マーク・トウェインの言葉らしいのだが
人生は短い。ルールに縛られることはない。 すぐに許してあげなさい。 ゆっくりキスをして、本当に愛してあげなさい。 笑うときは誰はばかることなく笑って、あなたをほほえませる何物に対しても決して後悔してはいけない。出所はどこにあるのだろうか。
見かけたのは、日本共産党参議院議員の大門みきし氏のfacebook、2015年6月15日付の書き込み。
大門みきし | Facebook
たまたま見かけたが、大門氏の人柄が感じられてなかなかいい。
日記のような短文なのだが、どことなく心がほっこりするようなエピソードと本の紹介。
「イイ話」というのはいかにもフェイスブックらしいのだが、なぜかよくネタにされる「いかにもフェイスブックないい話」にある作り話くささががない。
まあ、単に自分の好みに合っているだけということかもしれないけれど。
話は戻って、マーク・トウェインのものだという上記の言葉。
ちょっと検索すると、「マーク・トウェインの哲学」とか「マーク・トウェインの名言」とかいう感じのページがいくつかヒットする。
しかし、彼のどの文章から引いたのかという典拠は記されていない。
こういう「いい言葉」はミーム化して出所不明になりがちだから、いちいち原典を記すべきだと思うのだけれど。
分かればその本を買うか借りるかしようと思ったのになあ…。
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追記(2016年5月13日)
英語圏でもこの言葉は氾濫しているようだが、マークトウェインの言葉かどうか疑う声がたくさんある。
いろいろな警句の寄せ集めではないかという意見もちらほらある。
マークトウェインがこんな安っぽいロマンチックな言葉を書くわけがないという意見もいくつか見た。
ただ、この一節の成立過程についての情報は得られなかった。
ネットミームではないかと思うので、古いものを探っていけばある程度のことは推測できるかもしれないけれど…。
で、日本語で
「原典は、Mark Twainの言葉となっていますが、いろんな書籍の言葉を寄せ集めたもののようです」
と書いている人がいた。もっとも、この人も根拠があるわけではなさそうだけれど。
投稿日は2011年07月03日となっている。
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