NHKは意図的だったのね、という話。
【画像集】ロキノン系の女王・椎名林檎の「フジロック」での演奏で、ファンが旭日旗・日章旗振りまくり炎上 - NAVER まとめ(更新日: 2015年07月26日)
この件。
椎名氏は2014年6月にサッカーワールドカップに合わせて NIPPON という曲を発表している。
【動画】椎名林檎、2014W杯・NHKサッカーテーマソング『NIPPON』リリース | ニュース - ファッションプレス(日時:2014-06-17 11:35)
今作はNHKからの依頼を受け、制作された新曲だ。
この NIPPON という曲からはウヨウヨしい感じがして、椎名さんってそういう人だったのねえと思ったのを覚えている。
NHKとしては、予想外にウヨウヨしい曲になってしまってちょっとびっくりしたぐらいのことかと思っていたが、上記のまとめ記事を手がかりにちょっと検索すると、実は以前からそういう人だったことが分かった。
これには反論意見もあって、
・ファッションでやっていること
・以前は共産党のイメージを使ったこともあり、政治的な装いを使っているだけ
・本人の意向ではなく周囲のプロモーション
という話もある。でもまあ見たところ風刺性も反逆性も感じられないし、ひいき目に見ても、何となくとんがっていてかっこいいぐらいの、無批判・無自覚なお遊びにしか見えないので、たぶん愛国的な人々にすぐ取り込まれてしまうのだろうと思う。
話を戻すと、椎名氏は2008年頃には旭日旗をモチーフにしたグッズを作ったりしているらしい。愛車にヒトラーと名付けたりもしていたそうだ。
今回も思ったことだけれど、こういう改変・改ざんに、右翼や愛国者の人たちは抗議しないのだろうか。日の丸・君が代をファッションや利己的宣伝の道具にし、あろう事か改ざんまでもしてしまうのだから、冒涜以外の何者でもないと思うのだけれど。
もっとも、彼らの中にも、街宣右翼のようにそもそも日の丸・君が代はメシのタネでしかないという人は非常に多いわけで、だから何も感じないのかもしれない。
あるいは、右翼的には彼女の改変・改ざんはOK、問題ないのかもしれない。だとすれば、彼女を擁護する「ファッションでやっていること」という反論は無力だということだ。右翼人士も認める真性の右翼的パフォーマンスということになるわけだから。
しかし、天皇家の紋章を改変・改ざんすることと同じような冒涜ではないか、と私は思うのだけれども。
以前、道案内として床に日の丸を投影した美術館が問題視された事件があったが、アレよりももっと罪深いのではないか。少なくともあれは罪がなかったが、椎名氏らは商売ネタとして日本の旗をいじくっており、私利私欲のために国の象徴をもてあそんでいるからだ。
もっとも、椎名氏も絶対に天皇家の紋章を改変・改ざんしたりはしないだろう。それがタブーだと知っているからだ。つまり、彼女らも「ファッション」で遊んでいるのだとしても、所詮は愛国趣味の人たちの許容範囲の中でじゃれているに過ぎない。いわばお遊戯としてのロックだということなのだろう。
まあ、ミリタリーな趣味の人たちが所詮はイノセントなおもちゃ好きで、軍拡・排外主義の使い勝手のいい道具でしかないのと同じようなものだ。
ともあれ、NHKは椎名氏のこういう実績を知った上で、彼女に依頼したのだろう。まさに道具としてのロックミュージシャン。
2012年から安倍内閣。2014年1月には籾井氏がNHK会長になっている。
組織の人間というのはそういうものなのだなあと改めて思わされることである。
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