便乗ネタ
www.さとなお.com(さなメモ): 高校の「情報」の教科書がすごい件
どっかで「横澤彪が北野武の秘密の仕事場を訪ねたら、本棚にずらっと高校の教科書が並んでいた」というエピソードを読んだことがあるが、中年以降になると教科書のありがたさって本当によくわかる。人生に必要な知識の大半はあそこに書かれている。山川の「もういちど読む山川日本史」とかが売れているのもそういう理由だろう。ということで、「情報」の教科書、オススメです。どっかから手に入れて、読むべし。
うちの死んだばあちゃんが高校の国語や世界史の教科書を愛読していたのを思い出した。結局死ぬまで本棚に置いてあったなあ…。
で、私が個人的にものすごくおすすめしておきたいのが、高校の社会科、特に政治経済と現代社会の教科書と参考書。
どちらも、すぐに実生活に役立つという本ではない。
でも、世の中に出回っている怪しい話や独りよがりの偏見に巻き込まれないためにはとても役に立つ。
社会科という科目は闇夜を歩くときの杖みたいなもので、それ自体が便利なものではないけれど、それがあれば、どこにつまずきの石が隠れているか、この先に進んでいっても本当に大丈夫なのか、そういうことに多少目端が利くようになる。
そして何よりも大事なことだと思うけれど、「自分」とか「社会」とかを、外から眺めるセンスが身に付いてくる。
社会科は単なる暗記物ではない。特に高校の社会科は、数千年にわたって偉大な先人が築いた思考の諸体系を一気においしいとこ取りしようという壮大な知的冒険なのだ。
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