70年前の個人的手記ですら隠蔽した防衛省
「大江回想録」の北坦村虐殺事件に関する記述 - 誰かの妄想・はてな版
こちら経由で知って。
→「公表をはばかる内容なので公表できません」 - 八路軍研究メモ
村を攻撃したときに地下道に避難した住民800人以上を毒ガスで殺した事件に関する記述があるそうなのですが。
防衛研究所史料閲覧室によると、
「以前は閲覧できましたが、遺族の希望により、平成17年から閲覧不可になりました」
「そこには公表をはばかる内容が書かれているので公表できません」
と言われたとのこと。
ある資料については、わざわざ「袋とじ」にして見せないようにしているとか。成人男性向けの恥ずかしい本みたい…。
日本の戦争犯罪について、よく
・証拠がない、発見できない → やってない
とかいう弁解が出るわけですが、ホント、信用ならないですね。
70年以上前の一軍人の手記にすぎないのに、この処理。どれだけ自分たちの過去を気にしているのか。
一応、自衛隊は、建前上は旧軍とは連続性はないことになっているんじゃなかったっけ?
今もなお、戦争で被害を受けた人たちが抗議や謝罪・賠償請求をしていることについて、
・何で今更?本当ならもっと以前から訴えていたはずだろう?
・昔のことをいつまで言い続けるのだ
という類の批判をする人たちがいますけど、そういう言葉は防衛省に向けた方がいいんじゃないでしょうか。
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