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2019/04/19

NHKが天照大神(アマテラス)を皇室の祖先だと断言したらしいという話

NHKが天照大神(アマテラス)を皇室の祖先だと断言したらしいという話

日本で天皇教の浸透が進んでいる例としてとりあえずメモ。

NHKニュース「皇室の祖先の「天照大神」がまつられる伊勢神宮」に「NHKは神話と現実を統合?」と話題 - NAVER まとめ

詳細は上記を参照。

元記事。
両陛下 退位前に伊勢神宮参拝の儀式 | NHKニュース(2019年4月18日 20時25分)

更新日時を見ると、上記の「まとめ」に上がった後の時間に訂正されているようだ。

三重県を訪問している天皇皇后両陛下は、今月30日の天皇陛下の退位を前に、18日、皇室の祖先をまつる伊勢神宮に参拝する儀式に臨まれました。

17日から三重県を訪問している両陛下は、18日午前、衣食住や産業の守り神がまつられる伊勢神宮の外宮にお一人ずつ参拝されました。

はじめに、モーニング姿の天皇陛下が、外宮の中心の正殿がある正宮の前で、皇位継承の象徴とされる三種の神器の剣と曲玉とともに車を降りられました。

そして、正宮の中に入り、正殿の前で玉串をささげて拝礼されたということです。白の参拝服姿の皇后さまも、玉串をささげて拝礼されたということです。

両陛下は、午後には、皇室の祖先をまつる伊勢神宮の内宮にそれぞれ参拝されました。

天皇陛下は車に乗って玉砂利が敷き詰められた参道をゆっくりと進み、途中、伊勢神宮の関係者や地元の子どもたちが整列して迎えると、会釈をするなどしてこたえられました。

天皇陛下は、正殿がある正宮に続く階段の前で車を降り、剣と曲玉を持った側近の職員とともに階段をのぼられました。そして正殿の前で、玉串をささげて拝礼されたということです。このあと、皇后さまも玉串をささげて拝礼されたということです。

18日の伊勢市は晴天に恵まれ、内宮と外宮の間の沿道では大勢の人たちが小旗を振るなどして両陛下を歓迎しました。

両陛下の車列はスピードを落として歓迎する人たちの前を進み、天皇陛下と皇后さまは窓をあけて手を振ってこたえられました。

伊勢神宮の参拝を終えた両陛下は、午後4時半前、内宮を出発し、宿泊先のホテルがある志摩市の賢島に向かわれました。

近鉄宇治山田駅の前には、何重にも人垣ができ、大勢の人たちが手や小旗を振って見送ると、両陛下は何度も左右を見渡しながら笑顔で手を振ってこたえられました。

宮内庁によりますと、両陛下は、専用列車に乗り込むと、窓のそばに立ち続けて、沿線で待ち受けていた人たちに手を振られていたということです。

そして午後5時すぎ、近鉄賢島駅に到着されました。駅前では大勢の人たちが出迎え、両陛下はにこやかな表情で手を振られていました。

沿道では、18日一日で延べ4万3000人余りが両陛下を迎えたということです。

両陛下は、このあと、午後6時前、宿泊先のホテルに入られました。

両陛下は、今夜、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務め、18日の儀式にも立ち会った長女の黒田清子さんや、伊勢神宮の関係者と夕食をともにし、ねぎらわれたということです。

両陛下にとってこれが天皇皇后として最後の地方訪問になり、19日、東京に戻られます。
即位時の儀式との違い
宮内庁は憲政史上初めてとなる天皇陛下の退位に関する一連の儀式について、天皇陛下のお気持ちを踏まえて、全体として粛々と静かに執り行うことにしています。

天皇陛下は、即位にあたって平成2年11月に伊勢神宮に参拝する儀式に臨んだ際には、古くから儀式での天皇の装束とされる「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を身につけ、儀式用の馬車に乗って参道を進まれました。

一方、天皇陛下の退位に伴う今回の儀式の式次第は、即位の時の枠組みを基本に天皇陛下のお気持ちに沿ってまとめられ、天皇陛下はモーニングを着用し、移動には車を使って参拝に臨まれました。
沿道には多くの人たちが
伊勢神宮内宮近くの沿道には朝早くから両陛下の姿を一目見ようと多くの人が並んでいました。

60年前、ご結婚の報告のため伊勢を訪問された両陛下を見たという67歳の男性は「当時、小学生でしたがとても穏やかな表情で手を振ってくださったのを覚えています。天皇として最後なので一目見たいと思って来ました」と話していました。

また、四日市市から来たという69歳の女性は「平成最後なので30年間の感謝の気持ちを少しでも伝えようと思い、朝4時半に起きて来ました」と話していました。

この記事に付けられた「はてなブックマーク」では、『天照大神』の痕跡がうかがえる。(「皇室の祖先の「天照大神」」)

はてなブックマーク - 両陛下 退位前に伊勢神宮参拝の儀式 | NHKニュース

訂正前の魚拓が残っていた(archive.fo)。
両陛下 退位前に伊勢神宮参拝の儀式 | NHKニュース(2019年4月18日 20時25分)……魚拓時では記事更新日時は上と同じになっている。

三重県を訪問している天皇皇后両陛下は、今月30日の天皇陛下の退位を前に、18日、皇室の祖先をまつる伊勢神宮に参拝する儀式に臨まれました。

17日から三重県を訪問している両陛下は、18日午前、衣食住や産業の守り神がまつられる伊勢神宮の外宮にお一人ずつ参拝されました。

はじめに、モーニング姿の天皇陛下が、外宮の中心の正殿がある正宮の前で、皇位継承の象徴とされる三種の神器の剣と曲玉とともに車を降りられました。

そして、正宮の中に入り、正殿の前で玉串をささげて拝礼されたということです。白の参拝服姿の皇后さまも、玉串をささげて拝礼されたということです。

両陛下は、午後には、皇室の祖先の「天照大神」がまつられる伊勢神宮の内宮にそれぞれ参拝されました。

天皇陛下は車に乗って玉砂利が敷き詰められた参道をゆっくりと進み、途中、伊勢神宮の関係者や地元の子どもたちが整列して迎えると、会釈をするなどしてこたえられました。

天皇陛下は、「天照大神」がまつられる正殿がある正宮に続く階段の前で車を降り、剣と曲玉を持った側近の職員とともに階段をのぼられました。そして正殿の前で、玉串をささげて拝礼されたということです。このあと、皇后さまも玉串をささげて拝礼されたということです。

18日の伊勢市は晴天に恵まれ、内宮と外宮の間の沿道では大勢の人たちが小旗を振るなどして両陛下を歓迎しました。

両陛下の車列はスピードを落として歓迎する人たちの前を進み、天皇陛下と皇后さまは窓をあけて手を振ってこたえられました。

伊勢神宮の参拝を終えた両陛下は、午後4時半前、内宮を出発し、宿泊先のホテルがある志摩市の賢島に向かわれました。

近鉄宇治山田駅の前には、何重にも人垣ができ、大勢の人たちが手や小旗を振って見送ると、両陛下は何度も左右を見渡しながら笑顔で手を振ってこたえられました。

宮内庁によりますと、両陛下は、専用列車に乗り込むと、窓のそばに立ち続けて、沿線で待ち受けていた人たちに手を振られていたということです。

そして午後5時すぎ、近鉄賢島駅に到着されました。駅前では大勢の人たちが出迎え、両陛下はにこやかな表情で手を振られていました。

沿道では、18日一日で延べ4万3000人余りが両陛下を迎えたということです。

両陛下は、このあと、午後6時前、宿泊先のホテルに入られました。

両陛下は、今夜、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務め、18日の儀式にも立ち会った長女の黒田清子さんや、伊勢神宮の関係者と夕食をともにし、ねぎらわれたということです。

両陛下にとってこれが天皇皇后として最後の地方訪問になり、19日、東京に戻られます。

即位時の儀式との違い

宮内庁は憲政史上初めてとなる天皇陛下の退位に関する一連の儀式について、天皇陛下のお気持ちを踏まえて、全体として粛々と静かに執り行うことにしています。

天皇陛下は、即位にあたって平成2年11月に伊勢神宮に参拝する儀式に臨んだ際には、古くから儀式での天皇の装束とされる「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を身につけ、儀式用の馬車に乗って参道を進まれました。

一方、天皇陛下の退位に伴う今回の儀式の式次第は、即位の時の枠組みを基本に天皇陛下のお気持ちに沿ってまとめられ、天皇陛下はモーニングを着用し、移動には車を使って参拝に臨まれました。

沿道には多くの人たちが

伊勢神宮内宮近くの沿道には朝早くから両陛下の姿を一目見ようと多くの人が並んでいました。

60年前、ご結婚の報告のため伊勢を訪問された両陛下を見たという67歳の男性は「当時、小学生でしたがとても穏やかな表情で手を振ってくださったのを覚えています。天皇として最後なので一目見たいと思って来ました」と話していました。

また、四日市市から来たという69歳の女性は「平成最後なので30年間の感謝の気持ちを少しでも伝えようと思い、朝4時半に起きて来ました」と話していました。

一見、単なる言い間違いで小さな誤りのように思えるかもしれない。しかし、これを「小さな誤り」と考えること自体が、天皇教の浸透が進んでいることの証でもある。
今回の記事では、NHKという一定の水準の訓練がなされているはずの機関で、記者が「皇室の祖先の天照大神」と書き、しかも校正も通ったことになる。つまり、NHKのメディア専門職の中の何人もの人でも「皇室の祖先=天照大神」という認識に違和感を持たず、あたかも常識のように考えていたということを示唆している。(政治的圧力があったのなら別だけど、多分そんなことではないだろう。)
これは、NHKの人たちが、「皇室の祖先は神」という神話を記事に断り無しに挿入しても国民が違和感を持たないだろうと思うぐらいに、この神話が親しまれている(あるいは真実だと思われている)と思っているということだろう。
政府見解に反する事実については過剰なぐらいに「……とされている」という語句を挿入するメディアが、この神話については「……とされている」という語句を入れなかったということは、この天皇神話の常識化、あるいはこの神話を喧伝することの政治的「正しさ」の度合いが高まっていることを意味していると言えるだろう。


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