海外買春に見る行動特性差
興味深い。
第90回 日本人男性の奇妙な性の慣習 2013年12月号|GINAと共に
この数字も踏まえて私が調査全体から得た日本人男性の買春に対する印象をまとめると下記のようになります。1990年代には下火になったと思っていたが、2006年でも一向に止んでいなかったのか。はてなブックマークでは「印象論」とか「差別」とか反発する声が多いけど、別にそんな変じゃないと思う。そもそも国籍集団ごとに際だった差異がある以上、集団特性を措定して論じるというのはある程度妥当だろう。数量化してるんだし。・日本人は初対面の女性とコミュニケーションをとるのが苦手
・日本人はコミュニケーションをとらずいきなり性交渉をおこなうことに抵抗がない
・日本人は夜に遊ぶ女性を探すという個人的なことですら個人でなく団体で行動する
・日本人の団体行動はプライベートな友達ではなく仕事上のものであることが多い西洋人の特徴はこの逆になります。つまり、コミュニケーションを楽しむことができて気に入った女性がいると果敢にアタックし、個人で行動するのです。
これはどちらがいいかを結論づけることに意味はないかもしれませんが、私個人の印象を言えば西洋人型の方に好感がもてます。もっと言えば、以前も述べましたが、集団買春などという馬鹿げたことをしているから、従軍慰安婦の問題に対する日本人の発言が説得力を持たないわけです(注3)。
上記2番目の「日本人はコミュニケーションをとらずいきなり性交渉をおこなうことに抵抗がない」というのは非常に痛烈。思わず風俗産業、アダルトコンテンツが浸透し、子ども向け番組ですら女性のセックスアピールが日常的に氾濫している風潮を考えさせられる。
上記3番目は、「セックスは個人的なもの」という前提から出発しているように思うけれど、ひょっとしたら「日本人」にとってはそうではないのかも…。つまり、買春ですら仕事上の付き合いの一環なのじゃないかという気がする。単に性道徳や人権意識の欠如だけじゃなくて、没個性的というか、長いものに巻かれろ的な自主性のなさというか、同調圧力の強さというか、なんか分からないけど、いろいろ混ざっているような。
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