このフィッシングには引っかかる
漠然と想像していたレベルを遙かに超えていたのでメモ。
1.差出人も偽装されている。実在。
2.内容も全く普通のよくある業務メール。しかも偽装した差出人がいかにも出しそうなもの。
3.ウィルスチェッカーが反応しないマクロを仕込んだエクセルファイル(しかもxls)
日常的な業務ルーチンに入ったモードでこんなのを受け取ったら、引っかからない方がおかしい。
率直に言って、業務中の現実的な対処法として何ができるのか、頭を抱えるレベル。
ツイッターでこれを出した上原哲太郎氏(現在立命館大学教授とのこと)には、
「こんなメールに引っかかる方が馬鹿」
という趣旨の反論が寄せられているが、そういう人はまともに組織内で仕事をしたことがないのだろうかと逆に不思議に思う。
また、
「年金機構の職員をかばっている」
という趣旨の批判も見られるが、それも的を外したゲスの勘ぐりというものだ。氏のツイートの趣旨は、この種の攻撃の現状は一般に思われているよりも遙かに巧妙化しており、その実情をまず知ってからでなければ有益な対策や責任追及もできないだろうというところにあるのだと思われる。また同時に、一般の甘い認識に対して警鐘を鳴らす意味もあるだろう。
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