カテゴリー「行ってみたい」の9件の記事

2009/09/17

温泉と海水浴場

行ってみたいところの追加メモ

出版社「さいろ社」のサイト
全然知りませんでしたが神戸市の岡本にあるそうで。
旅と山のコラムがとにかく魂をくすぐりますが、実際に私でもチャレンジできそうなのはこちら。
●「ふしぎ山」の山々
●「北薩出水ツル地獄」にある湯川内温泉
●「南薩 子連れ狼」に出てくるいろいろなところ。それ以外にもひたすら歩き回っておられます。実際、歩きは麻薬みたいなところがあるよね。薩摩半島の南端は本当に素晴らしいのですが、その中で特に心惹かれたのがうなぎ温泉。

鰻温泉の紹介は「鰻温泉(鹿児島県指宿市)・写真満載九州観光」がわかりやすいかも。そこで紹介されている映画「男はつらいよ」のロケ地巡りのコラムも趣があっていいです。

それから、きれいな海で潜ったりカヌーイングしたりとかもなかなか実現できていないのですが。

坊津町 シュノーケリングポイントMAPによると、
・馬込浜
・B&G海洋センター前ビーチ
・あじろ浜
ですが、ほかに、丸木浜というところもいいみたい。
ただ、勝手に泳いでいいのかがよくわからない。「海水浴場」になってるところはロープとかがあって、魚がいそうなところに入っていけないようになってたりもするし。とにかく一度様子を見に行ってみようかな。

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2009/06/24

いいなあ…と思う話。

J-CASTニュース : 50~70%引きは当たりまえ 高級ホテル「タタキ売り」状態

東京都内の高級ホテル市場が不況の直撃を受け、崩壊寸前だ。利用者をなんとか確保しようと、宿泊料金は値引き合戦が熾烈で、1泊(ツイン、食事なし)1万円を下回る料金設定も登場。どこも50~70%引きは当たり前のようになっていて、いまや「タタキ売り」状態だ。
というわけで、いろいろ挙げられている例では、

インターコンチネンタル東京ベイ(竹芝)
ツイン(食事なし、2人1室)は、4万9665円が1万2000円。

シェラトン都ホテル東京(白金)
ツイン(食事なし)の4万1370円の部屋が9800円。

セルリアンタワー東急ホテル(渋谷)
通常2人1室6万460円の部屋が1万9800円~2万300円。

ザ・リッツ・カールトン東京(六本木)
「デラックスダブル」(2人利用)が通常2人で10万1089円のところ、4万9665円。

コンラッド東京(汐留)
「ヒルトン彩発見 12月31日まで 最大45%OFF!」

帝国ホテル東京
日月限定プラン(ツイン)が一人あたり1万7000円。
1泊限定「シティナイトステイ UP GRADE」(食事なし)だと、通常料金が2人で5万5440円のところ、2万6500円で泊まれる。

ニューオータニ
通常2人で4万1980円の部屋が「カップルにオススメ! ガーデンタワーSTD」を利用すれば1万8000円。

************************
というわけで、空いてる時期はいいですなあ。

こうしたホテルを見つけるのには、

1.yoyaQ.com - 割引で泊まれるホテル予約・旅館予約サイト
2.ホテル予約・旅館予約[一休.com]

がいいそうで、まあ覚えておいてもいいのかなと。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

それから、こっちは本気で「いいなあ~」と思った話。

房総R不動産: さびしい - 物件一覧

房総半島の田舎のちょっとくせありの物件が並んでいるんですが、これらがどれもイイ!んですなあ。

房総R不動産というのは、説明によると、

房総R不動産とは、単に不動産の紹介サイトではなく、
房総でのライフスタイル、この場所の楽しみ尽くし方を表現するメディアです。

サーフィンにうってつけな外房のワイルドな海、
対岸の夜景が美しい内房の穏やかな海、
新鮮でおいしい魚介類、豊かな農作物と広い土地、
そして点在する穴場の店や、おおらかで暖かい人々。

東京からおよそ一時間半圏内に、こんなエリアがあったのです。
僕たちは房総のポテンシャルに気がつき、通っているうちに魅力に取り憑かれ、
そして土地や家を買ってしまいました。

完全に移住したわけではありません。
都心と房総を、気分や忙しさに合わせて行ったり来たりしています。
オンとオフの適度な距離感、それが心地いいのです。
スローライフのような田舎暮らしでもなく、リゾートでもない。
日常の延長線上にある都市と地方の中間領域。
今までのように「仕方なく住む郊外」ではなく、
僕らの価値観が積極的に選択する「新しい郊外」。
それが房総だったのです。

「東京R不動産」では、都心居住のための物件と可能性を発掘しました。
今度は、房総を舞台に「新しい郊外」の可能性を発見していきたいと考えています。

というわけで、これはまたかっこいいじゃありませんか。

都会に生活基盤を持つ人間が、普段着のままで田舎にしみ出していくという感じ。
仕事とかいろいろあってなかなか街を離れられないけれども、無理せず近場に宝を見つけ出すみたいな。

まあこうした商いが成り立つのは大都市東京圏があるからだとはわかっていますが、しかし地方都市でもやれないことはないんじゃないか。
鹿児島市なんか市街地は住宅価格はえらい高いんですよね。平地がないのに都市規模が無駄に大きいもんだから、他の同規模の地域に比べると高いわけです。はっきり言って神戸とかと変わらんですよ。
だけど、30分ほど車で走って山を一つか二つ越えると、どえらい過疎集落がいくらでも出現するわけです。1時間も走ると、もう房総半島なんかどんだけ都会ですかといいたくなるような土地がわんさかあるわけで。

ということは、「東京R不動産」的発想で行けば、鹿児島市内に職場があっても別に市街地に住宅を構える必要はないし、市街地に家があっても、半分別荘みたいな小屋や土地を持っていてもいいわけです。ていうか、むしろ東京とかより簡単にできるんじゃないか。

鹿児島市にありながら限界集落みたいになっているところがいくつかありますが、そういうところだって、もう宅地とするか別荘地として売り出した方がいいんじゃないか、そうしたら、ちょっとお金持ちのハイブロウ(死語?)な人たちが住みだして、集落が生まれ変わっていくのではないかと思ったりもするのです。

房総R不動産のスタッフの人たちのブログがまたいい味を出しているので、読んでみてください。
この馬場正尊さんという人の本(「新しい郊外」の家)もあるらしい。

いいなあ。いつかは田舎暮らしを夢見てがんばろう。

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2009/05/10

[メモ]肥薩線沿線ガイドブック「肥薩線百年の旅」

肥薩線沿線ガイドブック「肥薩線百年の旅」を作成しました(鹿児島県総合観光サイト:ゆっくり・悠・遊 観光かごしま)

64ページもあって「大作」と言っていいのではないでしょうか。

■主な設置箇所
 姶良・伊佐地域内の各市町・各観光案内所
 鹿児島県観光連盟
 鹿児島県(観光課,かごしま遊楽館,大阪事務所,福岡事務所,各地域振興局)
 鹿児島中央駅の観光案内所 など

とのことなので、駅前とかにもらいに行こうかな。
PDFでも公開してくれているのですが、さすがに64ページもあると冊子体の方が便利ですしね。

ところでこちらの読売新聞の記事
肥薩線ガイド「百年の旅」発行、沿線の温泉地など紹介 : 九州・山口の温泉最新ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(2008年12月3日)
によると、

「2万3000部作成。A4判、カラーで16ページ」

とあるんだけど、上の観光サイトだと、「AB判64ページ構成で1万部作成」とあるんですよね。実際に表と裏表紙も含めて64ページなんですが、取材時にどこかで間違ったんですかね。

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2009/04/07

肥薩線SL人吉号

SLあそBOYとして豊肥線で運転していた車両が肥薩線に来るということで、これは是非乗らなくてはいけません。

JR九州プレスリリース:肥薩線SL運転詳細決定!

運転日:4月25日~11月29日の金・土・休日とゴールデンウイーク、夏休みの毎日。
熊本・人吉間を一日一往復で、乗車には乗車券+座席指定券が必要。

ただ座席数が132しかないそうで、当分は早く予約しないと乗れないでしょうね。

ダイヤは熊本からの往復+人吉散策という感じで組まれていますが、人吉もいいところだしねえ、一泊しても十分いい感じですね。夏だとラフティングも面白そうだし。

鹿児島からだと、

1.特急はやとの風2号で、鹿児島中央09:27発→吉松11:03着
2.しんぺい2号で、吉松11:42発→人吉12:56着
3.SL人吉号で、人吉14:39発→熊本17:21着

その後、熊本からは特急リレーつばめと新幹線とで鹿児島に戻ってくるというのはどうでしょうか。

吉松の駅前には温泉があるし、肥薩線は駅も村落も見所が多いし、人吉では全然時間が足りないし、八代熊本間の鹿児島本線を蒸気機関車が走る光景も外から見てみたいけれど、一日で観光列車を乗りつぶせて、夕方から熊本散策+夕食付きで悠々と鹿児島に帰れるというのは悪くないと思います。

というわけで、今年の夏はぜひ鹿児島へおじゃったもんせ!

参考:ほかにもたくさん参考になるウェブページはあるけど、とりあえず「肥薩線、いさぶろう・しんぺい号/ 肥薩線の路線図、駅舎、ループ線など人吉ローカル線の旅 /」を。

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廃村を残す

@nifty:デイリーポータルZ:廃村に泊まる

どこかに行った: 家で焚き火(大平宿総集編)

NPO法人 大平宿をのこす会

鹿児島にもどこに集落があったのかわからないほど荒れ果てた集落跡が散在するのだけれど、よく眺めると本来すごく魅力的なロケーションだったりもする。そういうところを見るたびに、もったいないなあと思ってきた。
決して村おこしとか活性化とかそんな大げさなものではなく(もちろんそうなればもっといいのだけれど)、ただその場所をなるべく生きたままの姿に近くとどめておきたい。そんな気持ちになるのだけれど、この大平宿の取り組みは、そうした夢を現実にしている希有な事例じゃないだろうか。

大平宿をのこす会が記す「大平宿の歴史」を見ると、昭和45年の廃村後、3~4年後という短期のうちに、この集落を守る取り組みが始まっている。現在の姿はその40年ほどの積み重ねの上にあるものだということがわかる。これは廃村を守るということが容易なことではないということを意味しているのかもしれない。
けれどもやはり夢を見てしまう。いつかそんなことを実現できないかと思ってしまう。

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2009/01/24

これは行きたい!…のだが

一生に一度のチャンスかと言われる日本国内での皆既日食。そのツアーの募集が出ている。

2009年 皆既日食ツアー / Total Solar Eclipse of 2009 july 22

場所も鹿児島県内と非常に近い。唯一離島なのが不便だが、かえって普段いけないところを見る機会だとも言える。県内では皆既日食は去年から話題になっていて、これは観察のチャンスじゃないかと期待していたのだ。

ところが、詳細を見て「ぐはっ!」とうめいてしまった。突然みぞおちに蹴りを入れられたみたいな衝撃だった。

トカラ皆既日食募集要項

旅行代金が35万円もするのだ。海外旅行なみだ。いや確かに海外だけど。

しかし移動範囲は県内なのに35万円。これはきつい。7月22日だから子供も連れて行ったらと思っていたが、絶対無理。ていうか一人でも無理。
おまけにツアー日程が1週間くらいある。これ参加できる人って何なの?
まあ離島で定期船も限られてるから仕方ない面もあるんだけど。

それだけじゃなくて、離島ならではというか、なんかいろいろ書いてある。

本コースは通常のツアーとは異なり、十島村が抱える特殊な事情のため、長期行程となる、船中泊が多い、設備の整った病院はなくへき地診療所で対応する、民宿は数が限られており体育館やテントなど冷房設備のない中での宿泊が主となる、など厳しい環境下での観測となります。こうしたことから申込みにあたり、安全確保のため制約を設けさせていただきます。

また、「ツアーの環境について」というところがなかなかすごい。膨大なので象徴的なのを一つ紹介すると、

3.島内の医療施設について 設備の整った病院はなく、へき地診療所での診療となります。観測の期間中は医師および看護師の確保を予定しておりますが、少人数体制での診療であり、ベッドも数台のみで十分な治療が受けられない場合もあり、薬も限られています。滞在中は休息・水分補給など、健康管理には十分お気をつけいただくとともに常用している薬はご持参ください。 また重病(症)の場合には、ヘリコプター等にて本土へ輸送されることも考えられますので、医師の指示に従ってください。

野戦病院なみの緊迫感を感じさせる。

生活環境もかなり厳しい。震災後の避難所のようだ。

・飲料水:「ペットボトルを1日5本お配りいたします。」
・入浴:仮設シャワーと温泉施設だが使用制限あり。石けんが使えない場合も。
・トイレ:仮設トイレ。くみ取りもあり。(くみ取ったものは処理が間に合うのかな?)・宿泊:民宿か学校体育館かテント。全て相部屋か雑魚寝。クーラーなどは期待できない。
・食事:食事業者(弁当屋?)が島外から提供。火を使ってはならないので自炊は不可。湯ももらえない場合もある。売店等もほとんどなく買い物はきわめて制限される。飲食店は当然ない。
・当然だが日用品や消耗品はほとんど手に入らない。電気もコンセントはもちろんのこと、電池も売っていない。

避難所並みと言ったが、火を使えないのはそれよりきついかもしれない。とにかく蒸し暑くて虫が多くて雨風もあったりのなかで、お湯も作れないのはなかなか大変じゃなかろうか。汚れ物の洗濯なども気になる。

というわけで、基本的に、無人島で1週間キャンプする(ただし火は使えない)ツアーと同等だと思えば差し支えないだろう。天文ファンってこんなタフなアウトドアと両立してたりするのかな。

こんな感じでお金を使う場面はあまりなさそうなのだが、「地元の自治会等が飲み物や記念グッズ等の販売を予定」していたり、「現地(島)では、島民手作りの土産品、島内でのオプショナルツアーなどで現金が必要なケースもございます」とのこと。何かゆんゆんするものを感じてしまうのだが…。

もともとこぢんまりと暮らしていた島に、突如大挙して人が押し寄せるというわけで、一体どんなことになるのか、ひょっとしたらそれだけでも見に行く価値があるかもしれない。…っていつの間にか皆既日食から目的がずれてるけど。逆に考えると、離島という環境がいかに厳しい状況に置かれているかが伺えるとも言える。鹿児島や長崎などでは離島振興が大きな課題ではあるのだけれど、いかにそれが難しいことかと思わされる。

* * * * * * * * *

あと、このサイトで面白いなあと思ったのが悪石島の紹介

周囲を断崖絶壁に囲まれた悪石島は、仮面神ボゼに象徴される神々の島です。仮面神ボゼに象徴されるだけでなく、島内各所に神々がまつられ、島民は日々の平穏への祈りを捧げます。

どうもこの文章の雰囲気が、昔懐かしい南洋の秘境探検を思わせて味がある。宝島についてはこんな一節もある。

その名のとおり、昔イギリスの海賊、キャプテンキッドが財宝を隠したという言い伝えがあり、財宝を隠したという鍾乳洞もあります。実際に国内外から多くの探検家や賞金稼ぎが訪れたといわれ、歴史的にみても、宝物というというネーミングにふさわしいロマン溢れる海です。

これらの文章はいずれも十島村のサイトと同じなのだけども。

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2009/01/15

夜遅くまでやっている鹿児島市内の温泉

備忘録。通いやすいところで。
注意:ウェブ検索で発見したものを抜粋しているだけなので、最新の状況と異なる可能性あり。

一本桜温泉センター 鹿児島市紫原6-1-18  099-250-2615
入浴料360円 家族湯あり(1h 1,500円 ジャグジー付きは2,000円)桜処(食事)17:00〜23:00 (月曜定休)

かごっま温泉 鹿児島市易居町3-28 099-226-2688 入浴料360円 10:00〜翌1:00 定休日毎月15日

花野温泉(けのおんせん) たぬき湯 鹿児島市伊敷町4457 099-229-2607 入浴料330円 6時から24時まで年中無休

みどり温泉 鹿児島県鹿児島市岡之原町130 5:30~24:00 \330 099-243-5600

太陽ヘルスセンター 鹿児島県鹿児島市武3-6-5 4:00~2:00 \330 099-255-1126

出所
http://www.kagoshima-kankou.com/tabi/2008/02/post_39.html
http://www.spa-yuyu.net/spa/kagoshima-spa.htm

なかなか面白くて役立つページ
http://awl.chat-jp.com/Spa/00_SPA_List/40kagoshima_list.html

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2005/04/21

行ってみたい…とは言い切れないところ

05/04/21(木), 21:40:39

歴史公園ワープステーション江戸(茨城県伊奈町)

同僚に聞いたところでは、かなりイタいテーマパークらしい。

本日現在、上記公式ホームページでは、文字通り表紙しかなく、所在地や営業時間等、一切わからない。情報提供を拒まれているような気持ちさえする。

こういうときはグーグル様のお力をお借りして検索をかける。すると過去のページの残骸が見つかったりする。

残骸とおぼしきホームページ
過去のイベント情報
交通アクセス(どこからもリンクなし。どうなってるの?)

結局、営業時間や入場料の情報はなし。全然別のところから情報を確保。

大江戸コスプレ博 in ワープステーション江戸
中の写真がたくさんある。建物の造作自体はわりと見られるじゃん、という感じ。それにしても閑散としている…。

「ワープステーション江戸」レポート(空間通信)
「空間施設に関わるリーダーのための運営とコミュニケーションのWeb専門誌」を標榜する「空間通信」の取材レポート。ここで初めて入場料とか営業時間とかがわかった。
ここは2000年4月オープンだったそうで、その数ヶ月後の夏の取材のようだ。結構詳細なレポートで、参考になる。直接的な評価はないものの、ビミョーな表現が楽しい。
施設設立の経緯が「マルチメディアと自然を調和させた新しいまちづくりを実現させる」メディアパークシティ事業という県の第1期事業だったことや、営業主体の「株式会社メディアパークつくば」が、かなり怪しい雰囲気を漂わせた会社(だった)らしいこと、それがわずか2年ほどで破綻して(させて?)、しかも民事再生法で処理するという手口を使ったことなど、県や地元、NHKに大手企業が絡んだ結構香ばしい案件らしいことがよくわかる。
この当時からかなりイタい運営だったらしいこともわかる。まあ施設運営の収益とか地域活性化とかが関係主体の目的関数には入ってなさそうなことは上記から自明なのだけれど。
それと、設定価格が高すぎ。大人1400円、小人700円、しかも中の施設は別途有料。

茨城県伊奈町ホームページ
「ワープステーションイベント情報」というのがあって、どうやらまだ何とかし(てるというポーズをとり)たいらしい。ここで今年度から「営業時間・入場料金等」が変わったことを知る。入場料金:大人1400円⇒500円、小人700円⇒300円 だそうだ。やっと下がった。つーか、やっぱり営業時間はわからないんですけど。

ちなみに、伊奈町は隣の谷和原村と合併して「つくばみらい市」になるんだそうだ。南セントレア市とタメを張れる発想だ。それにしても、地方行政官のセンスって、なんでこんなにことごとくダメダメなんだ?

で、「メディアパークつくば」でぐぐってみたら、色々な情報が出てきた。全部に目を通せないし紹介も無理だが、

潮来出身「海老沢会長」と「茨城県」の深い関係(サンデー毎日)
「テーマパークを柱に先端都市を造る計画」(バカ?)が90年代に出てきて、「94年に映像未来都市事業化推進協議会が発足」して、どうやら県がNHKとつるんで「メディアパーク」構想を作り、そのプロセスでNHKが一儲けしたらしいことがわかる。

・日経ビジネスの2002年09月09日号に「敗軍の将、兵を語る 誰も知らなかったテーマパーク▼助川幹夫氏[メディアパークつくば専務]」という興味深い記事があるらしい。

メディアパークつくば、2千万円に減資(常陽新聞2004年6月4日)
資本金をなんと31億1千万円から一気に2000万円に減資との報道。2002年に再生法で債権者者は泣きを見ているわけだが、上記サンデー毎日の報道、空間通信のレポートと合わせると、民間出資者のほとんどが損金処理したのではないかと思われるが…?しかし誰の生首も飛ばなかったのかな。
なお、ワープステーション江戸はメディアパークつくばから県開発公社に売却されていたらしい。下記毎日放送のページによると、2億円あまりで購入したことになっているそうだ。

記事からワープステーション江戸の入場者数を考えると、01年度に16万5千人、02年度に9万4千人、03年度に6万6千人だそうだ。だが、他のサイトなどの記述を見ると、とにかく人がいないそうで、「本当?」という気がする。パリーグの観客数と同じようなからくりがあるんじゃないかとか勘ぐりたくなる。
ちなみに、上記「空間通信」によれば、当初計画では40万人~45万人でペイという構想だったらしい。こんな計画で事業化へ走ったとは驚く他はない。
なお、記事では2000年度、つまり開園当初から運営は日光江戸村を運営している大新東グループに委託されてるとのことだが、下記の記述とは食い違いがある。

ニッポンの現場 テーマパーク再建請負人(サタモニ11/30放送分)(毎日放送)
大新東グループの日光江戸村で支配人に相当する城代家老を務めていた大久保亘さん47歳が所長となって立て直しに奮闘する様子を描いた放送らしい。
ここの記述では、大新東グループはメディアパークつくばの破綻後に運営を委託されたとある。
「人間としてお客様にいかに触れ合うか。そこでお客様にいかに感動を持ってお帰りいただくか。そういう人間の力によってお客様に満足を提供していきたい」
という所長の言葉はメディアパーク事業の直接的な批判になっている。

取材後記によると、県開発公社は「過去の経緯に触れるなら取材は断わる」と言ったらしい。すばらしすぎると言えよう。

なお、このページでは、「歌謡ショー」や「手作りの遊具」、「地元で採れた新鮮な野菜の直売」が改革のための新機軸として紹介されているが、冒頭に述べた同僚は、これらに強烈なネガティブインパクトを受けたらしい。同様の記述が上記サンデー毎日の記事にもある。

本誌記者が訪れた9月1日も、平日とはいえ、午前中の入場者はわずか4人。夫婦で来ていた近くに住む男性(49)が語る。

「初めて来たけど、客が誰もいない。歌と踊りのショーを見ましたが、妻と2人きりではとても楽しめない。来るのは一度で十分です」


知事定例記者会見における発言要旨(平成17年2月3日 茨城県)
今もメディアパークつくばとワープステーション江戸が県政をひきずっていることがわかる。
メディアパークつくば事業は、結局第1期のワープステーション江戸破綻以降、凍結されているようだ。当たり前とはいえ、人ごとながらほっとする。


なんだか恐ろしく長い記事になってしまったが、要するに、ワープステーション江戸、探偵ナイトスクープ的に言えば「秘境」的味わいで楽しめそうなのだが、でもこれだけ調べたら、もうおなかいっぱいだ、ということだ。

●さらに追記。
メディアパークつくば専務だった助川幹夫氏でぐぐってみたら、おおむね次のことがわかった。

助川幹夫氏
昭和22年生まれ。明治大学法学部卒業後同庁入庁。ミュージアムパーク茨城県自然博物館、福祉部障害福祉課、生活環境部生活文化課、企画部企画監を経て平成15年より教育庁生涯学習課課長。

企画部企画監の時に専務を兼任していたのだと思われる。

1996.8? 自然博物館企画課長

2002年まで メディアパークつくば専務
2002年 財団法人 茨城県国際交流協会評議員
http://www.ia-ibaraki.or.jp/ja/iia/hyougi.htm

茨城県 教育庁参事(自然博物館副館長兼務)(年代不明。県教育委員会サイトによる。更新されていないのか?自然博物館サイトでは副館長名が異なっている)

宮城県の社労士に同姓同名があり。
http://www.sharo-miyagi.com/htmls/meibo/meibo_izumiku.html

2004/06/29時点では茨城県教育庁生涯学習課課長
http://www.asahi-kyoiku.net/interview/back_006.html

なお、常陽新聞ニュースに
第3セクター「メディアパーク」破たん(2002年7月26日付)
メディアパークつくばで債権者説明会(2002年7月30日付)
という2本の記事がある。

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2005/04/06

航空科学博物館

世界最大の飛行機模型シミュレーター(Yahoo!ニュース)

実物とほぼ同様のコックピットで操縦すると、展示してあるボーイング747―400型機の8分の1スケールの模型が動くというものらしいです。千葉県芝山町(成田空港近く)の航空科学博物館にできたんだとか。

NHKラジオでも紹介されて、その話によれば、「操縦」に時間がかかるので、1日30人の予約制だとか。

航空科学博物館
今、サイトをチェックしようとしたらアクセスできず。多分、皆さん一斉にアクセスしてるんだと思います。

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