海外で話題になっている日本の労働搾取
というお題で、いくつか紹介されていますが、身につまされるものも。
79%が労働法違反…日本の「外国人技能実習制度」に海外から批判 “搾取的”と米国務省も報告 | ニュースフィア
これは良く知られた話で、日本が人権後進国だという評判の一角をなすものですが、下記の話は個人的にも思わず「あるある」と思ってしまった事例。
日本の理不尽な残業、どう断る? 外国人就労者、“「ガイジン」だから無理”との声 | ニュースフィア
金曜日の夜に翻訳を頼まれ、自宅で8時間かけて仕上げるも、残業代も代休もない。交渉しようとしても、上司が「こちらの前提としているところが理解できない」のだという。みんな優しいし問題を起こしたくはないのだけれども、法律違反だし、利用されたと感じているうわっ、これものすごく心当たりがある。
いや、私の知っているケースは上司ですらなくて、偉い人が外国人職員に割り込み的に頼んだのですが。
その偉い人も切羽詰まっていたのではありますが、突如、客先に持っていく契約書原案を翻訳しろとその人に言ったので、その人は、2日ほど徹夜的な風呂敷残業をして乗り越えたんですね。
その人も優しくて、愚痴めいたことは言わずに熱心に取り組んでくれたんですけど、この案件の背景事情の説明も無しに「翻訳しろ」だけだったので、認識の摺り合わせに苦労したと言っていました。
今回の出来事で気になったのは、この突然仕事を振ってきた偉い人が、こういう割り込み的な仕事の振り方に何も悪びれたところがなかったことです。私なんかも慣れてしまっていてあまり違和感も感じなかったですけど、やっぱり「おかしいですよ」と言わないといけないですね。
でも、この偉い人はいつも土壇場まで仕事を放置していて、どうにもならなくなってから突然泣きつかれるので、
「筋違いだけど、拒否すると客先に迷惑がかかる」
と思って引き受けちゃうんですね…。この発想がそもそも間違っているのかな……。
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上記記事の元ネタはどうもこれでしょうね。
Opinion: The great cultural difference between Japanese companies when set up in The West. : japan
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