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2014/07/07

サラリーマンと武士道と。組織デザインがもたらす個人の行動原理形成

タイトルが論文チックになったけど、単なるブックマーク。

このところ、仕事関係で無理難題を押しつけられ(しかもたくさん!)、ただでさえ非常に難渋しているというのに、周りのする業務がでたらめで、泥沼に首まで浸かりながら走ろうとしているみたいないらだちを抱えているわけです。まあサラリーマン社会の日常の一コマですが。
で、憂鬱に憂鬱を重ねて、表情筋が渋面モードで固着したような数週間を過ごしていたところ、下記の記事を読み終わった段階で、ずいぶん心が軽くなっていることに気がつきました。目の前の霧が晴れたようなものすごいすっきり感。もうびっくりして思わずこんなエントリを起こすぐらいに陽気になっています。

サムライ、ハラキリ、ブシドー~切腹を軸に武士の有り様を見る~ : とらっしゅのーと

こちらでは別に何と言うこともなくて淡々と切腹とサムライの話をされているだけなのですが、それが自分には一種の悲劇鑑賞のカタルシスとして作用したみたいなのです。こんなこともあるのだなあ。

多分自分の内心にヒットしたのは宮仕えの悲哀と恨み辛みへの共感だったのでしょうが、社会や組織という枠組みとそこに生きる個人との軋轢(たいていは個人の側がすりつぶされる)というテーマ自体が一つの自分の興味でもあり。
環境や組織のあり方が人間の適応行動を生み、それが悲喜こもごものドラマになるというのは永遠のテーマですね。考えて飽きることがない。

中世日本の人々の荒っぽさ、という話題だと、
「喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ)」清水 克行 著 | Kousyoublog
「殴り合う貴族たち」繁田 信一 著 | Kousyoublog
などがコンパクトな書評・紹介になっていて興味をそそられました。この方の書評もいつもとても面白いのだけれど。
単に、「昔の人は今の基準からするとずいぶん荒唐無稽で、いみじき人々だったのだなあ」という面白さだけでなくて、自力救済社会の構成原理と思想というもう少しマクロな視点からも、中世社会を知ることって面白いのだなあと思わされます。

歴史を知ることの面白さの一つとしては、例えば
日本のおカイコさん-2/富岡製糸場への疑問 | 蝉の日和見
の方が書かれている

歴史の「良い事」は、たくさんの「悪い事」とそれを改善しようとする強い意志からできている。
というような多面性というか重層性というかから現れる人間ドラマではないかと。
もちろん、一つのストーリーとしての「理解」に回収してしまいがちな危険性は十分にわきまえた上で、ですが。

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