大阪市交通局長の話の続報
1.藤本局長が、イベント会社をしているお友達に「アンタのところに頼むわ」と勝手に口約束した
2.交通局内部から「これ止めましょう」という話が出て取りやめになった
3.お友達には、キャンセル料として、税金を800万円ポンと出してあげた
ということだそうです。
……これって、藤本局長がポケットマネーで800万円出してあげるべき話じゃないですかね?
この事案をきっかけにして、
1.交通局の随契の88.5%が内規違反だったことが明るみに出る
2.契約管財局の調査→外部監察チームの調査へと、どんどん話が大きくなる
というわけで、交通局全体を巻き込む藤本局長の捨て身の攻撃力には舌を巻きますな…。
大阪市交通局長、事前に発注約束 イベント中止問題:朝日新聞デジタル(2014年12月16日18時38分)
大阪市交通局が中止したイベントに800万円を随意契約で支払った問題で、藤本昌信交通局長が事前に発注を約束していたことがわかった。発注の約束は口頭で、公文書は作成していなかった。市契約管財局は16日、外部有識者で構成する市入札等監視委員会で報告。「意思形成プロセスが不明確だ」と指摘する第2次中間報告を公表した。問題のイベントは、昨年10月に地下鉄駅構内に芸術作品を展示し、終電後にカクテルパーティーを行う内容。藤本局長は昨年4月、知人からの提案で実施を決め、翌5月に知人が関わるイベント制作会社に発注を約束した。内容に内部から異論が出て昨年9月に中止を決め、キャンセル料などのため翌10月に随契で800万円を支払った。契約書は「調査研究」の名目で5月に結んだように装った。
市契約管財局は「契約と中身が一致していない」と指摘。800万円の金額の妥当性についても更なる説明を求めた。入札等監視委員会の委員からも「最初からイベントありきで契約が結ばれている。順番が逆で、手続き的にもおかしい」という意見が出た。
市契約管財局は藤本局長から事情を聴く必要があると判断し、弁護士で作る外部監察チームに調査を依頼する方針。入札等監視委は外部監察チームの結果を踏まえ、来年1月中にも最終報告をまとめる考えだ。外部調査には、局長の知人がデザインした壁画作品を選んだ公募なども対象にする予定。
中間報告では、交通局が2011年4月から14年9月までに結んだ随意契約3225件のうち88・5%の契約事務が審査不十分など市の内規違反だったことも明らかにした。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 日本大使館、正しい日本理解「日本は検閲の国」というイメージ広報に成功。(2019.11.06)
- 伊勢市教委、日本の戦争責任批判・犠牲者の鎮魂は許さないという姿勢を明瞭にする。(2019.10.31)
- 歴史修正主義の走狗となりアメリカで破廉恥な圧力を掛ける日本外務省(2019.10.30)
- 反天皇や日本の戦争責任を問う展示は中止、朝鮮人差別の展示は続行。(2019.10.28)
- 朝鮮学校の無償化訴訟、東京と大阪で敗訴が確定。(2019.09.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント