« 暴君。オレのものはオレのもの。お前のものもオレのもの。 | トップページ | ニュースいろいろブクマ »

2015/02/27

1万4千字を書き起こした。疲れた…。

2015年2月25日(水)「資料から読み解く慰安婦問題」(探究モード) - 荻上チキ・Session-22

こちらのポッドキャスト配信をダウンロードして、書き起こしました。
発言のそのままではなくて、後での読み取りの便を考えて文末表現などを整形しながら作ったけれど、疲れた。
5時間ぐらいかかった。
ご入り用の方はご連絡下さい。

林氏は、資料の扱い方として、文書と証言を一つ一つ吟味しそれらを複数照合させながら一つの歴史的な事実を浮かび上がらせるという歴史学の方法について、慰安婦研究という実例を通して示していました。
歴史研究のものすごさについては常々経済史や技術史の分野の文献を眺めても痛感するところのものなので、今回も非常に頭が下がるのですが、とても丁寧に、門外漢向けに解説されたと思いました。

梁氏のお話も、聞き取りを実際にされた中で感じられたことやその証言の意味の解題、そして証言の吟味も含めて多面的な話に及んで大変興味深かったです。インタビューや面接調査への含意もあったなあと。
「被害者証言が多数ある」という紹介に対して「今ある証言は実態と比べれば正に点にすぎない」と言われたのは印象的でした。
被害者の証言が多数あるという言い方には慰安婦問題を否定する人たちに対するアピールという意味合いがあるわけですけれども、それでも、この言い方には問題があるということは全くその通りで、今回林氏が述べたように、慰安婦・慰安所に関する資料は厖大なものが集められてきているとはいうものの、それですら「実態」の詳細を知るにはほど遠いほどの広範かつ巨大な対象であるのだなあと改めて思わされました。
この、日本の占領地域全体に広がった途方もない巨大さはもちろんのこと、それに巻き込まれた個々人にとっては正に自分の全存在・現実の全てを覆い尽くした出来事だったという意味での個々人にとっての巨大さと深刻さもあって、この二つの重さを再確認させられた放送でした。


« 暴君。オレのものはオレのもの。お前のものもオレのもの。 | トップページ | ニュースいろいろブクマ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/83801/61200880

この記事へのトラックバック一覧です: 1万4千字を書き起こした。疲れた…。:

« 暴君。オレのものはオレのもの。お前のものもオレのもの。 | トップページ | ニュースいろいろブクマ »