは自爆じゃない
「新年メールで自爆」した、自爆テロ未遂犯人 | WIRED VISION
死亡した女性は多くの人々が集まる『赤の広場』で爆発を起こそうとしていたが、まだ隠れ家にいたときに、携帯会社からSMSメッセージが来て携帯が爆発したという。メッセージの内容は「新年おめでとうございます」というものだった。中略
リンク先の記事によると、自爆テロリストは携帯を起爆装置として使うことが多い。別の人物が監視し、最も被害者が多そうなときにテキスト・メッセージを送信して爆発させる仕組み。
特攻隊は少なくとも自分の意志で突っ込む場所を決めたわけだが(そもそも片道分しか燃料を積んでなかったわけだけれど)、この誤爆で死んだ女性は、いつ自分が爆発するか分からない状態で人混みをさまよわないといけなかったのか…。死ぬ瞬間すら操作されて、その陰では「作戦成功」とか思ってる連中が監視してるっていうのか。しかも周囲で殺されるのは市民だし。テロに走る側の論理も理解できないことはないけれど、その非人間的な手法には全く共感できない。人間を手段としか見ることのできない体制には明確に反対。この冷酷さをうかつにも私は今まで知らなかった。自らの不明を恥じる。
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