変わらぬ女性蔑視
ミス日本候補者に農相が冗談連発 自身の発言も笑いに - 共同通信 47NEWS(2016/12/2 17:26)
山本有二農相は2日、ミス日本の最終候補者9人の表敬訪問を受け、「(次期米大統領の)トランプさんを旦那さんにしていいと思う人は?」などと上機嫌で冗談を連発した。また「あんなとんでもない発言をしても、民主主義はああいう人が選ばれていく」と感想を述べた上で、「私も発言で失敗しちゃったんで」と、笑いを誘う一幕もあった。初めて読んだとき、あまりに山本農相っぽいので嘘ニュースかと思ったのだが、共同通信配信だったので目をむいた。表敬訪問は農林水産省の大臣室で行われた。農相はトランプ氏に関し「3度目の結婚できれいな奥さんが隣にいる」などとし、「日本のこういう美しい人はひょっとしてみんな手を挙げるのではないかと」などと述べた。
「トランプさんを旦那さんにしていいと思う人は?」
などという愚劣で露骨な蔑視にさらされ続けて、この女性たちは何を感じただろうか。
そもそも、ミス日本候補者がなぜ農水大臣を表敬したのだろうか。ひょっとすると、女の品評会で見世物になる精神力を養うための試練だったりして(我ながら誰への嫌みなんだかわからんな…)。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 日本大使館、正しい日本理解「日本は検閲の国」というイメージ広報に成功。(2019.11.06)
- 伊勢市教委、日本の戦争責任批判・犠牲者の鎮魂は許さないという姿勢を明瞭にする。(2019.10.31)
- 歴史修正主義の走狗となりアメリカで破廉恥な圧力を掛ける日本外務省(2019.10.30)
- 反天皇や日本の戦争責任を問う展示は中止、朝鮮人差別の展示は続行。(2019.10.28)
- 朝鮮学校の無償化訴訟、東京と大阪で敗訴が確定。(2019.09.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント