「五十六神話」と鹿屋航空基地史料館
「五十六神話」→「日独同盟に反対し陸軍と対立、アメリカとの開戦を望まぬまま国のため戦った悲劇の軍人」
「(山本が身を賭して反対した)三国同盟に日本が参加したから米国は敵対した」
「大使館の不手際で通達が遅れたせいで真珠湾奇襲はだまし討ちとなり、アメリカ人を本気で怒らせ、早期講和の目論見が挫折した」
二点とも、ちょっと調べれば簡単にわかる道理だから、ネット右翼以外の御仁が大真面目に主張するとも思えない。いや、鹿屋航空基地史料館の展示が正にそんな感じです。
ああ、海自がネット右翼の一員かもしれません、確かに。
以前、
こんなふうに利用されるから知覧は世界記憶遺産になれない: 思いついたことをなんでも書いていくブログ
というエントリで、陸自の幹部候補生学校が香ばしすぎる件を話題にしましたが、海自も似たり寄ったりだという…。
自衛隊がこんなていたらくだから、余計に9条改憲に賛成できないわけですよ。旧軍と同じように愚かで危険な武装組織が跋扈する社会なんて怖すぎて。改憲したいのなら、まずは自衛隊が徹底した旧体制批判のもとに自己規定する組織にしてから話を出してもらいたいものです。
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