何を考えているのか
捕鯨の伝統・文化守ろう/協会の会合 紙議員あいさつしんぶん赤旗2014年4月16日(水)
南氷洋での調査捕鯨の復活に向け「捕鯨の伝統と食文化を守る会」が15日、東京都千代田区の憲政記念館で開かれました。主催は日本捕鯨協会。唖然、呆然。日本の調査捕鯨をめぐってはオーストラリア政府が、調査中止を求め提訴。国際司法裁判所が3月31日、日本の訴えを退け、日本に調査捕鯨の許可取り消しなどを言い渡しています。
「会」に先立ち、超党派国会議員による捕鯨議員会議が開かれ、日本共産党の紙智子参院議員と自民、民主など7党の議員が参加しました。
「会」では鯨の刺し身など料理が出され、林芳正農林水産相があいさつ。紙議員は「判決には驚いている。日本の食文化、伝統文化を守らなきゃいけない。判決の中身を精査して国際社会の理解を得られるようにする必要がある」とあいさつしました。
共産党ですら、捕鯨問題への認識はこの程度というお粗末さ。
底の浅い「伝統」(笑)意識とナショナリズムに足をすくわれています。
漁民の暮らしを守ることと捕鯨問題とを抱き合わせにしてしまう認知の歪みからは解放されなければなりません。
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