沖縄だけじゃないみたい
「主権回復の日」の式典に沖縄県知事の欠席がニュースになっていますが、共同通信の記事によると、欠席したのは沖縄県だけではないようです。
報道によると、知事出席は26、すなわち19の県は欠席です。約4割が欠席。
結構な欠席率です。4割。沖縄だけじゃないですよ、ということで。
各都道府県の出欠状況が出てないかと思って検索したのですが、わかりませんでした。
河北新報 内外のニュース/主権回復式典へ26知事出席 異論も、沖縄は副知事
政府が1952年のサンフランシスコ講和条約発効を踏まえて28日に開催する「主権回復の日」式典について、招待状を出した47都道府県知事のうち26都道県知事が出席する意向であることが26日、共同通信の集計で分かった。開催には異論もあり、式典開催を批判する沖縄県からは副知事が代理出席する。そのうち、国の式典に欠席とはけしからん。知事は官選にすべきという人が出るかも。
各都道府県に知事会見や担当部局を通じ取材した。神奈川、愛知など21府県は知事欠席の理由について公務や日程の都合を挙げた。大阪府は「答えられない」とした。
出席と回答した東京都の猪瀬直樹知事は「長い占領下から脱した日だから記念すべき日だ」と式典の意義を評価。
神山悦子ブログ » 4・28の「主権回復の日」式典に、県知事の出席中止を求め県へ申し入れ
こちらの記事によると、
しかも、この式典をよびかけたのは、「4月28日を主権回復記念日にする議員連盟」で、その設立趣意書(12年2月16日)では、「本来なら直ちに自主憲法の制定と国防軍の創設は最優先の手順だった」などと明記されており、安倍自公政権の改憲策動と一体なことは明らかです。とのことで、この式典開催を目指した人たちは、自主憲法+国防軍と言っている人たちだったそうです。自主憲法+国防軍って、アメリカの押しつけ憲法を排して日本の「自主独立」を勝ち取るっていう思想だったと思うけど、どうしてサンフランシスコ条約をアメリカに屈服させられた象徴と思わないのかな、と改めて思いました。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 日本大使館、正しい日本理解「日本は検閲の国」というイメージ広報に成功。(2019.11.06)
- 伊勢市教委、日本の戦争責任批判・犠牲者の鎮魂は許さないという姿勢を明瞭にする。(2019.10.31)
- 歴史修正主義の走狗となりアメリカで破廉恥な圧力を掛ける日本外務省(2019.10.30)
- 反天皇や日本の戦争責任を問う展示は中止、朝鮮人差別の展示は続行。(2019.10.28)
- 朝鮮学校の無償化訴訟、東京と大阪で敗訴が確定。(2019.09.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント