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2015/10/06

面白いのでブクマ

米記者から「出来レース」批判された安倍首相国連会見  - iAsia(2015年10月 5日 14:38)

この記事、自分で取材しているようだ。

外国人記者がシナリオを外れて質問したことに対し、

会見場にいた日本人記者全員が「予定外」の質問にざわめきたったのだ。
というところが面白い。

さらに、これらの質問への返答に手間取り、会見が途中で終わったくだりのも面白い。

想定外の質問に、安倍総理は明確な返答が出来ず、その後、テレビ朝日の記者の質問は行われずに会見は中止となった。納得がいかない外国メディアの記者たちと対照的に、日本人記者たちは、広報官に挨拶をするなどして足早に会見場を立ち去ったという。

で、外国メディアの記者たちのコメントが面白いので抜粋。なお強調は私が付けたもの。

「質問事項をあらかじめ提出しろということですから驚きました。そんなことは、アメリカでは記者倫理に違反する行為です。ところが、それは日本の政府と記者との間では常に行われていることだというではありませんか。本気かよ?と思ったのは私だけじゃありませんよ」
記者会見というのは市民を代表してジャーナリストが権力者に挑む場だというのは、アメリカにおいては一般の人も知っている常識です。しかし、残念ながら、日本の権力者の会見はそうではなかった。質問内容は権力側が予め検閲し、その答弁は予め準備されており、会見はその通りに行われる...ちょっと信じられません」
この記事は報道機関を戒めてまとめているけれど、考えてみればこの種の心性は広く日本社会一般に浸透しているような気がする。指導者が下されるご判断をありがたく拝聴するという態度は日本だけでなく中国や朝鮮半島も含む東アジア界隈の習性のように思ったりもするけれど、どうなんだろうね。

そう思うと報道機関を批判すると同時に、自分の意識と実践とをも改めていくことが大切だと思うのだが、そういう対立的な場での応酬を経験する機会が少ないのではないかとも思う。場数を踏んでいないというか。本来は対立関係のはずなのに、それを直視しないで、優越する立場の人たちに迎合してしまうという面もあるだろう。

で、唐突だけれども、労働組合で団体交渉をもっと活発にやり、多くの人が参加するようになればいいなあ…と思ったのだった。


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