福岡県警の宴会でのセクハラ事件、安倍首相が籠池氏と会っていたという安倍夫人の証言。
福岡県警セクハラ、女性警官悲鳴も「誰も止めず」 - 社会 : 日刊スポーツ
2018年3月2日18時55分
職場の飲み会で部下だった女性警察官にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ罪に問われた、いずれも元福岡県警警部補の於保(おほ)重信被告(59)と枝尾光博被告(58)の公判が2日、福岡地裁であり、同席した男性警察官が証人で出廷した。男性は、女性警察官が抵抗して悲鳴を上げたのに「2人の行為を止める人は誰もいなかった」と証言した。起訴状によると、両被告は県警留置管理課に所属していた2015年9月、福岡市の居酒屋で開かれた懇親会で40代の女性警察官の体を無理やり触ったとされる。
証言によると、懇親会が始まって1時間半ほど過ぎたころ、「いや。やめて」という悲鳴が響き、於保被告が背後から女性警察官を押さえつけ、枝尾被告が両足を開脚させて覆いかぶさっていた。数十秒の出来事だったといい「普段からセクハラはあったが、度が過ぎている」と感じた。
会には同課の計16人が参加していたが、誰も助けなかった。検察、弁護側双方から理由を問われると、男性警察官は「自分の今後の経歴に傷がつく可能性もあり、(課の班長の)於保被告には逆らえなかった」と述べた。別の課員は枝尾被告のスマートフォンで女性の様子を連写したという。
両被告は「わいせつ目的はなかった」と無罪を主張し、弁護側は「宴会芸の一環」としている。(共同)
「普段からセクハラはあった」とのこと。この時点でアウトでしょ。
この宴会での暴行、仮に「わいせつ目的はなかった」「宴会芸の一環」であっても、こんなのダメでしょう。
・班長には逆らえない→被害者を助けなかった
・暴行の様子をスマートフォンで連写。これも皆が見て容認。
地獄ですな。善人たちが作る地獄。我々のおぞましい一面でもある。
強制わいせつ罪の定義:暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をすること
構成要件には、故意があること、わいせつ性の認識が必要とされているので、被告は「わいせつ目的はなかった」と主張しているのでしょう。
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昭恵夫人が籠池氏と会った講演記録首相いら立ち否定 - 社会 : 日刊スポーツ
2018年3月3日9時23分
立憲民主党の福山哲郎氏は参院予算委員会で、安倍首相が学園の籠池泰典前理事長と「会ったことがある」とする昭恵首相夫人の講演記録を入手したと明らかにし、首相を追及した。「妻がどういう答えをしたかは大切な問題ではない」首相は改めて「会っていない」と否定した上で「妻がどういう答えをしたかは大切な問題ではない」と述べた。「私も妻も国有地の売買、認可に関わりはない」と否定。厳しい追及にいら立った様子で「妻がどういう答えをしたかは本質と全く関わりない」と強調した。
「私も妻も国有地の売買、認可に関わりはない」
「妻に詳細を聞いてみる、調査する」とは絶対に言えない。とにかく「会っていない」と強弁するしか出来ない。
「売買、認可に」関わりはないと、「関わり」の範囲を縮小して防衛している。だいぶん後退した。
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