記事メモ:たまたまウォールストリートジャーナルに面白いのが重なった。
米デトロイト市が破産法申請―繁栄した自動車の町、今は昔 - WSJ.com(魚拓)
記事のスライドショーに往事の栄華を偲ばせる写真が色々と。
日本共産党のマスコットキャラ「カクサン部」、参院選を後押し? - WSJ.com(魚拓)
見たけどいまいち趣味じゃなかった。悪くない試みだと思うけど。
禁煙に成功した人、喫煙者や非喫煙者よりも報酬高い=調査 - WSJ.com(魚拓)
なかなか興味深い。
喫煙したら賃金が下がる、禁煙したら賃金が上がるという話ではないので念のため。
禁煙に成功した人の平均賃金 > 非喫煙者の平均賃金 > 喫煙者全体の平均賃金
(喫煙者の賃金は非喫煙者の賃金の80%程度。喫煙回数と賃金とは関係ない。吸っているか吸っていないかが大事。)
喫煙をする人としない人の学歴などの特徴に加え、喫煙に対する雇用主の許容度といった測りしれない要因の違いが、主に賃金格差をけん引していると結論付けた。積極的に支持する証拠とは言えないものの、人が喫煙する確率は、その人の資質とでも言えるものに影響されているという話。2人はまた、教育水準が最大の要因だと指摘した。たばこを吸わない人々は、喫煙者と比較して、より高い教育を受けていて、配偶者が喫煙する可能性も低く、たばこの価格がより高い州に住んでいるという傾向がある。
調査結果では、以前たばこを吸っていた人の特性が、喫煙者や一度もたばこを吸ったことのない人々との比較で、労働市場で一段と高い報酬をもたらしていると示唆している。ピッツ氏は「常習的な行為を止めるには特別な努力が必要だ。そのために、一度も吸わなかった人よりも見返りは大きい」との見方を示した。さらに、「粘り強さや忍耐、また、禁煙を可能にしたあらゆる特性が、雇用主にとって価値があるのだと思う」と述べた。
能力の高い層が禁煙に成功する確率が高い(もしくは禁煙を試みる頻度が高い)ため、禁煙に成功した人の賃金が高く出てくるという話だろう。
なお、禁煙できない人がダメな人という話でもないので念のため。
これは群(集団、グループ)全体の平均的な特性の話であって、その中にいる個人にはいろいろな人がいる。個人が禁煙するかどうかはその人固有の事情が絡むので、能力が高くても禁煙しない人もいれば、能力が低くても禁煙する人もいる。
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