ブクマ:なぜか公安絡みばかり2件。
ブクマからですが。
●琉球朝日放送 報道制作部 ニュースQプラス » 機動隊とのもみ合いその直前に(2015年11月5日 18時35分)
基地建設に抗議していた男性が、ここです、機動隊員を蹴ったとして公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕されました。映像が「いかにも。」
しかしよく見ると、その直前、背後の機動隊員が手を伸ばし、男性を押しているのがわかります。
宜野座村に住む64歳のこの男性は、基地建設への抗議行動に参加していましたが、この時、路肩付近で機動隊ともみ合っていた市民らに、歩道へ下がるよう指示を出している様子がわかります。
そこに、背後から白い手袋をした機動隊員の手が伸び、不意を突かれた男性はよろけています。その後、足を出した男性は公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕されました。男性は容疑を否認しています。
機動隊員が挑発し、それに反応してしまうと……。
待ちかねたかのように、集団で一斉に襲いかかる機動隊員たちの様子を見ると、訓練された猟犬の群れのイメージがかぶってくる。
ニュースのナレーターの指摘。
政府は、「暴力に訴えるような激しい抗議があるため」と、昨日から警視庁の機動隊員を現場に投入しています。当たり前すぎる正論。まあ、公安っていつもそうなのだけれど。暴力装置の尖兵である彼らの本質が垣間見える。
ただ、映像を見る限り、先に手を出しているのは機動隊員です。本来は現場が混乱しないようにするための機動隊員。自ら挑発するような警備は絶対にあってはなりません。
沖縄県民の強い反対、県庁まで動かす強い意志を、強権と暴力で圧殺する政府。
これほどまでの強い反対にすらこのような対応なのだから、我々に対してどのような態度で出てくるのかは推して知るべしである。
******
●「この国ちょっとおかしな方向に行き始めている」ピーター・バラカン|☆着物リメイク☆ 京 ☆(2015-10-31)
憲法9条のTシャツを着て歩いていたら警官に職質されたという気持ち悪い話。
戦前の憲兵に回帰するまであと一息ですな。……てか、順法精神に富んだ人を危険視し、誰何する警察って、一体彼らは何を守っているんですかね。
東京FMの「The Lifestyle MUSEUM」という番組(10月16日放送)で、ピーター・パラカン氏が語ったことみたい。
珍しく広尾の方から六本木に向かって有栖川公園の脇を歩いていると、警官の台詞が意味不明だし、意図もよく分からない。「抗議」が何への抗議を、どのような活動を指すのか不明だし、「知っていた方がいい」のも誰が、何をという点が分からない。
まずひとりの警官にちょっと変な目で見られて、
僕今日怪しい雰囲気を発しているのかな?と、一瞬思ったんです。もうちょっと先を歩くと、中国大使館のすぐ手前の所で、
2人の警官に止められました。「あれ?どうしたんですか?」と言ったら
「今日これから抗議をする予定ですか?」と聞かれたんですね。
特にそんなことはないし「何故そんなことを聞くんですか?」と問うと
「9条のTシャツを着ているから」と言う。僕は自分のフェスティバルのTシャツか
9条のTシャツのどちらかをほぼ毎日着ているので、
「それがどうしたんですか?」と聞くと
「もしこれから抗議に行くのなら知っていた方がいいと思って」とか言うんです。
けれど、「9条のTシャツを着ているから」という説明は、彼らが護憲的な人々をどう見ているのかがよく現れている。
まあ、平常運転の公安そのものだけれども、権力の暴力装置が、誰を警戒し、誰に暴力の矛先を向けているのかが良く現れた一幕だと言えよう。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 日本大使館、正しい日本理解「日本は検閲の国」というイメージ広報に成功。(2019.11.06)
- 伊勢市教委、日本の戦争責任批判・犠牲者の鎮魂は許さないという姿勢を明瞭にする。(2019.10.31)
- 歴史修正主義の走狗となりアメリカで破廉恥な圧力を掛ける日本外務省(2019.10.30)
- 反天皇や日本の戦争責任を問う展示は中止、朝鮮人差別の展示は続行。(2019.10.28)
- 朝鮮学校の無償化訴訟、東京と大阪で敗訴が確定。(2019.09.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント