カテゴリー「日の丸・君が代、天皇制」の25件の記事

2026/05/26

嫌なニュース

王政・貴族政が新たに電脳による強力な監視と統制力を備えて復活しつつあるような。
著しい力の不均衡と統治不能領域の消滅によって、もはや革命は不可能ではないか。

個人情報法改正案、衆院を通過 企業が同意なき病犯歴収集可能に | NEWSjp
2026/05/26


 個人情報保護法の改正案が26日、衆院本会議で可決され、衆院を通過した。病気や犯罪歴などを企業が本人の同意なしに収集できるようにしつつ、違反業者への課徴金制度を新設する。規制緩和で国産人工知能(AI)の開発を後押しするとともに、適正な利活用に向けて抑止力を高める狙いがある。

 改正案では、統計作成やAI開発といった個人が特定されない用途に限定して規制を緩和。交流サイト(SNS)などで公開されている情報の収集や、企業が保有する情報の他社への提供で、本人の同意は不要とする。

 対象となる情報には、病気や犯罪歴に加え、人種や信条なども含まれる。これらは「要配慮個人情報」として、現状では取得に本人の同意が原則必要と定められている。AI開発ではインターネット上の情報を大規模に収集するため、個々の同意取得が困難だった。

 課徴金制度は、千人分を超える大規模な個人情報を不正に取得、利用した業者などを対象とし、得た利益の相当額の納付を命じる。

 野党議員からは機微情報の漏えいへの懸念が相次いでいた。

共同通信社


国家情報会議設置法案の狙い|しんぶん赤旗|日本共産党
2026.04.11


国家情報会議設置法案の狙い/専修大学名誉教授(行政法)白藤博行さん

戦争遂行へ国家が国民をスパイ/世論広げ人権侵害の悪法阻止へ

首相を議長とする国家情報会議を新設し、内閣情報調査室(内調)を国家情報局に格上げする法案は2日の衆院本会議で審議入りし、衆院内閣委員会では8日に法案の趣旨説明、10日に質疑が始まりました。その狙いや国家による国民監視が強まる危険ついて、専修大学名誉教授の白藤博行さん(行政法)に聞きました。
(伊藤紀夫)

 ―高市早苗政権は、国民の安全や国益を守るためにインテリジェンス(情報の収集・分析)の司令塔機能の強化が不可欠だと言いますが、本当の狙いは何でしょうか。
2015年に成立した安保法制、22年の安保3文書にもとづく「戦争する国づくり」の上に、「戦争する人づくり」を狙っていると思います。米国と一緒に戦う国づくりのベースになる土壌づくりをしているのではないでしょうか。
戦争の遂行は国民の反対が大きければできません。戦争を容認する雰囲気づくりを進め、戦争に反対するものに冷や水を浴びせ、つるし上げてでも抑え込む必要があります。そのために国家が行う諜報(ちょうほう)活動(スパイ活動)で、すべての国民を監視する体制の強化が法案の狙いです。この意味では「国家諜報機関設置法」と言ってもいい代物です。
 ―その点で、高市首相は「本法案は行政機関相互の関係を律するものであり、国民の権利義務に直接関わるような権限の強化等を行うものでない」と答弁しています。どう見ますか。
高市首相は、この法案は行政組織法であり、国民の権利義務の侵害を根拠づける行政作用法ではないから、何も心配することはないとでも言いたいのでしょうが、そこが曲者(くせもの)です。
行政法には組織法と作用法の区別があります。行政組織法は、例えば内閣府設置法や警察法などの法律で、国家や地方公共団体の組織、任務、所掌(しょしょう)事務を定めるものです。
国民の権利義務を変動する活動をする場合には、その組織がどんな時にどのように活動するかは、要件と効果を定めた行政作用法が不可欠です。例えば、警察官職務執行法は作用法で、警察官がどのような権限行使をすることができるかの根拠法規という位置づけです。犯罪捜査については刑事訴訟法が別にあります。
今回の法案は組織法なので、国家情報局に国民に対するあれこれの具体的な権限を与えるものにはなっていません。それだけに、国家情報局は犯罪が起きる前に予防的にかつ秘密裏に広範に情報を集める任務・所掌事務が与えられているにもかかわらず、どんな時にどんな諜報活動をどのように行うのか、プライバシー等の個人情報をどこまで収集できるのか、全く書かれていないことが問題です。
この点、警察の情報収集活動の法的根拠と限界の議論が参考になります。警察法は組織法なのですが、第2条第1項で警察の責務を定めていることから、「公共の安全と秩序の維持」のためであれば、作用法の根拠なしに非権力的な手段で行われる情報収集活動はできるというのが判例・通説になっています。これに倣えば、国家情報局も法案を根拠に、作用法的根拠がなくても、国民監視の諜報活動はできることになります。とても危険なものです。

 ―内調は、自ら行う諜報活動などに加え、警察、外務省、防衛省、公安調査庁などの情報機関の「連絡調整」が役割でした。これが国家情報局では「総合調整」に変えられます。同局の「格上げ」にかかるこのような問題をどう見ますか。
これまでの連絡調整に代えて、政府全体を俯瞰(ふかん)し戦略的な総合調整を実施する意味を考えてみましょう。

01年施行の中央省庁再編は、究極的には内閣総理大臣の権限・機能強化が目的ですが、専ら内閣官房を司令塔にするために権限・機能を集中するとともに、内閣官房と各省庁との間に内閣府を置きました。このため内閣官房と内閣府が「知恵の場」、各省庁は「実施の場」という言われ方もされました。その際、司令塔としての内閣官房・内閣府の役割として盛んに使われ始めたのが「総合調整権」でした。各省バラバラの縦割り行政を統合するため、内閣官房・内閣府に総合調整権を与えたのです。

さらに法案第7条は、内閣官房長官や関係行政機関の長は会議に資する資料・情報を提出するとともに、議長(首相)の求めに応じて、資料・情報の提供および説明、必要な協力を行わなければならないとしています。要するに、議長に重要情報活動や外国情報活動に対処するための情報アクセス権等を保障しているわけです。

だから、国家情報会議・国家情報局が情報活動の司令塔になるために総合調整権やアクセス権を持つことは、「情報は国家なり」と豪語する北村滋元国家安全保障局長の言う通り、国家のあり方を左右するとてつもなく重大な改定です。

 ―自民党と日本維新の会の連立政権合意書は「スパイ防止関連法制」やCIA(米中央情報局)をモデルにした「独立した対外情報庁の創設」も掲げています。今回の法案とセットになっている点はどうですか。

いわゆる防諜(ぼうちょう)法規としての「スパイ防止法」は、直接スパイ活動をする人をターゲットにして捜査し、制裁するための法律です。諜報機関としての国家情報局の仕事をセーブするものではありません。日本における国家によるスパイ活動は合法だけれども、外国によるスパイ活動は違法という、もともと道理のない特殊な世界の話なのです。

ドイツのカール・シュミットが唱えた「敵・味方論」にでも立っているのでしょうか。世の中には敵と味方しかなく、敵には厳しく、味方は守るということになるわけです。安保3文書は、米国などの同盟国は味方で、中国、北朝鮮、ロシアは敵だとする「敵・味方論」に基づいた安全保障政策になっています。本法案や「スパイ防止法」も、こうした考え方に立ち、国民を戦争に動員するものになるのではないでしょうか。

 ―憲法が保障する国民のプライバシー権や表現の自由・報道の自由などの人権を侵害し、戦争に導く法案の成立を阻止するために何が必要でしょうか。

私は、日本には日本国憲法体系と日米安全保障条約法体系という対立する二つの法体系が存在すると頭にたたき込まれた世代ですが、今まさにそれが鋭く問われています。
高市首相は口先では「法の支配」を掲げながら、国際法違反のイラン攻撃を拡大するトランプ米大統領に物申せない対米従属の姿勢が際立っています。そんな首相が、国家スパイ機関を設置したら、何をするかわからないじゃないですか。「プライバシー等を無用に侵害するようなことはありません」と言っても信用できるはずがありません。
この法案は、国家諜報機関が私たちの大切な個人情報や大事な生活の核心部分をスパイしても、それを国会や第三者機関がチェックする仕組みさえない乱暴なものです。「こんなことが許されますか」と国民に問い、反対の世論を広げて人権侵害の悪法を阻止しなければならないと思います。

 しらふじ・ひろゆき 1952年三重県生まれ。専修大学名誉教授(公法学)。弁護士。専修大学法学部長などを歴任。『国家安全保障と地方自治―「安保三文書」の具体化ですすむ大軍拡政策』(共著)など。


「首相案件」、懸念置き去り 国旗損壊、自民提出急ぐ:時事ドットコム
2026年05月24日19時01分配信


 日本国旗を傷つける行為を罰する「国旗損壊罪」制定へ、自民党が法案骨子をまとめた。高市早苗首相の「肝煎り」でもあり、執行部は6月前半の国会提出を目指して条文化を急ぐ。ただ、憲法が保障する思想・良心の自由や表現の自由が侵害される懸念は拭えず、野党は法案審議で徹底追及する構えだ。

国旗損壊罪、法案骨子を大筋了承 アニメ・漫画「対象外」強調―自民

 「国旗を大切に思う方々が不快に思うことがないよう守っていきたい」。党プロジェクトチーム(PT)の松野博一座長は22日、骨子が大筋で了承されると記者団にこう強調した。

 骨子は、公の場での損壊や自身が損壊した様子の配信を処罰する内容。意図や目的は考慮せず、「著しく不快または嫌悪の情を催させる方法」かどうかを外形的に判断する。違反した場合は、2年以下の拘禁刑か20万円以下の罰金が科される。

 15日の会合では「過剰規制だ」などと慎重論が続出。22日の説明資料には「アニメ・漫画・ゲーム、生成AI(人工知能)等による創作物」と、「実物を用いた実写映画等の芸術的表現で、社会通念上相当と認められるもの」は対象外との記述が加えられた。文化・芸術への目配りをアピールして議論を収束させた形だが、政治的表現への配慮はなお不明確だ。

 国会審議ではそもそも法律が必要なのかどうかも論点となりそうだ。骨子は立法目的を「国旗を大切に思う国民感情の保護」と位置付けた。損壊事案が多発しているとは言えない中で法整備を目指す理由については、「将来に向かって抑止する」としている。

 中道改革連合の小川淳也代表は22日の記者会見で、「表現活動や自由、人権を過剰に制約することには慎重な立場だ」とけん制。共産党の山添拓政策委員長は「国旗を大切に思わない国民がいても問題はない」とした上で、「処罰の判断が恣意(しい)的になる恐れが強い。処罰の根拠、対象行為も曖昧だ」と批判した。

 損壊罪創設は首相の宿願で、日本維新の会との連立政権合意にも明記された。22日のPTは首相に近い議員が出席を呼び掛けたこともあり、意見表明した17人のうち16人が賛意を示した。だが会合後、出席者からは「本来は良識の範囲の話」「権利と制約のバランスはこれでいいのか」といった疑問が漏れた。

あと、唖然としたニュース。


トランプ氏がIRSと和解、自らと家族などに対する税務調査を禁止する条項を追加 - BBCニュース
2026年5月21日


アメリカの司法省は、ドナルド・トランプ大統領が自身の納税申告書の流出をめぐって起こしていた訴訟で、18日に前例のない和解が成立し、内国歳入庁(IRS)は今後、トランプ氏と家族、および関連企業の過去の納税申告を調査することが認められなくなったと発表した。

調査の禁止は、和解で付帯条項として加えられた。一部の議員や法律の専門家らは、現在進行中の税務調査や捜査を停止させるもので、司法省による連邦法違反だとしている。一方、同省は、和解において慣例的に用いられる免責条項に過ぎないとしている。

トランプ氏と年長の息子2人は今年1月、自身の事業や個人の納税申告書が流出したことをめぐり、IRSを相手に100億ドル(約1兆5900億円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。アメリカの大統領が自国の政府を訴えたのは初めてだった。

司法省は18日、この訴訟が和解に至ったと発表。さらに、不当な調査を受けたと考える人々を補償するため、政府が約18億ドル(約2860億円)の基金の設立で合意したと明らかにした。

付帯条項の内容は?
司法省は、トランプ氏との和解を発表した翌19日、同氏に関連した継続中の税務調査をすべて終了させるとした付帯文書を公表した。

この1ページの付帯文書には、個人や企業が適切な納税を行っているかを判断し、未納税があった場合に是正措置を求めるなどのIRSの通常の措置を、トランプ氏と家族、その信託、企業、子会社による納税申告に対しては「永久に禁止され、排除される」と明記してある。

重要なのは、対象の納税申告が2026年5月19日より前のものとされている点だ。司法省は声明で、この措置は「既存の監査にのみ適用され、将来の監査には適用されない」と明言した。

IRSは調査内容を公表しないため、トランプ氏や家族、関連企業に関して調査が進められていたのか、そうだとしたらどんな内容だったのか、といったことは不明だ。

これは合法なのか?
上院財政委員会の民主党筆頭委員のロン・ワイデン氏は、今回の付帯条項について、「IRSの監査への行政当局による干渉を禁じる法律に明らかに違反している」と述べた。

そして、「民主党はこの利益相反的な和解のあらゆる点について闘うつもりだが、その結果がどうあれ、将来の政権やIRS幹部は、この違法な指示を完全に無効なものとして扱うべきだ」とした。ワイデン氏はオレゴン大学ロースクールを修了している。

連邦法では、大統領、副大統領、および行政府の他のほとんどの高官は、直接または間接的にIRSに対し調査の中止を求めることはできない。

主な例外は司法長官だ。今回の付帯文書にはトッド・ブランチ司法長官代行が署名している。そのため、トランプ政権は、法律に従ったと主張することも可能だ。

市民団体「パブリック・シチズン」共同代表のロバート・ワイスマン氏とリサ・ギルバート氏らは、トランプ氏が間接的に監査の終了を狙っていたとみている。

両氏は声明で、トランプ氏が「悪意のある訴訟」を提起し、和解を通じて「IRSの監査から逃れようとした」とした。

IRS職員は、監査の中止を求める違法な要請を受けた場合、それを報告しなければならない。報告しなければ刑事訴追される可能性があることから、専門家らは、IRS職員にはこれで、法的リスクにさらされる可能性が生じたと警告している。

税務の専門家らは、今回の合意には他にも、連邦法に反する点があるとしている。

IRSは、関係する納税者と合意に達するか、司法省に案件を移送することで、個々の事案を終わらせる。だが今回は、IRSがいずれかの措置を取ったことを示す記録はない。

今回の付帯条項は、税務案件ではなく、IRSを相手とした訴訟の中で盛り込まれた。また、調査を阻止する広範かつ包括的な権利放棄であり、標準的なものとは言えず、IRSが合意したものでもない。

「タックス・ロー・センター」の政策担当ディレクター、ブランドン・デボット氏は「これは、大統領、その関連団体、およびその家族を、税法よりも上位に置くことを意図している。司法省は単独で、そのような特例的な保護を提供する権限を持っていないのにだ」と声明で主張。和解全体を「税制および法制度の驚くべき乱用」だとした。

(英語記事 How Trump's IRS settlement could block tax audits of him, his family and their businesses


トランプ氏、税務情報漏洩巡る訴訟取り下げ 司法の「武器化」被害補償基金設立へ | ロイター
2026年5月19日更新


[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、自身の税務申告情報がメディアに漏洩した問題で財務省と内国歳入庁(IRS)に対して起こした訴訟を​取り下げた。
この訴訟はIRSの契約職員がトランプ氏の税務情報を不正‌に取得してメディアに提供したことが理由。トランプ氏は情報の適切な管理がなされていなかったとして100億ドルの損害賠償を請求したが、自らが統括する政府機関​を訴えるケースは前代未聞とされた。
今回トランプ氏が訴訟を自主的​に取り下げる代わりに、当事者間の和解協議の結果として⁠司法省は、「政府による不当な捜査・訴追の武器化」で被害を受けた人々に​補償するために約18億ドル規模の基金を設立することを決めた。
トランプ氏自身​は謝罪を受けるものの、金銭的な補償は一切受け取らない。
ただこうした訴訟とその結果としての和解は、税金をトランプ氏の政治目的のために利用する試みだとの批判が​広がっている。
下院司法委員会の野党民主党トップ、ジェイミー・ラスキ​ン議員は声明で「このケースは、財務省から税金を奪い取り、巨大な裏金(スラ‌ッシュ・⁠ファンド)に注ぎ込むために設計された『ゆすり行為』にほかならない」と非難した。

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2023/03/12

安倍晋三氏の聖遺物

非常に面白いので採録しておく。
一部に熱狂的な崇拝者がいる安倍晋三氏。彼が触れた可能性も薄い舗装アスファルトのかけらが聖遺物になりつつある。人の心の不思議さを思うと同時に、安倍氏のあの惨状を全く意に介さないどころか心酔し、その信仰の公共化を主張して恥じない人たちが与党として頑強に存続し続けている状況にわが国社会の政教一致性を思う。市長ですら困惑するほどのアレさなのだが…。

安倍氏銃撃事件現場の剥がしたアスファルト舗装の一部を譲って - 自民党奈良市議団(奈良新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
2023/3/7(火) 6:11配信


 昨年7月8日に奈良市の近鉄大和西大寺駅北口前で参院選の応援演説中、凶弾に倒れた安倍晋三元首相の事件現場について、6日、市議会3月定例会の代表質問で、慰霊のモニュメント設置などを求めた自民党市議団が「現場のアスファルト舗装の一部を剥がし、会派に譲っていただけないか」と提案した。突然の申し出に仲川元庸市長は、「遺族からそういう声が出れば検討も必要だが、今の段階でお譲りするのが妥当か、即答し兼ねる」と答えを保留した。

 安倍氏銃撃現場は現在、本年度末完了に向け、市の駅前広場周辺整備工事が最終段階となっている。現場付近は2車線の車道になり、西側の歩道が最大幅16メートル幅に拡幅される予定。交差点付近には現場を訪れる人が手を合わせられるよう、花壇が整備されることになっている。

 6日の代表質問で「自民党・結の会」の森田一成幹事長が事件後初めて公式に現場保存について触れ、「事件の後、現場保存に関しては市内に限らず全国からさまざまな声があったにも関わらず、市長は『有識者に聞いた』などとして、議会にも諮らず独断であり方を表明したのは乱暴で議会軽視。わが会派として承諾し難く残念だ」と批判。

 3月定例会にも現場保存や慰霊碑設置を求める陳情書2件が出ていることなどを挙げて、「事件現場は歴史的にも忘れられることはなく、モニュメントは必要。花壇がその役割を果たせるとは思えない」と主張。現場が今回の工事により「外側線と歩道ブロックの間」となることについて、「ならば歩道をもう少し拡張し、現場を歩道に取り込むべき」などと道路線形などについて再考を求めた。

 仲川市長は「モニュメント設置についてはさまざま検討したが、慎重な意見もあり構造物ではなく市として当初予定していなかった花壇にして弔意を受け止める形にした」とし、「実際に事件が起きた場で手を合わせることができ、安らぎの場として人々の目を楽しませてくれる場として、花壇が役割を果たしてくれることを期待したい」と答弁。予定以上に歩道を拡幅すれば大型車に通行の支障が出るなどを説明し、理解を求めた。

 しかし、アスファルトは剥がした後、産業廃棄物として処分されるため、森田氏は「元首相が倒れられた地点のアスファルトを、単なる産廃として処分されることは容認できない」と食い下がり、「その地点のアスファルトの一部をわが会派にお譲りいただきたい」と要求。仲川市長は驚いた表情で、「忍びないとの気持ちは理解できるが、いろんなところから同様な声が出る可能性がある。調整が難しい」とした。


今後、安倍晋三信仰はどのような形になっていくのだろうか。


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2019/10/28

反天皇や日本の戦争責任を問う展示は中止、朝鮮人差別の展示は続行。

この非対称。
そこに本音があることは明瞭だったが、早々に行動として示された。

右翼・排外主義者の「自由」は許され、日本社会のタブーを可視化する表現の自由は許されない。日本では朝鮮人への差別表現は許容される。日本では天皇は素材とすることすら許されない。

表現の不自由展の中止では右翼・差別主義者らの暴力を恐れてというのが理由だった。
では今回、我々がこの「展示」へのテロを予告すれば施設管理者らは中止を決断しただろうか。
私はそうは思わない。極端に言えば機動隊をずらりと並べてでも、警察と公安による徹底捜査をしてでも開催を強行しただろう。中核派が前回の大嘗祭粉砕闘争でロケット弾をいくつか打ち上げたときのように、抗議行動を圧殺してくるだろう。

