本日の備忘録
「元慰安婦 初の証言」 記事に事実のねじ曲げない:朝日新聞デジタル(2014年8月5日05時00分)
この件、朝日新聞は頑張っていると思うのですが。
キーセン学校は宴席での芸事を学ぶ施設だ。韓国での研究によると、学校を出て資格を得たキーセンと遊郭で働く遊女とは区別されていた。ほほう、なるほどなあ。
NHKが放映している韓国の時代劇ドラマにはしばしばキーセンが登場して、性的な意味合いを含む扱いをされたりしていたので、遊女のように性的サービスと一体化しているものかと漠然と思っていましたが、厳密には区別があるんですね。舞妓さんや芸妓さんと同じような感じでしょうか。
パットン大戦車軍団 - 作品 - Yahoo!映画
たまたま無料販促中だったイマジカBSで見ました。1970年の作品なのに映像がきれいでびっくり。
正義の戦争大勝利万歳みたいなお気楽戦争映画かと思っていたら、パットン将軍の人格と重ね合わせて戦争の無残さや理不尽さも描かれていて味わいがありました。
原題は、ただ Patton というだけで、実際、パットン将軍の伝記みたいなストーリーなので、「大戦車軍団」はミスリーディング。
映画自体は、ロンメルやモンゴメリが出てきたり、D-Day前後の戦況が出てきたりするので、ヨーロッパ戦線の予備知識があった方が絶対楽しめます。NHKの大河ドラマみたいに親切じゃないので。
一つ感心したのが、パットン将軍が一人の傷病兵を「臆病者!」と殴ったことの責任を問われ、それが失脚に繋がっていくという描写。
こんなこと、日本軍で起こっただろうか…という。
また、パットン将軍のこうした部下の虐待や英ソなど他の連合国への問題発言などがスキャンダルとして報道され、また報道記者からはパットン将軍に厳しい質問が飛ぶんですよね。結果、パットンは言動を抑制せざるを得ない。
こんなこと、日本で可能だっただろうか…という。
いや、映画の中の話ではあるのですが、思わず彼我の差を――現代の我々の状況と比してすら――改めて考えさせられたのでした。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 日本大使館、正しい日本理解「日本は検閲の国」というイメージ広報に成功。(2019.11.06)
- 伊勢市教委、日本の戦争責任批判・犠牲者の鎮魂は許さないという姿勢を明瞭にする。(2019.10.31)
- 歴史修正主義の走狗となりアメリカで破廉恥な圧力を掛ける日本外務省(2019.10.30)
- 反天皇や日本の戦争責任を問う展示は中止、朝鮮人差別の展示は続行。(2019.10.28)
- 朝鮮学校の無償化訴訟、東京と大阪で敗訴が確定。(2019.09.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント