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2011/07/01

郷鉄工所と立石建設工業など

立石勲氏は(株)郷鉄工所の社長でもあった。その後取締役を退いたが、株主としていろいろ動いているようだ。

株式会社 郷鉄工所
株式会社 郷鉄工所

こちらの「お知らせ」を見ると、2007(平成19)年には立石氏は郷鉄工所の役員になっていたみたい。
2007/6/15 第76期定時株主総会招集ご通知一部訂正のお知らせ

2010(平成22)年には最大株主だった(立石建設工業)。これは現状でもそうみたい。
2010/3/3 第三者割当による新株式発行に関するお知らせ
この割り当て前には、立石建設工業(株)は郷鉄工所の株式32.82%を保有していて第一位。第二位と第三位は日本トラスティ・サービス信託銀行(16.73%)、三菱東京UFJ銀行(4.94%)だった。また、立石氏本人名義でも0.5%を保有している。

郷鉄工所は2010年3月3日に取締役会でこの増資を決定、「お知らせ」を出すのだが、なんと、11日には立石氏から差し止めの仮処分が申し立てられてしまう。そして15日に仮処分命令が出された。
2010/3/15 株主による増資差止め仮処分の申立てに関するお知らせ

ちなみに申し立ての理由は、「債権者である立石建設工業株式会社及び立石勲氏に
回復しがたい損害が生じる」というもので、その根拠は、

1.本件新株発行は著しく不公正な方法により発行されるものである
2.本件新株発行は専ら現執行部派の支配権を維持する目的でなされたものである
3.新株発行により資金調達をする合理性がない
4.本件新株発行により不利益を受けるおそれがある

とのこと。「債権者」とあるので、郷鉄工所にお金を貸していたか取引先であったかしたのだろうか。ちなみに、2011(平成23)年6月20日付けの支配株主等に関する事項についてによれば、立石建設工業は郷鉄工所の顧客となっている(破砕機本体及びその部品を販売)。
郷鉄工所は立石建設工業との関係について、「役員の兼務はなく、事業主体としての独立性が確保されていると認識しております」としているけれど、立石建設工業の社長の立石和民氏は直前まで郷鉄工所の取締役だった。

その後18日には社外監査役の小澤良雄氏が辞任、23日にはこの増資計画は中止された。

2010年4月30日には、立石建設工業と太洋産業有限会社(2.6%)が株主提案として4名の取締役の選任を求めている。

このころ、立石氏は脱税容疑で捜査対象だった。その後有罪判決が出た。

同年6月の株主総会後(6月30日)には、社外監査役2名に立石建設工業の親会社である立石建設の経理部次長である立石英樹氏が就いていることがわかる。
株式会社 郷鉄工所 コーポレートガバナンス

その1年後、立石氏側は今度は取締役3名(中橋昇氏、若山浩人氏、竹中茂氏)を解任し、新たに7名を選任するように株主提案を行った。提案者は前年と同じく立石建設工業と太洋産業有限会社。
2011/5/2 株主提案権行使に関する書面の受領について

この後、取締役会と協議の結果、
1.現取締役3名の解任はしない
2.取締役を新たに5名選任する
ことが決まった。
2011/6/9 株主提案の取下げに関するお知らせ

ちなみに、解任提案の対象となった中橋社長は会長に、新たな社長には専務の加納静氏が就くことになった。加納氏は前年2010年6月に専務を任期満了で退任したというのだけれど…。

また、立石勲氏と立石和民氏は2009年6月までは社長と専務、2010年6月までは肩書き無しの取締役をしていた。次の社長は2011年に立石氏に解任提案された中橋氏。
平成22年6月29日 取締役および監査役の異動に関するお知らせ

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コメント

うんまがちけもんなぱんけな?

投稿: | 2013/09/22 19:12

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