この非対称性が我々の社会の「表現の自由」の現実であり、この中でなお「不自由展」を再開するために主催者らが費やした労力がその非対称性による格差の大きさを表している。いや大浦信行の「遠近を抱えて」はそもそも破壊され展示すらできなかったのだから、その格差は無限大で測定不能である。

日本では、役人も、議員も、経営者も(慰安婦写真展を中止したニコンが一例)、この非対称を内在させている。日本とはそういう社会である。その状況を踏まえない表現の自由論には意味がない。むしろこの非対称性を温存する役割さえ果たすだろう。

「日本人のための芸術祭」催しを続行 反差別団体は抗議:朝日新聞デジタル(2019年10月27日22時56分)

「反移民」などを掲げる政治団体が27日、愛知県施設の「ウィルあいち」(名古屋市東区)で開いた催しに、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)に反対してきた市民団体などが激しく抗議し、施設に中止を申し入れた。だが、施設の管理者は「中止を判断できない」として催しを続行させた。

 催しは「日本人のための芸術祭 あいちトリカエナハーレ2019『表現の自由展』」として、各地で差別街宣を繰り返してきた「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の元会長が「党首」を務める政治団体が開いた。県は施設の使用を許可していた。

 催しを見た人によると、展示作品には「犯罪はいつも朝鮮人」と書かれたカルタの読み札など在日コリアンへの憎悪をあおる内容のものがあり、指摘を受けたウィルあいちも、カルタを含む展示内容を確認した。

 ウィルあいちを含む愛知県の各施設は2016年、利用要領に「不当な差別的言動が行われるおそれ」がある場合には、不許可とする条項を設けている。催しに抗議する市民らは「規則に基づき、即刻中止を」と求めたが、ウィルあいちの小池信純事務所長は「私の判断では決められない」との説明に終始した。

 市民団体による抗議に立ち会った熊本拓矢弁護士は「展示は完全な差別扇動で、中止できる規則があるのに行使しなかったのは行政による完全な不作為だ。県は規則をきちんと使える態勢を早急に整えるべきだ」と話した。(黄澈、比留間陽介)

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2019/04/26

天皇の謝罪をめぐる狂騒曲

天皇に対する人々の臣民っぷりがよく表れた記事。
人間宣言から何年経ったか知らないけど、相変わらず現人神なんだなあとこういう記事を見て思う。

天皇陛下のブルーギル「持ち帰り謝罪」発言 舞台裏を証言(京都新聞) - Yahoo!ニュース(4/26(金) 13:11配信)

「ブルーギルは50年近く前、私が米国より持ち帰りました」。2007年、天皇陛下は大津市で開かれた「全国豊かな海づくり大会」の式典で驚きの発言をされた。琵琶湖の在来魚を減らすほどブルーギルが異常繁殖した事態に「心を痛めています」と後悔の思いを明かした。発言の舞台裏には何があったのか。関係者の証言から振り返る。
 陛下は皇太子時代の1960年、訪米先のシカゴ市長から贈られたブルーギルを日本に持ち帰り、水産庁の研究所に寄贈された。魚類学者らには知られた話だったが、陛下自身が公の場で語るのは海づくり大会が初めてだった。

「実は、大会の告知ポスターからブルーギルを外したんです」。
 滋賀県の海づくり大会準備室長だった東清信さん(64)=現びわ湖放送社長=は語る。琵琶湖を泳ぐブラックバスの写真を用い、在来魚が食べられる被害をPRしたが、同じ「厄介者」のブルーギルは写っていない。「陛下との関係を考えると、避けた方がいい」と配慮した。
 大会3カ月前の07年夏、準備室は宮内庁の求めに応じて、陛下の「お言葉」に関する県の原案を出した。在来魚の漁獲量回復を願う内容で、ブルーギルには触れなかった。
 式典2日前の11月9日午後10時半ごろ、宮内庁から県に「お言葉」の原稿がファクスで届いた。帰宅していた東さんは職員から「どうしましょう」と連絡を受けた。思いもよらぬブルーギルの記述があったからだ。「琵琶湖に迷惑を掛けた、と陛下が謝ろうとされている」と仰天した。

 宮内庁は陛下が来県する翌日の昼までに、事実誤認がないか確認するよう求めていた。準備室は深夜に県幹部に連絡を取り、ブルーギルの記述への対応を協議した。「ここまで言っていただくのは忍びない。削除の意見を伝えては」との声もあったが、最終的には翌朝、「この通りで大丈夫です」と回答したという。
 そして11月11日。陛下は式典に出席した1300人の前でブルーギルを持ち帰ったと語られた。「当初、食用魚としての期待が大きく、養殖が開始されましたが、今、このような結果になったことに心を痛めています」
 会場では「おー」というどよめきが上がった。
 外来魚問題に悩まされてきた漁師たちは顔を見合わせて、「陛下も心配してくれていたんだ」と口にした。その姿を見て、東さんは「言っていただいて良かった」と思わず目を潤ませた。
 東さんは大会後、宮内庁の担当者から「遅くなって申し訳ありません。ただ、陛下から原稿が出てきたのが、あのタイミングだったんです」と伝えられた。
 琵琶湖では外来魚問題が一因となり、漁獲量が減り続けている。東さんは「陛下もずっと悔やんでこられたのでは。直前までお言葉を熟考されていたのだろう」と推し量った。
別の証言者は語る 侍従とのやりとりとは

天皇陛下のブルーギルに関する原稿が「当初、おわびの色合いがもう少し強かった」と証言する人もいる。
 魚類学者でもある陛下と皇太子時代から親交がある神戸学院大教授の前畑政善さん(68)=大津市=だ。海づくり大会当時、県立琵琶湖博物館(草津市)の上席総括学芸員だった。
 大会の2日ほど前、陛下の侍従から「間違いがないか見てほしい」と原稿案が届いたという。前畑さんは「ブルーギルの部分で(当日の原稿より)謝罪やおわびのような文言が書かれていたと思う」と記憶している。
 ブルーギルはスズキに似た味わいで、60年当時、食用魚として有望視されていた。前畑さんは「当時は外来魚の食害が知られていなかった。陛下が悪いわけではない」と考え、「ここまで謝罪する必要はないのでは」と侍従に意見を伝えたという。

 それでも、お言葉には「心を痛めている」の表現が入った。
「よほど後悔されていたのだろう。(外来魚問題が広がる中で)勇気のある発言だと思う。事実は事実として認める、科学者らしい姿勢だ」と前畑さんは感じている。

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2019/04/22

天皇制反対の横断幕を発注したら制作業者に断られたという話。

「終わりにしよう天皇制!」という語が「公序良俗に反する」という理由だったとか。

おわてんねっとさんのツイート: "たった今衝撃の一報 反天ウィークのために業者に発注をかけた横断幕が、文言の確認段階で「公序良俗に反する」という理由でキャンセルされました これは、ひどい なんということだ 公序良俗・・・えっーーー"

おわてんねっとさんのツイート: "ちなみに書いてもらう予定だった内容は、普通に「終わりにしよう天皇制!」でした って、このアカウント自体が公序良俗違反かい! もう天皇制の是非を表明することは、公序良俗に反するんですね。 次の公序良俗違反人間は、君だ! (ヤケクソ)"

以前「オウム真理教は出て行け」などという看板などが街のあちこちに立っていたけれども、ああいうのもこの業者さんは断るのかなあ。

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2019/04/19

NHKが天照大神(アマテラス)を皇室の祖先だと断言したらしいという話

NHKが天照大神(アマテラス)を皇室の祖先だと断言したらしいという話

日本で天皇教の浸透が進んでいる例としてとりあえずメモ。

NHKニュース「皇室の祖先の「天照大神」がまつられる伊勢神宮」に「NHKは神話と現実を統合?」と話題 - NAVER まとめ

詳細は上記を参照。

元記事。
両陛下 退位前に伊勢神宮参拝の儀式 | NHKニュース(2019年4月18日 20時25分)

更新日時を見ると、上記の「まとめ」に上がった後の時間に訂正されているようだ。

三重県を訪問している天皇皇后両陛下は、今月30日の天皇陛下の退位を前に、18日、皇室の祖先をまつる伊勢神宮に参拝する儀式に臨まれました。

17日から三重県を訪問している両陛下は、18日午前、衣食住や産業の守り神がまつられる伊勢神宮の外宮にお一人ずつ参拝されました。

はじめに、モーニング姿の天皇陛下が、外宮の中心の正殿がある正宮の前で、皇位継承の象徴とされる三種の神器の剣と曲玉とともに車を降りられました。

そして、正宮の中に入り、正殿の前で玉串をささげて拝礼されたということです。白の参拝服姿の皇后さまも、玉串をささげて拝礼されたということです。

両陛下は、午後には、皇室の祖先をまつる伊勢神宮の内宮にそれぞれ参拝されました。

天皇陛下は車に乗って玉砂利が敷き詰められた参道をゆっくりと進み、途中、伊勢神宮の関係者や地元の子どもたちが整列して迎えると、会釈をするなどしてこたえられました。

天皇陛下は、正殿がある正宮に続く階段の前で車を降り、剣と曲玉を持った側近の職員とともに階段をのぼられました。そして正殿の前で、玉串をささげて拝礼されたということです。このあと、皇后さまも玉串をささげて拝礼されたということです。

18日の伊勢市は晴天に恵まれ、内宮と外宮の間の沿道では大勢の人たちが小旗を振るなどして両陛下を歓迎しました。

両陛下の車列はスピードを落として歓迎する人たちの前を進み、天皇陛下と皇后さまは窓をあけて手を振ってこたえられました。

伊勢神宮の参拝を終えた両陛下は、午後4時半前、内宮を出発し、宿泊先のホテルがある志摩市の賢島に向かわれました。

近鉄宇治山田駅の前には、何重にも人垣ができ、大勢の人たちが手や小旗を振って見送ると、両陛下は何度も左右を見渡しながら笑顔で手を振ってこたえられました。

宮内庁によりますと、両陛下は、専用列車に乗り込むと、窓のそばに立ち続けて、沿線で待ち受けていた人たちに手を振られていたということです。

そして午後5時すぎ、近鉄賢島駅に到着されました。駅前では大勢の人たちが出迎え、両陛下はにこやかな表情で手を振られていました。

沿道では、18日一日で延べ4万3000人余りが両陛下を迎えたということです。

両陛下は、このあと、午後6時前、宿泊先のホテルに入られました。

両陛下は、今夜、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務め、18日の儀式にも立ち会った長女の黒田清子さんや、伊勢神宮の関係者と夕食をともにし、ねぎらわれたということです。

両陛下にとってこれが天皇皇后として最後の地方訪問になり、19日、東京に戻られます。
即位時の儀式との違い
宮内庁は憲政史上初めてとなる天皇陛下の退位に関する一連の儀式について、天皇陛下のお気持ちを踏まえて、全体として粛々と静かに執り行うことにしています。

天皇陛下は、即位にあたって平成2年11月に伊勢神宮に参拝する儀式に臨んだ際には、古くから儀式での天皇の装束とされる「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を身につけ、儀式用の馬車に乗って参道を進まれました。

一方、天皇陛下の退位に伴う今回の儀式の式次第は、即位の時の枠組みを基本に天皇陛下のお気持ちに沿ってまとめられ、天皇陛下はモーニングを着用し、移動には車を使って参拝に臨まれました。
沿道には多くの人たちが
伊勢神宮内宮近くの沿道には朝早くから両陛下の姿を一目見ようと多くの人が並んでいました。

60年前、ご結婚の報告のため伊勢を訪問された両陛下を見たという67歳の男性は「当時、小学生でしたがとても穏やかな表情で手を振ってくださったのを覚えています。天皇として最後なので一目見たいと思って来ました」と話していました。

また、四日市市から来たという69歳の女性は「平成最後なので30年間の感謝の気持ちを少しでも伝えようと思い、朝4時半に起きて来ました」と話していました。

この記事に付けられた「はてなブックマーク」では、『天照大神』の痕跡がうかがえる。(「皇室の祖先の「天照大神」」)

はてなブックマーク - 両陛下 退位前に伊勢神宮参拝の儀式 | NHKニュース

訂正前の魚拓が残っていた(archive.fo)。
両陛下 退位前に伊勢神宮参拝の儀式 | NHKニュース(2019年4月18日 20時25分)……魚拓時では記事更新日時は上と同じになっている。

三重県を訪問している天皇皇后両陛下は、今月30日の天皇陛下の退位を前に、18日、皇室の祖先をまつる伊勢神宮に参拝する儀式に臨まれました。

17日から三重県を訪問している両陛下は、18日午前、衣食住や産業の守り神がまつられる伊勢神宮の外宮にお一人ずつ参拝されました。

はじめに、モーニング姿の天皇陛下が、外宮の中心の正殿がある正宮の前で、皇位継承の象徴とされる三種の神器の剣と曲玉とともに車を降りられました。

そして、正宮の中に入り、正殿の前で玉串をささげて拝礼されたということです。白の参拝服姿の皇后さまも、玉串をささげて拝礼されたということです。

両陛下は、午後には、皇室の祖先の「天照大神」がまつられる伊勢神宮の内宮にそれぞれ参拝されました。

天皇陛下は車に乗って玉砂利が敷き詰められた参道をゆっくりと進み、途中、伊勢神宮の関係者や地元の子どもたちが整列して迎えると、会釈をするなどしてこたえられました。

天皇陛下は、「天照大神」がまつられる正殿がある正宮に続く階段の前で車を降り、剣と曲玉を持った側近の職員とともに階段をのぼられました。そして正殿の前で、玉串をささげて拝礼されたということです。このあと、皇后さまも玉串をささげて拝礼されたということです。

