Disgusting
橋下氏がこの間為してきた数々の醜悪な発言、ツイートの釈明文「私の認識と見解」を読みました。
橋下徹氏:「私の認識と見解」 日本語版全文- 毎日jp(毎日新聞)
1ページにまとまっているのでこちらを魚拓にとりました:(cache) 橋下徹「私の認識と見解」全文 – ガジェット通信
詭弁と歪曲による自己弁護と、あくまで従軍慰安婦の問題を「日本兵」の為したこととしか表現しない有様で、画面が見えづらくなるほど頭に血が上ってしまいました。ひどすぎるとしか言いようがありません。
普遍的価値だとか立憲主義者だとか白々しい装飾と、しおらしい文章と、この程度の粉飾に仮に納得してしまうとしたら、一体どんな読解力なのだと言いたくなるような、それ故にここまでぬけぬけと人間性の最も下劣な部分を露出する文章を出すとは、どこまで人を――社会を――馬鹿にしているのかと言いたくなります。
この文章で彼が言いたいことは単純です。
悪いことをしたのは俺たちじゃない。俺たちの国の昔の連中がやったこと(しかも一部だけが勝手にやったこと)にすぎない。おまけに古今東西のあらゆる国でやっていることにすぎない。なぜ俺たちが一方的に責められないといけないのか。性欲にまみれた野獣には売春婦をあてがってやればいいんだ。従軍慰安婦の話はもう決着してるんだから蒸し返すな。もうこれ以上日本を悪者扱いするな。
長々書くまでもないことです。そして彼は全く何が批判されているか理解していないし、理解しようともしていません。真意を誤解されたと正当化しています。一切、この一連の発言の前から認識が変わっていないということがわかります。オブラートにくるんで見せているだけ、余計に醜悪さがつのります。まさにグロテスクです。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
橋下氏の影響力は以前に比べて小さくなり、維新の会の支持率は徐々に低下しているものの、彼の政治生命は長く続くでしょうし、次の参院選で維新は一定の勢力を確保するでしょう。そして改憲への道が開かれます。
極めて残念ながら、これほどの低劣さを露呈してでさえ、わが国では政治家として強い支持を集められます。それは他の政治家の例を見ても明らかです。我々はこの現実――思えばこのひどい差別性と自己欺瞞はわが国で連綿と続いてきたわけですが――からスタートするしかないのです。
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