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2018/07/25

東京オリンピック、大東亜戦争となる。

東京五輪まであすで2年 都が暑さ対策で効果を検証(テレ朝News)
2018/07/23 11:59

東京オリンピック開幕まで24日で2年。暑さ対策が大きな課題となっていますが、東京都は23日から暑さ対策の展示を行って効果を検証しています。 フラクタル図形と呼ばれる穴の開いた屋根を持つ日よけは、木陰と同じ原理で風通しを良くするなどして暑さ解消につなげています。東京・日比谷で始まった暑さ対策の展示では、メーカーがミストや日よけなどを出展し、都が冷却効果を検証します。また、都はビッグサイトなどにミストを設置して冷却効果を検証していますが、1度程度の低下だったということです。 小池百合子都知事:「木陰を作る様々な工夫、打ち水、これが意外と効果があるねと、一言でいえば総力戦ということになろうかと思う」 日本の夏を知らずに訪れる外国人観光客に対し、小池知事は暑さ対策の必要性などを「色んな言語で発信していきたい」と話しています。
小池百合子都知事が曰く「一言でいえば総力戦ということになろうかと思う」とのこと。

森喜朗会長が語る、この猛暑が東京五輪成功のカギに - スポーツ : 日刊スポーツ
2018年7月24日9時5分

 2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(81)が23日、都内で単独インタビューに応じた。開幕まで今日24日でちょうど2年となるのを前に、この日、東京では観測史上最高となる気温40・8度を記録。前代未聞の暑さが目の前にある厳しい現状を、チャンスに変えるべきとの考えを示した。これまでも暑さ対策は講じてきたが「想像上ではなく今、現実にある。実際に試すため、生かさない手はない」と机上論ではなく今夏、実証実験を徹底する。

 丸2年後、東京オリンピック(五輪)が開幕しているその日に東京で40度を超え、森会長は自問自答した。「この暑さが来たら本当に、まっとうにやっていけるのか」。

 全国的に熱中症で救急搬送されるケースが多発し、今夏の酷暑は社会問題となっている。しかし、開催時期は国際オリンピック委員会(IOC)が提示し、東京側も織り込み済みで招致した経緯もあり、日程はずらせない。

 現実から目をそらせない状況で「この暑さでやれるという確信を得ないといけない。ある意味、五輪関係者にとってはチャンスで、本当に大丈夫か、どう暑さに打ち勝つか、何の問題もなくやれたかを試すには、こんな機会はない」と語った。

 暑さ対策としてはこれまで、道路の遮熱性舗装、街頭ミスト、会場の大型冷却器、かち割り氷の配布などが検討されている。昔ながらの「打ち水」なども効果があるとし、東京五輪関連イベントではよく紹介されているが、実際に役に立つか、今夏、実証実験に最大限、利用すべきとの考えだ。

 森氏は選手同等にボランティア、競技役員、観衆に心配の目を向けた。「意識、覚悟している」選手とは違い、暑さへの知識が不足している一般客への周知や対策が必要となる。正直に「全て組織委で対策するのは難しい」と語り、「各自治体、各地域もともに考えて連携していかないと」と呼びかけた。

 “ピンチはチャンス”という発想で、暑さ対策で日本のイノベーションを世界に発信する機会とも捉えた。直接的な冷却装置以外にも、観客がスムーズに会場入りできるよう、会場ごとに顔認証システムの導入を目指している。それにより荷物検査時間を減らし、待ち時間を「最長20分」との目標を掲げている。

 今月18日、IOC理事会で承認された競技日程でも、暑さを考慮し男女マラソンが午前7時、50キロ競歩が同6時スタートと決まった。しかし、森氏は「朝5時という案もあった。極論、東京都心は夜も明るいため、夜のレースという意見もあった」と振り返る。斬新なアイデアは実現はしなかった。五輪の開催計画は各競技連盟や団体の思惑が複雑に交錯する。しかし、この酷暑を目の前に、残り2年、思い切った取り組みも必要かもしれない。

 猛暑の危険性ももちろん承知し、人一倍、気を使っている。22日、マスコットの名前発表イベントに参加。会場に到着すると、多くの子どもたちが目に入った。気温は午前11時で約35度。前室で待機中、東京都の小池百合子知事に「今日は暑いから、あいさつは短い方がいい」と話し、実際に本番で簡潔に切り上げた。

 IOCも注視している暑さ対策。「部屋の中で暖房をたいて実験をするわけではない。これが自然で起きていて、逆らうわけにはいかない。この暑さでそっくり2年後、東京で(五輪を)やるということを考えなければならない」と、気を引き締めるように言った。【荻島弘一、三須一紀】

