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2016/01/08

萌え絵のポルノ性についてのtogetterまとめがあった

とりあえずリンク先をメモしておく。

各種メディアに溢れ返る"萌えエロ絵"ないし"萌えポルノ"の悪質性 - Togetterまとめ

上で紹介されていた別のリンク。
上の「まとめ」の論調には対立していて、おまけに紹介者のツイートの文脈とはかなり異なる論説のように見えるのだが。

「性欲」を支配したい性嫌悪と「生殖」に囚われた性嫌悪について - messy|メッシー

「おっぱい募金」への反対運動を、「性欲を健全化し、生殖を管理したい」という「健全化」と「管理」の欲望の表れだとし、それはマイノリティーの差別迫害につながると批判している。ちょっと穿ちすぎというか藁人形論法っぽく見えるけれど。

*****
上の人は「萌え絵」を糖衣にくるまれた毒薬や「命名される前のセクハラ」にたとえたりしている。私も似た印象を持っていて、「萌え絵」は薄められた毒ガスというか、日本を薄く覆う大気汚染のようなもののように感じている。

ミンキーモモなどの時代には、まだ性的な眼差しは公然とは露出されていなかった。しかし今はそれがすっかり市民権を得て、その眼差しの対象となる女性ですら美意識やアイデンティティにそれを内面化するようになった。その表出の一つが「おっぱい募金」などの活動だと思うのだけれど。

こうした解釈とは別に、「おっぱい募金」を支持する立場の中には、性の自己決定=私の身体の処分は私が自由に行ってよいという考え方もある。なぜ性的サービスを売ってはいけないのかという観点につながる。他方、ヨーロッパには売春の合法化という動きがあり、それは性産業従事者の人権擁護というある種の緊急避難的な根拠がある。これらは相互に補完的でもあり対立的でもある主張を含んでいる。結論的には性的サービスの商品化を支持する論拠が相互に矛盾対立する主張を含んでいるのは興味深いことではある。


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