18日の伊勢市は晴天に恵まれ、内宮と外宮の間の沿道では大勢の人たちが小旗を振るなどして両陛下を歓迎しました。

両陛下の車列はスピードを落として歓迎する人たちの前を進み、天皇陛下と皇后さまは窓をあけて手を振ってこたえられました。

伊勢神宮の参拝を終えた両陛下は、午後4時半前、内宮を出発し、宿泊先のホテルがある志摩市の賢島に向かわれました。

近鉄宇治山田駅の前には、何重にも人垣ができ、大勢の人たちが手や小旗を振って見送ると、両陛下は何度も左右を見渡しながら笑顔で手を振ってこたえられました。

宮内庁によりますと、両陛下は、専用列車に乗り込むと、窓のそばに立ち続けて、沿線で待ち受けていた人たちに手を振られていたということです。

そして午後5時すぎ、近鉄賢島駅に到着されました。駅前では大勢の人たちが出迎え、両陛下はにこやかな表情で手を振られていました。

沿道では、18日一日で延べ4万3000人余りが両陛下を迎えたということです。

両陛下は、このあと、午後6時前、宿泊先のホテルに入られました。

両陛下は、今夜、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務め、18日の儀式にも立ち会った長女の黒田清子さんや、伊勢神宮の関係者と夕食をともにし、ねぎらわれたということです。

両陛下にとってこれが天皇皇后として最後の地方訪問になり、19日、東京に戻られます。

即位時の儀式との違い

宮内庁は憲政史上初めてとなる天皇陛下の退位に関する一連の儀式について、天皇陛下のお気持ちを踏まえて、全体として粛々と静かに執り行うことにしています。

天皇陛下は、即位にあたって平成2年11月に伊勢神宮に参拝する儀式に臨んだ際には、古くから儀式での天皇の装束とされる「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を身につけ、儀式用の馬車に乗って参道を進まれました。

一方、天皇陛下の退位に伴う今回の儀式の式次第は、即位の時の枠組みを基本に天皇陛下のお気持ちに沿ってまとめられ、天皇陛下はモーニングを着用し、移動には車を使って参拝に臨まれました。

沿道には多くの人たちが

伊勢神宮内宮近くの沿道には朝早くから両陛下の姿を一目見ようと多くの人が並んでいました。

60年前、ご結婚の報告のため伊勢を訪問された両陛下を見たという67歳の男性は「当時、小学生でしたがとても穏やかな表情で手を振ってくださったのを覚えています。天皇として最後なので一目見たいと思って来ました」と話していました。

また、四日市市から来たという69歳の女性は「平成最後なので30年間の感謝の気持ちを少しでも伝えようと思い、朝4時半に起きて来ました」と話していました。

一見、単なる言い間違いで小さな誤りのように思えるかもしれない。しかし、これを「小さな誤り」と考えること自体が、天皇教の浸透が進んでいることの証でもある。
今回の記事では、NHKという一定の水準の訓練がなされているはずの機関で、記者が「皇室の祖先の天照大神」と書き、しかも校正も通ったことになる。つまり、NHKのメディア専門職の中の何人もの人でも「皇室の祖先=天照大神」という認識に違和感を持たず、あたかも常識のように考えていたということを示唆している。(政治的圧力があったのなら別だけど、多分そんなことではないだろう。)
これは、NHKの人たちが、「皇室の祖先は神」という神話を記事に断り無しに挿入しても国民が違和感を持たないだろうと思うぐらいに、この神話が親しまれている(あるいは真実だと思われている)と思っているということだろう。
政府見解に反する事実については過剰なぐらいに「……とされている」という語句を挿入するメディアが、この神話については「……とされている」という語句を入れなかったということは、この天皇神話の常識化、あるいはこの神話を喧伝することの政治的「正しさ」の度合いが高まっていることを意味していると言えるだろう。

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2019/04/16

都教委の日の丸君が代信仰、順調にエスカレート。

カルトっぽさにますます磨きがかかってきたのでメモ。

ていうか、にわかに本当とは思えないぐらい現実離れしてるな。

これが都教委強制の卒業式「所作」指示文書 「国旗に敬礼、君が代を高らかに斉唱」(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース(4/16(火) 10:16配信)


「壇上の国旗に役人が深々とロボットのように何度も礼をし、天皇賛美の歌を大声で歌った。異常です」。今年3月、東京23区内の都立高を卒業した生徒は式後、校門外で取材していた筆者に語った。

 都民の情報開示請求に東京都教育委員会が3月28日、出してきた文書により、この全体主義的な所作の元凶が、明らかになった。

 以下に示すのは、卒業式に挨拶文読み上げ名目で派遣する幹部職員に対して都教委が今年初めて手渡した「卒業式等における東京都教育委員会挨拶等の所作について」という文書だ。「国旗に正対し、声高らかに、国歌を斉唱してください」のほか、挨拶文のための登・降壇時だけで全部で8回の礼を指示。国旗に敬礼する役人が「尻を向け」るのは生徒・保護者。都教委は人間より1枚の旗のほうが大事だと考えているのか。“君が代”強制を強化する2003年の10・23通達をも超える内容だ。

 もう1種開示の、ここ数年同内容の「卒業式等派遣者用マニュアル」は、「国歌斉唱(「国旗に正対してください)」と、前出の所作の文書に屋上屋を重ね、「当日の服装は略礼服・ダークスーツ等」との文言は作成時の削除ミスのせいか計3回も載せ、「2020東京オリンピック・パラリンピックのバッジ」着用は2回繰り返し、強制している。

 石田周指導企画課長は小池百合子知事のサイン入り「お祝いのメッセージ」を副校長等が読み上げ、掲示もするよう通知。「来年は卒業式後すぐ知事選。事前運動になる」との都民の抗議に、担当者は「法的問題はない」と答えた。

 管理統制型ではなく、生徒が主人公の式に転換させるには、授業で“君が代”など意見の分かれるテーマを扱う際に、政府見解に偏重せず多様な教え方が保障されるべきだ。

(永野厚男・教育ジャーナリスト、2019年4月5日号)

******************************

この記事には、上記「卒業式等における東京都教育委員会挨拶等の所作について」の一部が画像として紹介されている。面白いので書き起こしておく。

「卒業式等における東京都教育委員会挨拶等の所作について」

司会 「一同起立」「開会の辞 …」

司会 「国歌斉唱」(「一同起立」開会の辞から起立のままの学校も多くあります。)
   「前奏に引き続きご斉唱ください」

◎国旗に正対し、声高らかに、国歌を斉唱してください。

司会 「東京都教育委員会挨拶 教育庁○○部○○課長 ○○○○様」
   「教職員、生徒起立(座礼の学校もあります)」
① 起立し、自席側を振り返り、着席者に礼(1回目)
② 反対側の来賓席に向かい、着席者に礼(2回目)
③ 登壇し、数歩国旗に向かって歩き、姿勢を正して国旗に向かって礼(3回目)
④ 演台に進み、中央に立ち正面(生徒)を見る。

