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2015/05/31

昔から役所と政治家はこうだったのだろうか?

ひどい話だと思うのだけれど。この問題が発覚した経緯が気になる。
時事ドットコム:不適切資料を謝罪=派遣法改正案で-塩崎厚労相

 塩崎恭久厚生労働相は29日の閣議後記者会見で、国会審議中の労働者派遣法改正案をめぐり、議員への説明用に作成した資料に不適切な表現があったことを認めた。その上で「派遣で働いておられる方々、その他不快な思いをされた方々におわびしたい」と謝罪した。
 問題の資料は、厚労省の事務方が作成。一部業種を除いて企業による派遣受け入れ期間を最長3年とした現行法が改正されない場合、「大量の派遣労働者が失業する恐れがある」「訴訟が乱発される恐れがある」などと記載していた。また、表現や内容の異なる資料を作り、議員の所属政党などに応じて使い分けていた。
 塩崎厚労相は会見で、再発防止を全省に指示したことを明らかにした。(2015/05/29-12:26)
近年、こういう偏見や本音をむき出しにした文書が報道されることが増えたような気がする。古い有名な例では三矢作戦とか思い出すけれど。
役所や官僚が本音をむき出しにした文書を作ること自体は悪いことではないと思うし、むしろその方がわかりやすいし議論しやすいと思う。しかし「表現や内容の異なる資料を作り、議員の所属政党などに応じて使い分けていた」というのは悪質だし、そもそも卑怯だ。二枚舌を使いたくなる気持ちは非常によく分かるが、民間ならいざ知らず、公共部門の制度設計を担う人間が嘘を使い回すことはやってはいけない。それは国民を裏切ることだしそもそも役人としての矜恃がない。役人は政治家(有権者の代表)に対して常に正面から論戦を挑み説得するスタンスでいなければならないと思う。


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