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2011/02/25

くだらない話

“自虐”日本に驚く世界のエリートたち ――日本人の自国批判で傷つく人も|田村耕太郎の「坂の上に雲はない!」|ダイヤモンド・オンライン

 母校エール大学でのシニアフェローとしての任期を終え、先週からハーバード大学に移籍した。ここボストンでも、ありがたいことに刺激的な毎日である。エールでもハーバードでも、世界中から集まっている知識人と交流していると、一つだけ共通する反応がある。それは、「日本人ほど日本に厳しくて自虐的な人たちはいない」と皆がいうことだ。「自国に対して過剰なほどに自虐的な日本人」に世界の知識層たちは驚いているのだ。

面倒なので中略して、

 私も日本にいた時は、世界中の不幸が集まったかのような感覚になり、日本に絶望した気持ちがあった。しかし、このように世界中の知識人や実務家とストレートな意見交換をしていると物事が多角的にとらえられ、より正確に見えるようになってくる。世界における日本のレベルはまだまだ高く、相当恵まれている。

 もちろん、今のままでいいわけではない。多くの課題を解決するために皆で奮闘しなければならないが、過度に落ち込んでいても仕方がない。日本の素晴らしさに感謝しながら、批判ではなく建設的に行動していかなければならない。

 ただ、今の政治の迷走は説明不可能だ。政権は、どこに落としどころを持って手を打っているのか?戦略も戦術もないように思う。ましてや国家のために働く心意気も見えない。

 逆に言えば、こんなていたらくな政治でも、先進国から新興国まで比較してみると、まだまだ高いレベルなところが日本のすごさを証明している。今こそ自国への感謝と恩返しの気持ちを持って、国民一人一人ができることから行動を起こすべきである。

という話。

いつもこういう話を聞くと根本的なことが分からないんだけど、「日本」って何を具体的に指しているんだろう。
世界のどこかの国と比べて「まだマシだ」って話も出てるけど、「だから何?」って思う。まさか「自虐」の比べっこしてる訳じゃないよね?「世界中から集まっている知識人」がそんな知性のかけらもないような論を出したりしないよね?

「坂の上の雲」をもじったタイトルからも感じられるけど、「日本」とか「自虐」とか、テキトーで空虚なコトバに酔って天下国家を論じるような人、政治家とかちょっと成功した経営者とかに多いような気がする。まあ、指揮官ってのは気楽でいいですよね。


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