司会 「礼」
⑤ 司会の発声に合わせて、(4回目)
⑥ 挨拶文をゆっくりと生徒に語りかけるように読み上げる。
⑦ 読み上げを終えたら、中央に立ち正面(生徒)を見る。

司会 「礼」
⑧ 司会の発声に合わせて、(5回目)
⑨ 先ほど、国旗に対して礼をした場所まで歩き、振り返り(振り返るときに国旗にお尻を向けないようご注意ください)、国旗に正対する。
  姿勢を正して国旗に向かって礼(6回目)
⑩ 降壇し、自席まで戻る。
⑪ 反対側の来賓席に向かい、着席者に(7回目)
⑫ 自席側の着席者に、着席(8回目)    ◎全部で8回の礼をします。

司会 「着席」
(後略)
******************************

「礼」に関わるところが太文字ゴシックで強調されているところ、特に「国旗に向かって」の箇所を強調に含めているのが笑える。
あと、「振り返るときに国旗にお尻を向けないようご注意ください」というのも最高におかしい。イキすぎていて逆にパンクっぽさを感じる。
この文書、東京都の公務員試験を突破した、それなりの秀才の一人があれこれ考えて書いたんだよなあ。そう思うとなおさら面白い。こんな文書作るのに時間をかけてねえ…。

上手く表現できないが、なんともニッポンらしいというかお役所らしいというか、仰々しさとくだらなさ、繁文縟礼、形式主義と全体主義が横溢していて、2019年の今日においても、百年前の先祖たちと何も変わらないダメダメさ加減を子孫の我々も引き継いでいるのかと思うと、あまりに微笑ましくて、乾いた笑いが出てくるね。

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2019/04/05

首相の顔色を見て決めた元号、天皇関係行政と「宇野家」と統一教会。

国書に敗れた漢籍 改元支えた漢学の名家「宇野家」とは [令和]:朝日新聞デジタル(2019年4月4日09時30分)

石川忠久氏が国書からの案を出すと
 → 「担当者は「首相も喜びます。これでいきましょう」。」

安倍首相が国王のようですな。

*****************

下記の記事によれば、

「漢学界のサラブレッド」=宇野家の親子3代。

初代:宇野哲人・東大名誉教授  称号「浩宮」を考案。
2代:宇野精一・東大名誉教授  平成改元で「正化(せいか)」を提案。
3代:宇野茂彦・中央大名誉教授 今回の改元実務担当者2名の恩師。

・石川忠久氏も長年精一氏との親交が厚かった。
・90年代には精一氏の弟子だった伊東倫厚・北海道大教授(中国哲学)を事務官が頻繁に訪問。

とのこと。そして、

出目金さんのツイート: "宇野精一は、東京大学名誉教授で、国際勝共連合東京代表世話人で、世界平和教授アカデミー参与で、スパイ防止法制定促進国民会議議長で、日本を守る国民会議呼びかけ人の一人で、日本自由主義会議会員で、日本文化会議評議員で、教科書正常化国民会議の役員で、自由人権委員会委員だったそうで… https://t.co/bpsaspUDlQ"


出目金さんのツイート: "宇野精一は他にも、教科書問題協議会発起人、新教育懇話会会員、日本教育検証制定委員会役員、日本教育会刷新シリーズ監修、勝共教授団全国全国副会長、勝共運動を応援する会世話人、建国記念の日奉祝運営委員、紀元節奉祝式典実行委員、英霊に答える会の発起人でもあったそうですね… https://t.co/svSB4YhMms"


とのこと。どう見ても統一教会の関係者ですね。
こういう人が天皇がらみの政治に深く関わっているんですね。

*****************

国書に敗れた漢籍 改元支えた漢学の名家「宇野家」とは [令和]:朝日新聞デジタル(2019年4月4日09時30分)

 4月1日。石川忠久・二松学舎大元学長は東京都内の病室で、新元号「令和」を発表する菅義偉官房長官の記者会見をテレビで見守った。菅氏が「典拠について申し上げます。令和は万葉集の……」と初めて国書を典拠にしたことを明かすと、一瞬驚いた表情を浮かべ、つぶやいた。「やっぱりかあ」  3月14日付で正式な政府の委嘱を受けた石川氏は漢詩研究の第一人者。実は2年前の夏までに、計13案を考案していた。政府から渡されたA4の提出用紙の束に1案ずつ毛筆でしたため、日本漢学の聖地「湯島聖堂」(東京・お茶の水)にある執務室で、内閣官房の担当者に手渡した。  「万和(ばんな)」(典拠は文選〈もんぜん〉)、「光風(こうふう)」(楚辞〈そじ〉)、「弘大(こうだい)」(詩経)……。漢籍の元号案が続く中、担当者の顔色が変わった。石川氏にとっては専門ではない、聖徳太子の十七条憲法にある「和をもって貴しとなす」から採った「和貴(わき)」を見せたときだった。これは国書案である。  担当者は「首相も喜びます。これでいきましょう」。13案の「筆頭案」に位置づけることになった。この時、石川氏は「権威ある漢籍より、国書の方が好まれる。もはやそういう時代か」と感じたという。最終的に「和貴」は政府原案には残らず、漢籍典拠の「万和」が最後の6案に残ったが、国書典拠の「令和」に敗れる結果となった。

