とりあえずメモ:名誉毀損を刑法犯とすることへの異論と朴裕河氏起訴への反応
朴裕河氏の名誉毀損での起訴については権力による言論弾圧という危険性を感じつつも、元慰安婦の人たちからの強い反発と告訴という事態があり、両義的性質があるなあと感じたまま、あまりフォローもしていなかった。
また、それ以前から名誉毀損には民事と刑事の両方があるのが不思議で、刑法犯とするのは過剰なのではないかという疑問を持っていた。
……だったら学説を調べたらいいだろう!という批判は当然受けなければならないんだけど。
で、ヒントになりそうな視点が示されていたのでメモ。
「朴裕河氏の起訴に対する抗議声明」に対する違和感と本来何を問題とすべきだったかについて - 誰かの妄想・はてな版
以下は私の直感的な感想にすぎない。
率直に言って、朴裕河氏の著作の内容に踏み込んで氏を擁護するのはいろいろと問題が多そうだと感じている。だから、今回の著名人による抗議声明にはかなりがっかりさせられた。割とまともな人たちが多く入っているのでなおさら。
私も人のことは言えないけれども、著書の内容と従軍慰安婦問題の文脈を踏まえているのだろうかという気がする。それでもなお朴氏の起訴を批判するならば、内容の如何を問わず権力が言論弾圧すべきではないという立場を取るのが一番無難(語弊があるけれど…)ではなかろうか。これは産経支局長の起訴への反対と同じ立場になる。支局長の言動は下劣きわまるものではあったが、それでもなお起訴は弾圧であるという理路と基本的には同じことだ。
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