ブックマーク的なメモ。
●2ちゃんねるで一個人が個人攻撃をしかけて、まとめブログが利用しているという共犯関係 - 法華狼の日記
●【特定日本人】アフィブログ文化圏をヘイトスピーチの拡散に用いる煽動者の実例、文五右衛門 ◆bDBIBrQs3A - hompig
後者の分析から。
- 彼自身は積極的に誹謗中傷の書き込みを行うことはなかった。
- 彼はニュース速報板のスレ立てに専念し、ニュース速報板のスレ立てを起点に『憎悪煽動のシステム』を駆動させることで、ネット上に自らの意図した憎悪と誹謗中傷を拡散させていく。
- 文五右衛門のスレ立て後の書き込みは、ニュースソースの追記と、批判に対する反論として一度ずつ。
- 彼はソースを提示するのみで、誹謗中傷を書き込んでいない。
- しかし、上記スレは438、333まで伸び、スレには煽りや誹謗が記された。
- 憎悪と誹謗をコピーしたアフィブログは量産されてツイッターへと拡散されていく。
- こうして、ヘイトはネット上に拡散された。
- ヘイトが燻ぶるニュース速報板に小さな火種を持ち込んで、焚き付けた憎悪の炎をアフィブログ文化圏を経由させることで、爆発的にネット上に拡散させる。彼が意図した通りの結果である。
- これが文五右衛門 ◆bDBIBrQs3Aが用いる煽動の手法だった。
少年犯罪データベースドアから。
大学はいったいどういうことになっておるのかね : 少年犯罪データベースドア
拙著『戦前の少年犯罪』を出したときに、一般読者は間違いを指摘してくれたり建設的な意見が多かったのですが、学者さんは「この事件の出典はなんですか」とか「出典表示のないものは研究として認められない」というような見当外れのものばかりで、いったいどうなってるのかと驚きました。グラフを更新したついでに、リンゴとミカンはどっちが多いかについても : 少年犯罪データベースドア
…中略…
こういう反応を見て、どうもいまどきの学者さんは自分で典拠を検証することに慣れてない。それ以前に、出典表示とはなんのためにあるのか、きちんと学んでいないのではないかと感じました。出典表示は遡って自分の眼で検証するためにあるのに、孫引きのための便利な道具だと思ってるらしいんです。
逆に云うと、この手のリンゴとミカンはどっちが多いかレベルのデータを確認するだけで、自分の思考の間違いに気づいて、一歩進化できるフィードバックを得ることができるわけです。
少年犯罪データベースも煎じ詰めれば、リンゴとミカンはどっちが多いかを示すための活動でありまして、少年犯罪にまったく興味のない私が少年犯罪データベースなんかやってるのも、それも統計よりも個別の具体事例を網羅することに力を入れてるのも、まあこういうことですね。
少年犯罪自体はたんなるサンプルで、己の世界認識に歪みがあることを自覚できるのなら対象は何でも良いわけです。いや、どっちかというと、単純なほうがいい。
ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』なんかで取り上げられてるような、じっくり考えないと間違いに気づかない、まさしくシステム2の高度な問題ではなく、システム1の直感でも判るはずのリンゴとミカンはどっちが多いかレベルの問題で、我々の世界認識はいかに大きく歪んでいるのかに気づくほうが意味がある、また文明の担い手としてじつはそっちのほうが重要ではないかと見ているのです。
現代社会の数多くの問題は、この程度の世界認識の歪みに気づくだけで解決することがほとんどのような気さえしているのです。考える前にやるべきことはあるだろというのは、こういうことでもあります。
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