サービス残業は会社が万引きしてるのと同じ
サービス残業で未払い 昨年度142億円余に NHKニュース(3月7日 4時06分)
従業員にいわゆる「サービス残業」をさせたとして、労働基準監督署の指導を受け、100万円以上の残業代を支払った企業は、昨年度、全国でおよそ1300社になり対象になった従業員は過去最も多い20万人余りに上りました。要するに、この142億円は氷山の一角に過ぎないということですね。
厚生労働省によりますと、残業代や休日出勤の割増賃金を従業員に支払わず、「サービス残業」をさせたとして、労働基準監督署の指導を受け、100万円以上の残業代を支払った企業は、昨年度、1329社に上りました。
前の年に比べて88社減りましたが、大手企業が労務管理システムの不備で残業代の一部を一律に支払っていないケースがあったことなどから、対象になった従業員は20万3507人と調査を始めた平成14年以降で最も多くなりました。
未払いとなっていた残業代は合わせて142億4576万円に上り、なかには14億円余りの残業代を支払っていなかった企業もありました。
厚生労働省は「残業代の未払いはあってはならないことで、指導を徹底していきたい」としています。
給与・賃金は労働者にとっての売上であり、労働というサービスの料金であるわけです。
会社の売上を横領されたり店の商品を万引きされたりして怒らない経営幹部はいないと思うんだけど、労働サービスへの代金未払いは平気でやるわけですよ。
経営哲学とか偉そうに語る暇があるなら、まずは小学生でも知ってる「万引きしちゃダメ」というルールを守ってもらいたいものです。
それと、サービス残業は代金未払いなので、きちんと請求しましょう。お客さんに請求書出すのは正しい商行為ですから。
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