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2014/11/03

餃子の王将が大連から撤退

・日本の餃子の味が中国で受け入れられなかった
という社長コメント。

・人件費と原材料費の高騰が収益を圧迫した
という京都新聞の記事。これに触れているのは京都新聞だけ。

・大連は餃子の発祥地。大連でなく上海、広州、南京、蘇州など南方なら活路があったかも。
という中国ネットユーザーの意見

日本では餃子の味はどこでもそれほど変わらない。具材も大体同じだけれど、中国ではいろいろあるようだし、家庭の味でもあるようだから、そこに割りこんで王将の餃子というバリューをうまく定着させられなかったということだろうか。いわばお味噌汁を目玉にして外資系レストランが日本に登場する…みたいな。
熊本ラーメンで味千が定着したみたいに、日本版の中華料理?として受け入れられると面白いので再チャレンジしてほしい……と思ったら、味千はもっぱら上海とかの南部だった。やっぱり新しいもの好きの大都会とか、江南など日本食に味が近い辺りとかが合っているのだろうか。

【参考】
味千ラーメン JapanSite:店舗のご案内
味千ラーメン中国店舗一覧表

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【追記】2014年11月6日
本件についてコラムがあったので追記。
「餃子の王将」、なぜ本場中国で失敗したのか | グレーターチャイナ縦横無尽 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト(2014年11月6日)
味やメニュー、店作り、立地などで現地化の方策が不十分だったのではないかという趣旨。
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Yahoo!ニュース - 餃子の王将、中国から撤退 「日本の味受け入れられず」 (朝日新聞デジタル)11月1日(土)0時16分配信

 中華料理チェーン「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する王将フードサービスは31日、海外では唯一店を出していた中国から撤退すると発表した。渡辺直人社長はこの日の決算会見で「日本の餃子の味が、中国では受け入れられなかった」と話した。
 王将は、2005年に中国北部の大連に子会社を設け、一時は6店まで増やしたが、今は3店に減っている。結局、進出して10年間で2億3700万円の赤字だったという。渡辺社長は「3年以内に、『和食としてのギョーザ』で、北米や欧州で再チャレンジしたい」と語った。
 14年9月中間決算は、売上高が前年同期比1・4%増の379億円だったが、純利益は24・9%減の14億円。豚肉の値上がりや、国産の食材への切り替えなどで減益となった。

Yahoo!ニュース - 【中国】「餃子の王将」中国撤退、大連子会社を解散へ (NNA)11月3日(月)8時30分配信
 中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)は10月31日、中国で直営レストランを運営する王将餃子(大連)餐飲を解散すると発表した。本場中国にあえて餃子で挑み、王将ブランドの浸透を目指してきたが、設立から10期目の年度末を迎えるのを節目に中国市場から撤退する。
 王将餃子(大連)は、王将フードサービスの100%子会社。2005年1月に遼寧省大連市で設立し、7月に同市で1号店を出店。最盛期には同市内で6店舗を構えたが、業績が低迷し、現在は3店舗まで縮小している。本社担当者は「現地消費者の好みに合ったメニューを提案できず、日本人向けから脱却できなかった」と説明した。
 準備が整い次第、解散の手続きを開始する。大連は唯一の海外事業だったが、今後も引き続き海外への再展開を模索していく方針だ。<大連>

Yahoo!ニュース - 王将、中国から撤退へ 大連の運営子会社を解散 (京都新聞)10月31日(金)22時19分配信
 王将フードサービスは31日の臨時取締役会で、中国・大連市のレストラン運営子会社を解散し、中国市場から撤退する方針を決めた。中国の経済成長に伴う物価上昇などを受けて業績が伸び悩んでいるためとしている。解散時期は未定。
 同社は2005年に大連市に全額出資子会社を設立し、中国に進出した。日系人や現地の富裕層をターゲットに、日本と同じ「餃子(ぎょうざ)の王将」の店舗名でピーク時は中国国内に6店舗を運営していた。料理の下ごしらえをする自社工場も設け、焼きギョーザやチャーハンに加え、中国限定の丼物などを提供してきた。
 しかし人件費や原材料価格の高騰が利益を圧迫していたことから解散を決めた。解散の時期は未定。同社は「現地で得たノウハウを国内店舗に生かし、海外観光客の取り込みなどにつなげたい」(広報担当)としている。

Yahoo!ニュース - 「餃子の王将」が中国撤退決定、中国ネットは「中国では寿司だろ」「中国で餃子を売るなんて…」 (XINHUA.JP)11月2日(日)20時35分配信
シンガポールメディア・聯合早報は1日、日本の大手飲食チェーン店「餃子の王将」が、中国・大連市にある最後の1店舗の閉店を決定したと報じた。
この店舗は同社唯一の海外店舗。同社の渡辺直人社長は10月31日の記者会見で「日本のギョウザの味が、中国では受け入れられなかった」とコメントした。
日本新聞網は、「餃子の王将」が経営する中国料理チェーン店は、ラーメンや炒め料理のほかに、主力商品として焼きギョウザを提供していたと紹介。2005年に海外進出を開始して大連に子会社を設立、最も多い時期で6店舗を構えたが、中国の消費者には受け入れられず、この数年で店舗数が次第に減少、1店舗が残るのみとなっていたとした。
渡辺社長は、大連の子会社がこの10年間で2億3700万円の赤字を出したと発表。一方で、中国では失敗したものの、今後3年以内に欧米市場の開拓にチャレンジすることも明かした。
この報道に対して、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられた。
「中国でギョウザを売るなんて、死にに行くようなもの。日本人の多い上海ならまだ活路があったかもしれないけど」
「なんという市場の選び方だ。広州や南京、蘇州に行けばいいのに」
「こういうのは南方でやればいいのに。大連でギョウザを売るなんて……」
「大連で見かけたことがあるが、偽物だと思っていた。まさか本物だったとは」
「中国では寿司をやるべき」
「ギョウザの発祥地でギョウザを売るなんて。そりゃ失敗するわ」
「ハルビンに王将ラーメンっていうのがあるけど、あれは商標権を侵害しているのかな」
「日本で仕方なく食べていたのに、誰が中国に帰ってまで食べるか」
一方、少数ながら惜別の念を示すユーザーも見られた。
「なくならないで……」
「好きだったのに。場所選びが悪かったんだな」
(編集翻訳 城山俊樹)

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