 ◆森喜朗(もり・よしろう)1937年(昭12)7月14日、石川県生まれ。高校までラグビー選手。早大卒。産経新聞社、議員秘書を経て69年の衆院選で初当選。死去した小渕元首相の後継として、00~01年に首相。衆院議員を14期務め、12年に国会議員から引退。13年9月の東京五輪・パラリンピック開催決定を受け、14年に大会組織委員会会長に就任した。

<現状の主な猛暑対策>

 ◆クールスポット 路上競技の観戦客が涼める場所として大型商業施設などを「クールスポット」に指定。今夏、試験的に協力先を募集。

 ◆入場列は直線 会場の入場待ちの列にテントや大型冷風機を設置。列も、熱がこもってしまう従来の「蛇腹」でなく1列に並べ風が当たりやすくする。

 ◆特別舗装 東京都は路面の温度上昇を8~10度抑える舗装をマラソン競技コースを含め136キロで整備する計画で、既に8割超が完了。

 ◆競技日程 暑さを考慮し招致段階の計画を変更。スタート時間を前倒しして男女マラソンは午前7時半を7時に、競歩男子50キロは7時半を6時に、トライアスロンは10時が8時に、ゴルフは9時から7時に。スポーツクライミングは突起物が熱くなってつかめない事態を防ぐために午後4時半~10時に行われる。

猛暑のピークの時期に実施するから対策が大変なわけで、もっと良い時期にすれば元々不要な対策。つまり、経済的にも非効率で膨大なカネを無駄にしているわけである。しかし、
「開催時期は国際オリンピック委員会(IOC)が提示し、東京側も織り込み済みで招致した」
とかいう理由で、日程は動かせないと言う。まあ「インパール侵攻は既定方針で動かせない」とか「日米開戦は不可避」だとかいう話と同じ理屈だなと。

そして、それを「現実から目をそらせない状況」と称して、
「この暑さでやれるという確信を得ないといけない。ある意味、五輪関係者にとってはチャンスで、本当に大丈夫か、どう暑さに打ち勝つか、何の問題もなくやれたかを試すには、こんな機会はない」
と逆転させる。

山崎雅弘氏によれば、日中戦争が始まったとき「中央公論」は巻頭言にこう書いたそうだ。

戦争は軍隊のみならず、国家と国民とが、その全員を、全員の全能力を総動員する、ほとんど唯一の機会である。人間がその能力を極度に使用せねばならぬということは、それを必要ならしめた事態は喜ぶべきでないにしても、国民の性能の試練としては、またとない機会である。
国民は、この機会において、自己の精神力、体力、知力、機械(操作)力、その他の力量の総馬力のいかなるかを知ることを得るのであろう。否、知らしめられるであろう。力量の乏しいものにとっては、誠に好ましからざる機会であるが、力量の豊かであり、確実であるものにとっては、これほど愉快な、又痛快な機会はない。
1937年9月号
というわけで、大会組織委員会の会長は、途方もない災厄を生んだあの戦争に突き進んだときと同じ論理で、組織委員会ばかりでなく、全国の「各自治体、各地域」にも号令を掛けているわけである。

以前に決めた路線、方針に無理があると分かれば、その路線、大方針を修正して、悲惨な結末を避けるというのが合理的だし、そうした大きな決断をするのがトップ、指導者の役割であるわけだが、一旦既定路線だとなれば、どれほど無理だと分かっていても、その無理の中に組織全体を突っ込ませ、関係者を悲惨な末路に追いやる。そして、その悲劇を「困難の中で奮闘する人々のドラマ」として美談とし、責任者は土壇場で逃げ出して失敗の責任は現場に押しつけ、関与を示す証拠は廃棄して、事後には口をつぐんで天寿を全うする。これが、先の大戦で明らかになった日本政府、日本軍指導者らの体質であったわけだが、それと酷似した現象がここに現れていると言えよう。まあ、小池氏にせよ森氏にせよ、日本の戦争犯罪に正面から向き合わない「美しい日本」とかが大好きな人たちなので、彼らが理想とする戦前の軍国主義日本と同じ愚行を犯すのも宜なるかな、なのである。

****************
で、まあ、予言しておくと、2020年の夏は冷夏になるんじゃないかな……と。
そして、東京オリンピック招致委員会が、この日程をPRする際に「理想的な日程」だと掲げた

この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候
になって、「それ見ろ」となるんじゃないかな、と。

東京五輪“酷暑”問題の元凶は招致委員会の嘘だった!「温暖で理想的な気候」とプレゼン、今だに「打ち水で対策」と妄言|LITERA/リテラ

まあ東京五輪招致には買収疑惑もあるし、コンパクトな五輪と言いつつ予算は見積を遙かにオーバーするし種目数は過去最大?に膨れるし、元々ある施設を使うと言いつつ取り壊して新設するし、環境に優しいと言いつつ森を切ったりしているし、本来から嘘を嘘で塗り固めたみたいなイベントではあるんだよね。


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