ヘイト扇動記事のはずが。
韓国人飼い主のマナーの悪さに日本人が怒り「韓国にはもう犬を送らない」=「犬を食べようが食べまいが、韓国は犬が暮らしにくい国」―韓国ネット- Record China(配信日時:2017年5月27日(土) 12時0分)
1.韓国人客のモラルの低さに憤った日本の店が「韓国には売らない」と。
2.それらの客のモラルの低さを批判し、韓国社会の未熟さを嘆く韓国人たちの声が高まる
という記事。
中国や韓国へのヘイトが目立つレコードチャイナ。
今回も韓国への悪印象を狙ったとおぼしき記事だが、むしろ韓国社会の正常さを浮き彫りにすることになっている。
むしろ際立つのは、この日本の店のずさんで差別的な対応。質の悪い客を「韓国人」というラベルでくくり、「韓国には売らない」とするのは明確に差別だからだ。この記事の「韓国」を例えば「北海道」とか「東京」とかの別の地名(何なら自分の故郷や愛着のある土地の名前)に置き換えてみれば問題は明らかだろう。
店側のこうした差別的対応に対して怒りもせず、店側の心情を思いやったり、悪質な飼い主らの問題を自分たちの問題として引き受けようとする韓国人らの姿勢は公平で建設的だ。
もちろん韓国内の意見もこうした建設的なものばかりであったはずはないだろう。レコードチャイナが一面的な声だけを紹介している可能性は大いにある。
でもまあ、もし立場を入れ替えて、日本と韓国が入れ替わって韓国の店が「もう日本には売らない」とブログに書き込んだとしたら日本国内でどんな反響があるかなあと思うと、ちょっと彼の国がうらやましくなったりもする。
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