 ■元号準備、中心に「宇野家」
 江戸時代までは、知識人にとって学問の中心は漢籍だった。明治以降は西洋の学問にとってかわられたが、漢籍に典拠を求める伝統は続いた。そこでは、研究者から「漢学界のサラブレッド」と呼ばれる一家が深く関わっていた。
 宇野家――。戦後70年、中国古代思想の名家であり、皇室ともゆかりを持つ親子3代だ。初代の宇野哲人・東大名誉教授は、新天皇となる皇太子さまの称号「浩宮」を考えた。平成改元で「正化(せいか)」を提案した2代目、精一・東大名誉教授は1980年代初め、他の考案者たちよりも若い70歳前後で考案依頼を受けた。文化勲章・文化功労者といった当時の基準から外れても選任されるほどの存在感だった。
 それゆえ、政府との関係も深い。元政府関係者は「ポスト平成の30年間、元号は『宇野家』を中心に準備が進んできた」。国立公文書館に籍を置きながら内閣事務官の肩書で、政府の「黒衣(くろご)」として今回の改元の実務を支えてきた2人の事務官は、それぞれ精一氏と、その長男で中央大名誉教授の茂彦氏の教え子だった。2人は、専門知識のない内閣官房幹部に代わって委嘱する学者の人選を進めるなど実質的に政府の元号選定に影響を与えていた。
 石川氏も長年、精一氏との親交が厚かった。90年代には精一氏の弟子だった伊東倫厚・北海道大教授(中国哲学)の研究室で事務官が頻繁に目撃されるなど、宇野家の人脈を頼りにした準備がうかがえる。「菅原氏」など学識のある名家が、江戸時代まで元号の勧進を一手に担ってきた構図と重なり合う。
 しかし、漢学を取り巻く環境は細る一方だった。戦前まで必修科目の一つとされた漢文は、戦後は国語科の一分野になり、授業数は激減。「論語」や「唐詩」を読み解く市民講座に若い受講者は少なくなり、「日本社会から漢文の素養は失われた」と危機感を持つ研究者は多い。
 皇室でも大正天皇は漢詩をつくったが、昭和天皇やいまの天皇陛下は和歌を詠んだ。漢籍を基本とした皇族の名前や追号にも、戦後は万葉集や日本最古の漢詩集「懐風藻」など国書典拠が出始めた。中国古典による元号案を05年に政府へ提出した小倉芳彦・学習院大元学長(東洋史)や政府から内々で考案を相談された尾形勇・東大名誉教授(東洋史)は、数年前に政府の担当者からの連絡が途絶え、今回は正式に委嘱されなかった。
 そんな中で初めて漢籍案が落選した今回。「令和」は典拠こそ万葉集だが、引用されたのは漢文で書かれた序文だ。漢籍の「文選」も典拠となりうると専門家は指摘する。漢文の専門家からは「漢籍から採る伝統はギリギリつながった」という声が出る一方、「次の元号で漢籍に戻す空気にはならない。国書に扉を開いたら、永遠に漢籍典拠の元号は誕生しないだろう」との指摘もある。
 宇野茂彦氏は元号発表後、記者団にこう語った。「漢籍を中国のものとみるべきではない。文化に国境はないのだから」。1300年続く日本の元号が、大きな曲がり角にきたのは間違いない。

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2019/04/01

新元号の号外を奪い合う人々、異口同音に「平和な時代になりますように」とコメント。

皮肉が効いていて面白いのでメモ。

新元号伝える「号外」 奪い合い激しい混乱に | NHKニュース(2019年4月1日 14時47分)
新しい元号が「令和」に決まったことを受けて東京や大阪では新聞の号外が配られましたが、奪い合う人たちで激しい混乱となりました。

東京 新橋 奪い合って転倒

東京 新橋駅前では、午後1時前から新聞各社が号外を配布しました。担当者が新聞を配り始めると多くの人が詰めかけ、奪い合って転倒する人も出るなど激しい混乱となり、いずれの社の新聞も数分ほどでなくなりました。
神奈川県から来た15歳の高校生は「取り合いになって大変でしたが号外を受け取ることができてよかったです。新しい時代に活躍できるよう頑張りたいです」と話していました。
母親と一緒にいた都内に住む小学2年生の男の子は号外を大人の人から譲ってもらったということで「新しい時代が戦争がない平和な世の中になってほしいです」と話していました。
埼玉県から小学生の長男と来た42歳の会社員の男性は「身の危険を感じましたが号外を手に入れました。『令和』はまだ違和感がありますが、そのうち慣れると思います。私の子どもの世代が担う新しい時代が災害もなく平和であればと願っています」と話していました。
24歳の会社員の男性は「自分の名前の和が入っていて、うれしいです。私は平成生まれですが、新しい時代もよい時代になるといいですね」と話していました。

JR大阪駅前 悲鳴や怒号 警察も出動

新しい元号が「令和」に決まったことを受けて、JR大阪駅前には新聞の号外を求める多くの人が殺到し、警察が出動する事態となりました。
JR大阪駅前には、新しい元号を伝える新聞の号外を求めて多くの人が集まり、正午ごろには身動きがとれない状態となりました。
駆けつけた警察官が「危ないので立ち止まらないで」などと繰り返し呼びかける中、午後0時半ごろに配布が始まると、待っていた人たちがわれ先にと殺到して、悲鳴や怒号が飛び交う大混乱となりました。
集まった人たちは号外をもらおうと手を伸ばし、中には1枚の号外を引っ張り合って半分に破れてしまう様子も見られました。
この混乱を受けて一部の新聞社では大阪駅で予定していた号外の配布を見送りました。
しわくちゃになった号外を手にした奈良県の16歳の女性は「人混みがすごく、倒れている人もいて怖かったです。取り合いになってぐちゃぐちゃになりましたがもらえてうれしいです。新しい元号はきれいな印象でいい時代になればいいなと思います」と話していました。
また、一緒に来ていた友人の16歳の女性は「私たちが大人になっていく時代の元号なので、思い出深い1日になりました」と話していました。
縦に半分にちぎれた号外を手にしていた枚方市の38歳の男性は「取った瞬間に引っ張られて半分の状態ですがなんとかもらえました。平成の時代は自然災害が多く苦しんだ人も多かったと思うので、『令和』の時代は和やかにより豊かになっていけばいいと思います」と話していました。
お釈迦様が垂らした蜘蛛の糸に群がり争う人々が「争いがない平和な時代になればいいな」と口々に言っているようで、とても面白いです。

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2019/03/31

ILOが日の丸君が代の強制への是正勧告

労組が頑張っている。日本政府はいつものようにILOを無視するだろうが、一定の抑制効果はあるだろう。重要な一歩だし、重要な報道。
東京新聞:「日の丸・君が代」教員らに強制 ILO、政府に是正勧告:社会(TOKYO Web)(2019年3月30日 朝刊)

 学校現場での「日の丸掲揚、君が代斉唱」に従わない教職員らに対する懲戒処分を巡り、国際労働機関(ILO)が初めて是正を求める勧告を出したことが分かった。日本への通知は四月にも行われる見通し。勧告に強制力はないものの、掲揚斉唱に従わない教職員らを処分する教育行政への歯止めが期待される。

 

 ILO理事会は、独立系教職員組合「アイム89東京教育労働者組合」が行った申し立てを審査した、ILO・ユネスコ教職員勧告適用合同専門家委員会(セアート)の決定を認め、日本政府に対する勧告を採択。今月二十日の承認を経て、文書が公表された。

 

 勧告は「愛国的な式典に関する規則に関して、教員団体と対話する機会を設ける。規則は国旗掲揚や国歌斉唱に参加したくない教員にも対応できるものとする」「消極的で混乱をもたらさない不服従の行為に対する懲罰を避ける目的で、懲戒の仕組みについて教員団体と対話する機会を設ける」「懲戒審査機関に教員の立場にある者をかかわらせる」ことなどと求めた。

 

 一九八九年の学習指導要領の改定で、入学式や卒業式での日の丸掲揚と君が代斉唱が義務付けられて以来、学校現場では混乱が続いていた。アイム89メンバーの元特別支援学校教諭渡辺厚子さんは「教員の思想良心の自由と教育の自由は保障されることを示した。国旗掲揚や国歌斉唱を強制する職務命令も否定された」と勧告を評価している。

 

 これまで教育方針や歴史教科書の扱いなどを巡る勧告の例はあったが、ILO駐日事務所の広報担当者は「『日の丸・君が代』のように内心の自由にかかわる勧告は初めてだ」と話している。 (佐藤直子)

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